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小説版の第1巻よりもさらに前のお話。
銀座の文壇バー・ルパンで撮影された太宰治、織田作之助、坂口安吾の写真からインスパイアされたという物語です。
現代の横浜を舞台にしていながら、どこかノスタルジックな雰囲気漂わせる、かっこよく、でもとても切ないハードボイルドとなっておりました。
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織田作さんのおはなし
2期でやりそうだなコレ
芥川パイセンはこのときからもう太宰さんオンリーの承認欲求凄すぎだしポートマフィアがてんやわんやしてるときに社長は乱歩さんに探偵道具あげてのほほんとしてたのか……と思うとなんか……なんかな……
あと種田さんとか夏目さん気になりますね
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ジィドの暴力的行為が自分勝手過ぎて……織田作の不幸が辛い。
文ストは「文豪を擬人化」した作品なのでご本尊とか本家作品とかけ離れていても仕様がないと思っていましたが、首領の託宣文、『舞姫』の文章表現がちょくちょく入っていて、ニヤリとしました。
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生徒から借りて読んでみた。
内容が入ってこない!やはり中高生向けなのか、会話で成立されているので、とっても読みにくかった。マンガのほうで読んだ本が面白かったりするのでは?とか思った。
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あの太宰さんが“友達”と呼ぶ二人。
きっと三人で写った写真を、今でも大切にしているんだろうなと思います。
織田作すごくかっこいい。
安吾もつらかったんじゃないかな、本当は一番。
漫画でちらっと出たの見つけたとき、また泣きそうになった。
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文庫版2巻目は太宰が武装探偵社にいる前、ポートマフィアの幹部だった頃の出来事を書いた話。結果的にこの事件で織田作が死んだことがきっかけで武装探偵社に入るという流れになるのは理解できた。でも、織田作優し過ぎるなあ。コミックがどんな話なのか気になってきたのでこちらも機会があればチェックしてみたいと思う。
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面白かったです。太宰さんのポートマフィア時代のお話。織田作さんの突っ込まない性格もいいです。僕くんは昔から太宰さん大好きだったのだな…実際は、太宰治の方が芥川竜之介を好きだったらしいですが。織田作さんとジイドが到達した、異能力の特異点が興味深かったです。これを経て、太宰さんは武装探偵社へ。。過去のお話も面白いです。
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(内容)
異能を使い暗躍する兇悪な地下組織、ポートマフィア。その幹部・太宰治と下級構成員の織田作、情報員の坂口安吾は立場の違いを超えた仲だった。だがある日、安吾が突如失踪。首領・森鴎外から捜索を命じられた織田作は、太宰と協力して調査を開始するが、安吾のスパイ疑惑が浮上する。さらにミミックなる犯罪組織が攻撃を仕掛けてきて…!?太宰がマフィアと訣別した理由が遂に明らかに!熱き男たちの異能対決第2弾!!
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本編の前日譚に当たる話。
当時の太宰にとっては安吾と織田作だけが立場も年齢も関係なく唯一心を許せる相手だったのだと思う。
もしも彼が今も生きていたのならば、彼らはどうなっていたのだろうか。
太宰は探偵社に入ることもなく、安吾がいなくなったとしても織田作と二人で酒を飲み交わしていたのだろうか。
安吾が史実の人と似ている(個人的な意見)。
織田作の食べていたカレーを食べてみたい。
三人とも有能すぎる。
そういえば今、太宰は生きる理由を見つけることができたのだろうか?
久しぶりにReason Livingを聴きたくなった。
とある殺人鬼が足を洗った理由が書いてあるいう三部作の夏目漱石の本とは何なのだろうか。
多分、イギリスの文豪が多く所属していると思われる時計塔の騎士団出てきてほしい。
織田作がとてもかっこよかった。
こういう前日譚は好き。
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物語自体の発想は悪くないのに、完全にラノベなのがちょっと残念。確かにアニメ化してそれなりの声優さんつけたら人気はでるんだろうなぁという感じ。
アニメ見て、はまった人が読んだら高評価なのではないかと思います。(私見てないけど)
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アニメ観た。織田作は好きだけど安吾がね…。暗い話を小説化するとますます暗い。太宰がふざけてる話の方が好き。
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面白かったです!
前作も言葉のやり取りなんかが面白かったんだけど、今回は物語自体が面白かったです。
クスッと笑えたり、切なくなったり…
はじめから終わりまで色んな感情が走りますが、織田作の存在の大きさを感じるお話でした。
これを読んでからまた、漫画を読むと、一層面白いかも知れませんね。
ということで、また読んでみようと思います♪
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小説版第2弾。ポートマフィア時代の太宰の話。
下級構成員の織田作の視点で、友人の坂口安吾失踪から端を発した事件が描かれる。マフィア時代の太宰はけっこうシリアスで、脱退の理由もまともだったのでちょっと驚いた。
異能の使い方は前巻の方が面白かったかも。
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読み始めたときは、織田作があんな最後を迎えるなんて想像しなかった。
あとがきに書かれていたが、実際の太宰、坂口、織田が写った写真をもとに、ストーリーを膨らませたというのもいい。
太宰は意外と人間味があるなと思った
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コミックでは語られない、サイドストーリー。
織田作が主人公という書かれ方での太宰のマフィア時代の話。
同じポートマフィアに属する織田作之助と坂口安吾との奇妙な友情を軸に、ドラマが展開します。
マフィア構成員だからといって、常軌を逸した考えを持つわけでなく、知的なやりとりを楽しむ彼ら。
緊張の強いる仕事をこなす中での息抜きだった、3人でバーで語らう時間。
その関係がもう戻らないものとなるまで。
三人とも、マフィアに属していながら、まったくガツガツしていません。
昇級に興味がなく、それぞれにどこか冷静に距離を置いているところが共通項。
人は死んだら終わりではない、しっかりとその遺志が引き継がれていく、というもの。
実在した三人の作家が、銀座のバー「ルパン」で飲んだ時に撮った写真は有名ですが、そのエピソードをもとにして、こうした物語を生み出す創作力。
太宰がマフィアを抜けて武装探偵社に入った遠因が、夏目漱石の小説だったというのが、まさに「文豪」たちをキャラクターにしているこの作品ならではだと思います。
創作上のキャラクターが、それぞれしっかりとキャラ立ちしているからこその、発展的な展開を楽しみました。