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N極とS極が逆転するという一見突飛な設定だが、絶対にありえない現象ではないということを知ってまずびっくりした
反転による起こりえる様々な現象についても納得のいく説明があるからか説得力があった
ミステリー要素は面白かったし、
結局最後は助け合いが大切ということもよく伝わった
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「磁場」と「ウイルス」が違うけど、なんだか今の世の中をそのまま描いたような小説で、共感したり憤りを感じたりしながら楽しく読めた。2000年問題のときもこんなだったなぁ。案外その局面を迎えたら拍子抜けするようなことも起こるもんだ。
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磁極が反転する世界。オーロラがみえたり異常気象が起こったり。そのため色々な情報が飛び交っている。
主人公は週刊誌記者。専門的なことも書けるように勉強をしている。しかし、専門家の言うことは正しいけど研究結果が実生活にはそぐわないこともあることを知っていく。
架空の話なのだが、情報をどう扱えばよいかわからないところが現実に今起こっていることに重なる。
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あ、この方は小松左京並の評価を今後されるかもしれない。そんな予感を感じます。
チバニアンで話題になったので、知っている人も増えた、磁極の反転についての本。
急に磁場が消えそうになったとき、人々はどう動くのか。
原発事故のとき、沖縄に向かった人がいたり、
怪しげな健康器具やサプリが出回ったように
さもありなんという狭窄した行動にでる人の様子、
戸惑う政治家たち、マスコミよ動き。
既視感さえあると思った。
発行は2014年。震災後の本である。