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https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00351272014
6冊のテキストがこんなハンディなサイズの1冊に纏められました。いやぁ、昨年10月から半年間の放送を録音しておいて本当に良かった!
現在、これを眺めながら、18回の放送を少しづつ聴いておりますが、面白くて止められません。流石は村上春樹、流石に沼野充義、朗読も英日ともに(英が特に!)素晴らしいですね。
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放送は全て聴けたわけではないので、このように一冊にまとまると、きちんと読むことができる。英文と日本文の両方を味わうことができる。
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通読に5時間、(英文ブツブツ言いながら+説明+ほかの事+原文
英語のイディオム強化として◎
春樹の中でも特に重要な一編であると再認識。
めくらやなぎもあるといいなぁ
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NHKラジオ番組「英語で読む村上春樹」を書籍化した、村上春樹が書いた表題の短編にジェイ・ルービンの英訳と英訳解説を加えた本作。
仕事一筋でなんとなく報われない40歳手前の男・片桐のもとへ、突然からだのおおきな“かえるくん”が現れる。さらに片桐はそのかえるから「“みみずくん”から東京を一緒に救ってほしい」と依頼を受ける。
洋書の邦訳&解説はあってもその逆は初めてです。中~高校程度の英語知識があれば、解説に助けられつつ興味深く読み進められます。原文のニュアンスと著者の意図を汲み取るために慎重に言葉を選ぶ訳者の苦悩が、解説から感じ取ることができます。
最初は解説を読みつつ英語をなぞっていたのですが、顛末が気になり、気付けば英語そっちのけで日本語文に釘づけになる始末。。妙に知的で愛嬌のあるかえるくんに夢中になりました。まるで絵本を読んでいるような柔らかい原文をよそに、後半につれて哲学的な色合いが強くなってきます。何とはハッキリ言えないのですが、ボロボロになっても全力で何かに打ち込んでいる姿はかっこ良いという、エールにも似た印象を受けました。
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これは持っておきたい本。
話の内容も好き。考えさせられる。
語彙増やすためには本読むのが一番しっくりくる。
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久しぶりの村上春樹さんの作品でした。
こんなに丁寧に解説されているとは思いませんでした。
ラストは私には難しく、まだ理解できていません。
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「象の消滅」と共に図書館で借りた。
主人公のダメダメな感じがよく表されていた。
そしてかえるくんのキャラが愛らしかった。
丁寧な日本訳と解説も嬉しい。
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解説が丁寧で、英訳にその単語や表現が選ばれた理由などが学べた。原文は短く、また原文自体の展開も気になり、すぐ読み切った。
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英文も読みやすく日本語訳と一緒となっているので英語の勉強には良かった。
かえるくんは今でも日本のどこかで闘っているのだろうか、、、
ラストがちょっとまだ理解できていません。
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「神の子どもたちはみな踊る」に収められた短編の英訳、原文に解説もついている。
金融機関に勤めるパッとしない会社員、片桐のアパートに、突然「かえるくん」が訪ねてくる。東京を大地震から救うため、一緒に地下にいる「みみずくん」と戦ってほしいと頼まれる。
二十年前に読んだ当時は、それほど印象に残らなかった作品だったが、改めて読むと小説としてとても面白いし、読む人によっていろんな解釈ができる本当に深い話だったことに気がつく。
壮絶な戦いを終えたかえるくんの言葉、『いずれにせよ、すべての激しい戦いは想像力の中で行われました。それこそがぼくらの戦場です。ぼくらはそこで勝ち、そこで破れます。』
…やっぱり村上春樹はすごい。
高校卒業以来、思うところあって最近勉強し始めたばかりの英語力ではとても読みこなせないのだけど、見開きで日本語の原文がすぐ参照できるので、ストレスなく読める。しかも英訳にあたっての工夫などの解説を読むことによって、原文の表現の繊細さも味わいながら楽しめた。