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365日、季節に合う和菓子を丁寧に伝える本。新潮社のウェブサイトで連載したブログをまとめたもの。1日1ページ、読んでいくのが楽しい。川瀬敏郎さんの「一日一花」もほしいなあ。
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高い本なので、図書館から借りました。
和菓子ってこんなにキレイで四季を写し取っているんだと、感心してしまいます。
全部カラー写真で365個の和菓子が紹介されています。
こんな素敵なお菓子たべたいな~。
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新潮社・とんぼの本HPに連載されていたブログの書籍化版である。『川瀬敏郎 一日一花』の姉妹版と言ってもよいだろう。
当代の人気茶人が365の茶会に臨む意気込みで、器を選び、菓子を選んだもの。
ブログ連載中から楽しく読んでいたので、書籍化を待っていた。いやはや、眼福至福である。
あるときは器が先に決まっており、それと引き立て合う菓子を選ぶ。
あるときはこの日に供することに意味がある菓子が先に決まり、それに沿った器を合わせる。
季節のうつろいを感じ、来るものを愛で、去るものを惜しむ。
一月の「常盤上用」、「福寿草」。
二月の「霜ばしら」、「未開紅」。
三月の「引千切」、「貝づくし」。
四月の「花筵」、「都鳥」。
五月の「唐衣」、「初かつを」。
六月の「紫陽花きんとん」、「水無月」。
七月の「瀧煎餅」、「稚児提灯」。
八月の「夏木立」、「浜土産」。
九月の「野分」、「初雁」。
十月の「玉兎」、「光琳菊」。
十一月の「亥の子餅」、「山みち」。
十二月の「山茶花」、「阿わ雪」。
器の中に盛られた菓子は、一幅の絵のよう。
糖、粉、餡といった比較的限られた材料しか用いずに、色や形、そして銘で、季節の一コマを切り取る菓子の数々。さまざまな歴史を背景に、あるいは長い年月を経て今日に至る器。
菓子に添えられた簡潔な一文もまた、菓子の由来や取り合わせの意味を無駄なく解説しており、おもしろい。東京や京都の菓子司が多いが、名古屋、金沢、松江、高岡、半田、山形といった各地の菓子もあり、それぞれの土地柄も興味深い。
巻末に収録された菓子の店舗一覧、菓銘索引があるのもうれしい。
和菓子の世界に関するコラムもあり、こちらも勉強になった。
図書館本だが、これは手元に欲しいなぁ、買おうかなぁ。
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日本画を学び始めて構図や色味など魅力を感じられたので、購入
一つ一つの和菓子の色と焼き物の色がとてもステキで、みるだけでも癒されます。
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帯文:”グルマン世界料理本大賞2015PASTRY部門 グランプリ受賞” ”一年間三六五日、菓子と器をかえて解説を附した茶人の人気ブログを書籍化。銘菓の所以、老舗の思想、器の眼福。和菓子本の決定版。”
目次:はじめに、一月、二月、三月、四月、五月、六月、七月、八月、九月、一〇月、一一月、一二月、和菓子の世界;一 和菓子とは何か、二 分類・用語集、三 茶の湯の影響、四 器の取り合わせ…他
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色んなお菓子が、色んな器を使って載っている。
どれも美味しそうで、どういうお菓子屋さんがあって、どんなお菓子があるのかもさることながら、盛り付け方も勉強になる。
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菓子折りを持っていく機会の多い皆様...!
ぜひ、ぜひ読んで。
各地の素晴らしく品の良いお菓子が365日分並んでます。自分の思い入れのある日のお菓子をいただいたり、バラバラめくって美味しそうなお菓子を見つけたり。楽しみ方はそれぞれ。特に贈り物としてのお菓子を悩む時に、この本は最適かと。(和菓子が好きな方向けはありますが)
器も綺麗。ぜひおかえしと抹茶と茶筌と一緒に買うことを勧めたい。
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すごく分厚くて、迷ったのですがどうしても、きれいな写真に心惹かれて手元に。タイトル通り一日一菓。お茶とかそういった事は詳しくないのですが、四季折々のいろんなお菓子が色とりどりで本当に、感性が豊かだなあ。手に取って食べてみたい、ずっと飾っていたいと思う菓子も。伝統技術はもちろん、新しい取り組みもあり、進化するお菓子の世界が深いなぁ。