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文筆を生業にしてきただけあって読みやすい文章。
僧侶になろうとした時・なった後の実体験を主軸に書かれているので、僧侶になると思う時の疑問点の多くに触れているのではないだろうか。
ただ、その苦労や読経の感じはやってみないとやはり分からないだろう。あまり期待せずちょっと読んでみるくらい、で読んだのがよかった。
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目次 はじめに
第1章 「人生を二度生きる」ための選択肢
人生は「二毛作」で生きる もう人に頭は下げたくない
現役時代の延長線上に「新天地」はない
「人に頭を下げてもらえる仕事」のよろこび
「心のセーフティネット」としての仏門
第2章 六十代から始めよう
「どう生きるか」から「なぜ生きるか」へ――人生観の転換期
なぜ仏道を学ぶことで寛容になれるのか
「自分の過去」が変わるとき 「欲の片棒」は担がないという生き方 六十代は僧侶になるのに最適の年代
キャリアを積む時間が短くてもいい理由
家族には「再就職」だと言おう
第3章 ゼロから僧侶になる方法~私の場合
宗派をどう選ぶか 間口の広さで選べば浄土真宗
得度への道は「急がば回れ」――通信教育がお勧めな理由
「所属寺」はどうやって探せばいいか
受験勉強を楽しみながら乗りきる工夫
「お経を覚える」ときの秘策 不安は「なりきる」ことで消える
正座は「どうやっても痺れるもの」
最後の関門「得度習礼」は何とかなるもの
内容説明
六十代は僧侶になるのに最適の年代! 経験なし、ツテなしで僧侶になる方法を、自身も本業のかたわら僧籍を取得し、「兼業僧侶」として活動する著者がわかりやすく紹介。仏教についての基礎知識や日本のお寺・お坊さん業界の裏話もまじえ、充実感に満ちた「仏の道」の歩き方を教えます。
■ 豊かな人生経験を生かし、充実した「第二の人生」を送りたい!■「人生の終着駅」を見定めながら、人の役に立つ仕事がしたい!そんな方におすすめの本です。
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具体的に書いてあり、わかりやすい。一点、所属寺を決めること(住職にハンコをもらう)が一般人には最大の難関であるように見える。ただ、その部分が熱意で何とかなると簡単に済まされているところが疑問。裏には多額の寄付、その他が必要なのではないかと穿ってしまう。