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具体的な解決策があまり提示されてない気がする。
ちゃんと調べたり確認したりせず、具体的な根拠がない話もちらほら…。
例えば本田圭佑が文集に書いたのはミランの10番ではなくセリエAの10番なのだが、こんなちょっと調べればすぐ確認とれる話ですらミランの10番を背負うという目標を書いていたそうですと事実確認をせず伝聞で書いてしまっている。
最近ケントギルバートの本とかでひたすら出処を提示してるのを読んでたからか、気になってしまった。
特に目からウロコも落ちなかったので途中で読むのをやめた。
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⭐️フランスのバカロレア(baccalaureate)
フランスの全国統一国家試験
記憶力以外を試す入試
⭐️江戸時代 努力は粋でない
遊びが粋である
⭐️箸をうまく持つのは 品が良い事
⭐️意志力は夢を叶える原動力
⭐️MAO(モノアミン酸化酵素)
ドーパミンやセロトニンなどの脳内で働いている神経伝達物質 モノアミンと呼ばれる物質を分解する酵素
⭐️
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努力は信仰しないタイプなので、真新しい内容というよりは共感することが多かった。
無駄な努力の怖さの警鐘本。
我慢を重ね努力し続けることが美談のように語られるが、その先には何もなく後悔と憎悪を生む危険性すらある。
自分の特性を見極め、得意なこと好きなことを伸ばすことがいかに大切か、人生に大切なのは楽しむこと自分を幸せにしてあげることと説いている。
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努力すればいつかは報われる、結果が出なかったのは努力が足りなかったからだ、今まで多くのシーンでこの言葉を聞いてきましたし、そうだと思って頑張っていた時代を懐かしく思いながら、この本を手に取りました。
タイトルだけ見ると誤解してしまいますが、最後までこの本を読んで私が著者から得たメッセージは、「時間をあることに費やすのであれば結果に対して効率的な努力をしないと、無駄になる、空回りしているのであればそれを客観的に見て、結果を得たいのであれば修正し続けるべき」という、冷徹なものでしたが、その通りだと思いました。
このような思いにもっと若いときに達していれば、私の人生も変わっていたかもしれませんが、昔に戻っても、その時の環境ではやはり同じ判断をしてしまうと思いました。私の同級生がそのときに違う判断ができたとすれば、それは「遺伝」によりものが大きいと感じました。それ以外には、環境があるようですが、遺伝が占める割合は大きいようですね。
本の表紙に書かれているとおり、この本には禁断の領域が書かれていると思いますが、真実のことのように私は理解しましたので、良い本に出合えたと思いました。
以下は気になったポイントです。
・努力を苦痛と感じないなら問題ない、見返りを期待して楽しくもないのに苦痛に伴う努力を重ね、恨みをため込むくらいなら、やめたほうがいい、というのが明石さんまのアドバイスの趣旨である(p4)
・全力を出し切ると身体へのダメージが大きい、少し遊びを残しておくのでないと、回復に時間がかかりすぎる(p18)
・適切な努力をした人は、やった分だけ、自分の持っている可能性の最大限まで力が出せる身体に近づく、これが「努力が報われる」ということ(p20)
・才能は遺伝的に決まっている、つまり、「努力は報われる」は嘘になる(p21)
・エジソンの有名な言葉(1%のひらめきと99%の努力)は、99%努力しても1%のひらめきがなければ無駄、ということを言いたかった(p22)
・日本の受験制度で行われている試験問題は、ほとんどが記憶力で解ける。一見考えさせる問題も、パターン学習を重ねることで解けるようになる、つまり開放パターンをどれだけ記憶するかで勝負がつく(p23)
・受験のために必要な能力のうち、記憶力以外の部分、論理的な考え方をする力、学習しやすい環境を整える能力は意外と後々まで伸びる(p25)
・成功本には、偶然の要因について、努力を重視した成功譚をつくろうとするあまりに、軽視されて語られないことが多い(p31)
・無駄な努力のケースとして、1)努力していると思っているのは自分だけ、2)努力の方向が間違っている(p34)
・報われる努力の方法とは、目的を達成するための戦略をたてる、そして、一つ一つ処理していくこと。真の努力とは本来、成果を出すために必要な、1)目的を設定、2)戦略を立てる、3)実行するの3段階のプロセスを踏むこと(p41、42)
・目的に合���た適切な戦略を立てられない時点で負けである(p44)
・「がんばる」というのは、自分を冷静に見つめる目を失わせるもの、努力そのものが楽しくなってしまうと、他のことが考えられなくなる傾向がある、努力中毒にならないためには、自分は今、どういう状態なのかをメタ的な視点でのぞくこと(p55、59)
・遊びは文字通り、脳の栄養源、ヒトは努力よりずっと遊びが必要な生き物である(p76)
・ニートたちの持つ本質的な価値は、近視眼的な「儲かるかどうか」ではなく、「楽しいかどうか」で決める、野蛮というのは「役に立つ」「儲かる」ということ(p82、85)
・アメリカで階級間の移動ができるのは、約4%と言われている。学校の50人クラスで二人という水準(p107)
・発想が貧困な人こそ、学歴や血筋、親の財産が必要である(p115)
・みんなが殺到している分野ではなく、自分にしかできないことを知恵を絞って見つけ出したら、と発想を転換してみる。自分の見ている世界以外にも世界があるはずだという広い視野を持ってチャレンジする(p123)
・適切なストレスがかかることが、人の力を最大限に引き出す(p124)
・自分の人生における評価軸の設定は完全に任意であるので、自分に向いているという道を選んで生きていくのは、とても賢い方法である(p162)
・才能があるかないかというのは、自分が持っている適性を知って、自分の評価軸を確立できているかということに尽きる(p163)
・意志力とは、目的・目標のためにタスクを地道にこなす、あるいはそのために自制したり我慢したりする力のこと。戦略に基づいた努力をするには必要不可欠な要素である(p185)
