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これは良い本だった。心に残った内容を備忘録としてメモ。
1000万人規模からは目撃体験が現れ、シンボル性の高いアイコンが作られる。また世の中にあるものを再定義したようなものが多い。一から作るよりは。社会的承認。
1億人レベルになると都会と田舎のライフスタイルの違いなどを考えてマーケティングを構造的に作らないと成功しない。
10億人レベルは、宗教や人間の真理に迫る根源的欲求、そしてみんなを排除しない寛容性と非言語で伝わるコミュニケーションが必要。歌とか絵とか。
どんな心が人を動かしているのか考える。使命感から同情心。連体感とか共犯意識。お祭り騒ぎからスケベ心。虚栄心、羨望感、ロマン。最後は同じでなければいけないという横並び心。習慣、信仰心、コミュニケーションの欲求。
コントロールとアンコントロールを8割2割でわける。商品と人のインサイトをブレンドした心の沸点を見極める。何を伝えればこの沸点に達するのか?価値のないものは増幅しない。
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情報過多時代の消費者を動かすためのマーケティングについて易しく語られた入門的著者。
題名はやや過激ですが、内容は"1日に4000近くの企業広告を受ける消費者を動かすなら、従来のようにテレビCMなどのマス広告だけでは不十分だ"という全うな内容を説いている。
施策を打つ前にターゲット層とその人数を見極めた上で、彼らの心にささるインサイトを踏まえたコンテンツを、最適なメディアミックスで伝えて行くことが大事。
マーケティングを担当する身としては日々しっかり意識していきたいポイント。
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「学び」
・コントロール可能なことと、アンコントローラブルなことがあることを認識する。“あきらめる”は“明める”であり、モノの理を整理した上で効果のある努力をする必要があるのでは。メディアに頼らないようにしなければ。
・本質的に変わらないことは目の前の一人を動かすために誠実であること。選択の主体が生活者に移った今、抽象的なイメージだけで動きを作れるほど甘くない。
「考えた定義」
広告→社会の価値感を再定義する行為
コミュニケーション→五感を用いて相互理解を図ること
生活者→消費を選び行動する個々の主体者。動かされる存在ではない。
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広報担当として何かスキルアップができないものかと購入した。が、あまり自分の中にギュンギュンくるものはなかったのが残念。ここの理論や人数別の動かし方の話は面白くないこともないが、じゃあどうする?という実践の段階であまり自分の中に落とし込めず。うーん、自分の問題もあるかな?大学生協のプリンのくだりもあり、生協関係者には割と読んでほしい。
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70%辺りまで既視感ある経済誌のコラムを語っている印象拭えない。お酒の席でマーケティングの成功事例をツマミにウンチク語るノリ。挙句にご自身のLINEでの実績自慢の武勇伝が始まったので、よっぽど途中でやめようかと思ったけど、そこから一気にこれまでのコラムがマトリョーシカのような階層構造で連結されたので努力が報われた。結果的に『読んで良かった』に変換された。
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完全にテレビや新聞などのオールドメディア批判かと思ったらそうじゃなかった。
タイトルと内容が合致していないので、消化不良があるが、結局は広告、メディアの活用方法について書かれている。
それはオールドメディアだったり、SNSだったり、用途によって使い分けるという至極当たり前のこと。
その「用途」をリーチするユーザー数に的を絞っている点は納得。
結局我々が提供したい商品は、「100人に売りたいのか?」「10,000人に売りたいのか?」「100万人に売りたいのか?」そこを見極めろってことです。
そんな大したことを書かれていた訳ではなかったデス。
(2014/9/16)
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情報を届けたい人数規模によって、受け手のひっかかるポイントが違うことを、具体的な事例を元に説明していて、参考になった。人を動かすって大規模になればなるほど大変……。
(これまでのように)広告やメディア(だけ)で(たくさんの)人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
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戦略PRで有名なブルーカレント・ジャパンの本田氏と、LINEの田端氏の対談をベース、「人を動かせない時代」に「人を動かす」にはどうすればよいのかを議論している。Part2では「なぜ、人は『動く』のか?」をテーマに、1000人から10億人までスケールごとにケーススタディしている点は、興味深い。確かに動かそうとするターゲットの規模によって考えなくてはならないポイントは異なるというのはごもっともである。しかし内容はそれほどピンとくるものはなかった。切り口が興味深かっただけに、非常に残念。