サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

闇を駆けた少女 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

まさに、ジェットコースターノヴェル。

2017/08/27 08:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

<サム・ドライデンシリーズ1>と書かれちゃってますが・・・続巻である『予言ラジオ』にはその表記がない(おまけに次が出るまで結構時間がたっている)。版元が期待したほど売れなかったのかな?

ある日、普段からなかなか寝付けないサム・ドライデンは突然、走りたいという衝動にかられ、家の近所をマラソンする。最近、そんなことが多く、過去のつらい記憶が彼をかきたてているようだった。しかしその日はいつもと違った。霧の立ち込める午前3時の遊歩道で、一人の少女と出会う。彼女はレイチェル、12歳。しかもここ2か月以前の記憶を一切失っていた。が、なによりも問題は、レイチェルを殺そうとする武装したプロの男たち6人が追ってきていることだった。サムはレイチェルの手を取り、揃って逃げることにする、という話。
実はサムは元特殊部隊出身で、その後も国の特殊任務をやっていた過去あり、というツワモノ。そんな人にたまたま出会って助けてもらえるなんてラッキー!、というかあまりにご都合主義じゃないか、な展開ですが、その<ご都合主義>もまた物語の必然性に組み込まれている。
内容はテクノスリラーというか・・・SFっぽくもあるのだけれど、世界の陰謀論者が飛びつきそうななかなかのリアルネタ(いかにもそういうことやってそう・・・的な)。
その分、荒唐無稽と紙一重ではあるんだけど、読み始めたら止まらないスピーディーな展開でそのあたりの疑問を深追いさせない。で、悪役かと思っていた人物が途中で立場を変えたり・・・といったグレーな人物像が物語に厚みをもたらす。
それでも、「結局、ご都合主義じゃね?」と言われても仕方がないところもありますが・・・根本に勧善懲悪があるというのは読んでいて気分が悪くはならないし、サム36歳とレイチェル12歳の間に生まれる絆(ちょっと疑似家族的な)ものに胸を熱くさせられます。
500ページ弱ですが、結構あっという間に読んでしまいました。
・・・やべぇ、また新しいシリーズに手を出しちゃった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。