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アーティストやクリエイティブな人がなにした、トレンドを作り上げたというのは、読んでてイライラする。もともと日本人がやっていた生活じゃないかという気がする。
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自分の手の届く範囲で自分にしか作れないものを作ること、そうすることで自分の居場所を作ること。何かをコピーしたり、揺るぎない大きな物語を信じるのではない在り方。一人一人がこうした在り方を持っていくことは、分散的で民主的な社会につながりそう。実際につくるまでのハードルを下げることが大事に思える
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「食べ物が安かったら誰かがどこかで損をしている」と言われてどう感じるでしょうか?
もしかすると、「別に自分は損してないしどうでもいい」と感じる人が居るかも知れません。また、「可哀想だとは思うけど、それが資本主義なんだから仕方ない」と感じる人も居るかもしれません。でも、その損をしている人が自分の身近に居る人だったらどう感じますか??
…みたいな説教くさい話は一切書いてなくて、ただただ、「お金があれば誰でも手に入れられるようなものを持つことはちょっとダサいよね」「そんなストイックにはやれないけど、テクノロジー革命の恩恵はしっかり受けつつ無理の無い範囲で自分らしさを見つけていきたいよね」「全部の持ち物をそうする事は難しいかも知れないけど、作り手の思いが伝わるものってやっぱり良いよね」みたいな感じの、アメリカ人の変わりつつある価値観について書かれた本。
やっぱりお金が無い時は価格の安いものに目がいってしまいがちだしそれはそれで仕方ないと思います。そして多分、僕自身もオーガニックやフェアトレード系の商品しか置いていないお店でしか買い物しないとかそういった極端な事はする気も無いです^^;。世の中を変えてやるとかそういった大それた事は考えていませんし、ひょっとするとただの自己満足なのかもしれませんが、無理の無い範囲で自分の身の回りの小さなところから自分がちょっと良いなと感じる行動をしていきたいと思いました☆また、それが目的になってしまうとおかしな事になりそうですが、そうする事で結果的に自分と同じ価値観を持った人たちが少しずつ自分の周りに増えていくとより良いな♪
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アメリカ人は、バカでデブで、大量生産大量消費の筆頭だ、と思っていた。本書の冒頭にもそういう話が出てくるし、著者自身もそのように思っていたそうだ。
しかし、ハリケーンやらサブプライム危機やら、いろいろな問題を経て、アメリカは変わってきているのだという。それをひと言で表すと、「ヒップ」。ヒップスター、というのは侮蔑的に使われたりもする言葉であるようだけど、それでもヒップ以外にアメリカのこの状態を表す言葉がないようだ。
大きなシステムに動かされていた生活を、自分が自分のボスになってコントロールするのだ、というのがヒップな考え方。そうした事例が次々に出てくる。
紹介されているヒップスターの「スペック」は、なんだか自分のことを言われているような、という部分が多々あった。僕もヒップなところがあるかもしれないが、革命は起こせていない。
アメリカでの動きが、どのぐらいの大きさになっているのか、どうにも想像力が働かなかったけれど、私と公がうまいこと混ざっているような感じを受けて、割と気分がよくなりましたよ。
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hip hipster 珈琲を飲むにも、買い物するにも、スターバックスやウォルマートのような大手チェーン店や量販店は避け、地元の個人経営の店を好み、健康志向で、添加物や保存料が入った食料を嫌う。服装も、大量生産された商品でなく、古着や個人経営のブランドの商品を好む。ネルシャツ、ヴィンテージ風味の鼈甲縁のメガネ、タトゥー、コンバースまたはバンズのスニーカー。ヘアスタイルは床屋カットが優勢。電話はiPhone、コンピュータは必ずMac、テクノロジーの恩恵は享受しながら、アウトドア、ガーデニングが好き。政治や社会への関心が強く、圧倒的にリベラル寄り。自己表現の一環として音楽やアートを嗜み、価値観は主流に与する事なく自分のものを持っているが、パンクやヒッピーと言ったかつてのカウンターカルチャーの旗手とは違い、主流と共存しながら自分の商売や表現を通じて自己の価値観を主張している。文化の嗜好に於いて先鋭的なセンス、主流に対する対抗的、アウトサイダー的要素を持つ。それが「ヒップ」な人。