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ネットいじめは、欧米でも日本と変わらないという状況がわかった。スマートフォンの使用によって、これまでにない事態に直面している状況も、日本同様。いくつかの事例から、本人同士、同級生、保護者、先生、校長、教育長が何をしたのかについて詳細に述べられており、ケーススタディとなっている。日本と異なる点は、銃の乱射事件等の発生により、いじめの問題を慎重に扱っていことと、子ども同士の問題であっても警察への通報が行われている点など。
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アメリカでのいじめについての研究書。
いくつかの実例が挙げられ、いじめの概要、そしてそれがどのように解決されたか、もしくは不幸な終わり方をした例について、その後関係者はどうなったかという分析がなされる。
インターネット以前の世界では、主として学校内で起きる出来事だったいじめが、インターネットというツールを手に入れて、いつでもどこでも行われるものに変容した。
ノルウェーから始まり、アメリカにも伝えられたいじめの研究及び対処プログラムの紹介。
そして、フェイスブック、MySpaceでのいじめ対策についての紹介を含む。
ネットいじめとその対処について割かれているページは多くないが、いじめの全体構造の中で、ツールとして使われていることを考慮すれば、そのくらいの扱いなのかもしれない。が、若干の物足りなさは感じた。
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アメリカでのいじめについて。
いじめって、この本のタイトルみたいに、
ある日、友達をクビになってはじまるんだよね。
こわい。
現実に起きているいじめの大半は地位争い。
SNSをつかってのいじめ。
SNSなんてやめりゃいいのに。
会って話せばいいじゃん。とか、いっつも人とつながるとかしんどいじゃん。
って、思ってしまう私は古代人なのかな?
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いじめについて。いじめている人、いじめられている人、間接的に関与している人…周りの大人、親、行政の事を実例を挙げて詳しく書いてある。じっくり読むと気が滅入る。あとがき近くにどう対処したら良いか、Q&Aが掲載されている。
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「教師(学校)側が対応を誤ると最悪の事態になるよ」「Facebook社は学校のイジメ問題に対してそう大きく考えてないよ(子どもだけの空間じゃないから仕方ないのかもしれないけど)」と言うのが大まかな結論か。 でもこれ、アメリカの学校現場でのイジメ問題にとどまらず、日本でもありえることだと思う。あと学校現場じゃなくて大人の世界でも十分考えられる。ただ、何でもかんでも禁止することが解決策ではない気もする。