・数か月先、数年先のことを考えて、スケジュール表をつくり、必要なタスクをこなすのは人間にしかできない(p186)
・本を読むことは、歴史上の人物だったりして会うことができないような人の思考も、自分の中に、その人物の思考回路をつくることができる(p201)
・手っ取り早く自分を変えたいと思ったら、理想とする人物の振る舞いを、徹底的に細部にまで真似していくのが一番の近道(p202)
・長く続く組織にしていきたいという場合には、組織の長個人だけが突出した能力を持つよりも、周りの人を動かすことを心がけるほうが効果的(p214)
・人生最後の時に口にする後悔で多いものは、「あんなに一生懸命働かなくてもよかった」、「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」である(p222)
2017年5月28日作成
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遊びはプラスの概念であり高尚で粋なものであった♪(^o^)人生を楽しくするための努力をする!!いつか成功できる、というのはくだらない幻想!!\(^o^)/
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「いつか成功できる、などというのはくだらない幻想です。」まぁ東大医学系のドクターまで出てる人が言ってもね。無駄な努力があるのは認めるが、楽しい事だけして生けていけないのもまた事実でしょう。
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書かれていることは至極ごもっとも。日本人は「努力すれば何でもできる」という言葉への信仰が強すぎると思う。なんの根拠もなく願望に過ぎないのに。きちんと制約条件を直視したうえで、できることを考えることが重要。
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[図書館]
読了:2017/8/17
努力中毒を否定しているわけだが、その先どこへ行けばいいのかがいまいち理解しきれなかった。
p. 132 努力が報われないのは決して社会の構造のせいではない、今ある構造を壊すのではなく利用する工夫をすべきだと述べてきました。
→これ、「脳・戦争・ナショナリズム」の二人に言ってあげれば?
p. 156 子どもを持たない人々が、子どもを持つ人々のことを「勝ち組」と思い、自分たちのことを「負け組」と感じている限り、これは続きます。
p. 201 ミラーニューロンの働きにより、本を読むと実際にその人の思考や体験を自分の脳の中に作ることができる。
日本人に不安な人が多いのは、セロトニントランスポーターが少なく、セロトニンを分解するMAO-Aの活性がたかい人が多いから。
先のことを不安におもう人は努力中毒になりやすい。
p. 227 女性がマタニティマークをつけていると攻撃の対象となるから危険だと言われ、つけないことをすすめる助産師さんさえいるといいます。
こんな種は、生物として狂っています。次世代を育む行動が妨害されれば、その集団はいずれ滅びる。
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スタート、タイトルこそはカッコいい
しかし、中身は妄想と独断偏見のオンパレード
気持ち良く成功本を読んできた層には満足か…
素直に本を読まない熟練者以外にはオススメには程遠い…
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脳科学者の視点から、「無駄な努力」「頑張りすぎていしまう原因」をわかりやすく解説。日本人は不安を感じる力が高く、努力し続けてしまうらしい。現代は多様化しているし、作者によれば、日本はそこまで格差社会ではないようだし、力を抜いて生きるのもいいかと思う。
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値打ちがある努力の仕方
1.目標を設定する
2.戦略を立てる
3.実行する
優秀な存在が疎んじられるのは集団生活では必要な心理である。集団で抜きん出た存在は独り勝ちする可能性が高く、他の人間に対する利益を脅かすから。
エジソン「99%の汗と1%のひらめき」
1%のひらめきがなければ99%努力しても無駄という意味
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努力中毒。思い当たる節があります。行動、戦略、目的を冷静に定める必要ありますね。努よりもこちらが難しいかも。 もう少し毎日が楽しい、幸せ、と思って、淡々と微笑んで暮らしていくことが大事ということだと思いました。
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<メモ>
・自分のために努力していると思っていても、本当に自分がしたいことではなく周りや社会に流されていたり洗脳されているのではないか?と問い直す
・本来の遊びは高尚なもの
必要な部分以外にもリソースを割けるということが豊かであり洗練されている証拠
・「役に立たない」ニートや引きこもりが日本のリソースなのではないか
・何かを人のせいにしているときはまだまだ気づかないところに努力の余地がある
・構造がおかしいと思ったら、その構造を利用して儲ける方法を考える工夫を
・才能を伸ばすために、自分の適性を知って評価軸を臨機応変に変える
・短所が才能になりうる
・自分の才能は信頼できる周りに聞く
・意志力を鍛えるには?
理想の人の思考をまねする、本を読む
・真の努力は努力をしない努力
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「努力したら負け」なのは理解できたが、「どうしたら努力せずに勝てるか」というところまでのアプローチがなく残念。
続編に期待。
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無効な努力をしてもつらいだけ、といった主旨の本です。日本社会に蔓延する根性論のことを「努力」と呼んでしまうことが問題であるとし、課題解決に対して合理的なアプローチこそが正しい努力であると説明しています。無理に頑張っていることがすなわち努力という誤解がひとを不幸にしていると筆者は警鐘を鳴らしています。