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事件を別のアプローチでサポートする犯罪被害者支援課の話。
テンポよく面白かったが、ここまで被害者よりになるのも……と不安になるな。被害者になったことがないからわからんが。
結果的に事件を起こされちゃうし。
少し読み終わったあとの納得感が薄かった。
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警察にこんな課があることを知らなかったけれど、読むほどにこれも重要な仕事だと思った。ただ主人公の人柄がぐじぐじしていて、その辺りがあんまり好印象ではなかった。
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警察庁犯罪被害者支援課。被害者やその家族の心のケアを行う。警察の中にそんな仕事があったなんて初めて知りました。支援課の仕事が詳しく描かれていて、お仕事小説って感じでした。しかし、ラストはもやもやが残ります。
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車の事故で子供や大人6人が巻き込まれた
しかもそれはただの事故じゃない
殺人だとしたら
事件に巻き込まれた被害者の気持ちはどこに持っていけばいいのか…
加害者の人権ばかりが保護されている。
犯人を憎む気持ちは分かる
どうしたらよいのだろう
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【書下ろし】私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。だが、私だからこそしなければならない仕事――。月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。〈文庫書下ろし〉
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小説にするには動機が
弱すぎるのでは。。。
被害者支援とは目の付け所はいいのだが、
もう一つ強い何かがあればよかった。
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長編のわりには読みやすくてさらっと読めた。
ミステリーの中でも犯罪被害者に焦点をあてた小説ってかんじなのかな。
主人公の過去が今の支援員って仕事を支えてるっていうのはわかったのだけどもうちょっと過去の描写があってもいいかな。
罪を憎んで人を憎まずとはよく言うけれどやっぱり難しいことなんだろうと思いました。
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読了。堂場瞬一、『壊れる心』
読み終わるまで少しかかりました。他に楽しいことができたので、なかなか進みませんでした。
今回は、警視庁、犯罪被害者支援課の村野警部補が主人公です。支援課の仕事は、犯罪被害者のメンタルケアが主な仕事、
村野は、以前、交通事故に逢い、一緒にいた恋人とともに怪我を負い、犯罪被害者となっていた。
恋人は現在、被害者支援センターでカウンセリングを担当している。
ある日、小学校の通学の列に自動車が突っ込み、小学生を含む5人が死亡する死亡轢き逃げ事故が起きた。
村野は若手の女性職員とともに事故で妊娠中の妻を亡くした大住の支援に当たるが、事故ではなく殺人事件の可能性が出てくる。
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さまざまな切り口を案出する。その挑戦の連続に敬意。
違った決着はあろう。しかし、決してそぐわないものではなかった。
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新しく読んだシリーズ。
犯罪被害者支援課という組織が本当に存在するのかは知りませんが、被害者の人権に対する配慮が欠けている現代社会の中では必要だと思う。
警察官をあくまで1人の人間として内面を描くのが得意な堂場氏らしいテーマなので、期待を裏切らない仕上がりであるものの、事件の展開はやや強引過ぎるかな。
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「警察小説史上、最も読者に近いところにある物語」との文庫本帯の惹句につられ読み始め。
警視庁犯罪被害者支援課というのは、どうやら著者のオリジナルらしい(犯罪被害者支援室というのはあるようだ)。しかし、恰も実在するかのようなリアリティーのある警察小説。
著者の小説は、センテンスが短く、小気味よい描写力があって、読みやすいのが特徴といえるか。
作中の、「『犯罪被害者支援基本三か条』1.常に自分のことと考えて被害者に接する2.過剰な思い入れを排する3.時には沈黙を選ぶ」は、一般の対人関係にも応用ができそう。
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邪心を先に買ってしまったので、急遽古本屋で見つけて購入。
犯罪被害者支援課の村野が主人公。
他のシリーズ同様、過去にとある事件に巻き込まれ、心にも体にも傷を負っている。
小学校の通学時に車が突っ込み、死者6名を出した事故。
ひき逃げかと思われたが、犯人は自分の足で逃走、事故かと思われたアクシデントも実は事件だった?!
そうなると被害者の悲しみや怒りの矛先も犯人や警察に向けられてくる。
今回も堂場ワールド全開!
被害者の立場まで掘り下げられるなんて、堂場さんは本当にすごい。
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201601/被害者支援課という設定もユニークで面白かったけど、警察モノとしては事件展開は物足りないカンジ。そして登場人物達が好きになれない…。
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犯罪被害者支援課に焦点を当てた堂場瞬一の新シリーズ第1弾。高層マンションが立ち並ぶ豊洲で朝、登校中の小学生3人を含む5人の死者を出したひき逃げ事件が発生。2年前に出た作品なんだけど、最近の歩行者などを犠牲とした事故が頻発している時に読むと、事件がとてもリアリティに感じる。事故を起こした運転者が逃亡を図ると言う展開なのだけど、今回は犯人探しではなく、あくまでも被害者支援の話。これまでの堂場作品とは違った目線で新鮮さもある。主人公の少し疲れた感じと自己犠牲感は他の作品の主人公と被るけど。物語は被害者家族が結託して、犯人に復讐すると言う展開になってしまうが、この先、村野たち、被害者支援課の人間がどのように人の心を救っていくのか、注目していきたいと思う。
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アンソロジーは読んだことあるかもだけど、初めて読む作家さん。文庫と「警視庁犯罪被害者支援課」というので借りてみた。何つーか、すっきりしない感じ。荒木が結局自殺したのも嫌だし、被害者軍団?が荒木の父親の会社に立てこもる、ってのが解せない。しかも爆破で荒木を殺そうとするなんて。犯人を殺したい、というのは分かるけど、みんなが協力するかな。まぁみんなとは書いてないけど。キャラクターもみんなあんまり好きになれない。ということで星3つ。でも続編も読んでみることに。