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殺人事件の容疑者として逮捕された少年には、戸籍がなかった。十八歳くらいだと推定され、「町田博史」と名付けられた少年は、少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録する。法務教官の内藤は、町田が何を考えているか読めず、彼が入所したことによって院内に起こった不協和音に頭を悩ませていた。やがて、何人かの少年を巻きこんだ脱走事件の発生によって、事態は意外な展開を見せる…。
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学校に行かせるお金もないし面倒だからという理由で出生届を出されず、戸籍のないまま母親に捨てられた少年は、自分しか頼るものがない世界で命をつなぎ、案の定悪の手先にされて、推定18歳で殺人罪で少年院に入れられた。IQだけはとびぬけて高いが、基本的な知識や常識はまったく持ち合わせておらず、他人とのかかわり方も知らない少年は、町田博史と名づけられた。少年院でも周囲の少年たちとの軋轢は免れず、教官にとっても興味深い存在であった。外に出てからは、教官の知人の工場に住み込みで世話になるが、やはり欠落したものは埋まらない。後半では、かつて利用されていた組織との絡みもあり、通い始めた大学の同級生たちとの関係が築かれようとする気配もあり、町田の周辺に変化が現れ始めるが、この段階ではまだそれがいいことなのか悪いことなのかは判断がつかない。下巻を早く読みたい一冊である。
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神の子とは…
なるほど確かにそうだな。
アンキパンみたい。
物忘れがひどいこの頃だと羨ましく思うが、戸籍のない子供ってまだまだ増えるんだろうか。
悲しい…
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戸籍も持たず義務教育も受けずに育った主人公・町田博史。生きていくためには手段を選ばないという彼はIQが高く天才とされた。
少年院に入る前のプロローグ、少年院時代の第一章、少年院を出た後の第二章から上巻は成っている。
登場人物は沢山出てくるが、情景がわかりやすく分かれているので混乱することはないし、恐いだけの物語ではないのでどんどん引き込まれた。下巻が早く読みたい!
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出生届も出されず、戸籍を持たずに生きてきた少年、ひろし。IQが高く、それだけを糧に生き抜いてきたところで、組織からうまく抜けられず殺人事件の犯人として少年院へ。そこでようやく戸籍を与えられることに。
そこで出会うのは、磯貝と雨宮。三人で脱走を試みたりと法務教官の内藤を困惑させたりします。
やがてそれぞれが出所し…。
会社を興したり、ホームレスになったり、障碍を抱えたりしながら過ごす三人のその後が書かれます。
それでも組織の影は見え隠れしながら存在し続けます。
そして、何かが起こりそうな予感を秘めたまま、上巻が終わります。
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昨日読了。
今、下巻を読んでいるが、退屈である。
頑張って読まなければならないという、妙な読書になってきた。
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*母親の育児放棄により18歳まで戸籍がなく、義務教育すら受けていない主人公が、家を飛び出した後にIQ161以上の天才的頭脳を認められ、詐欺の世界で身を立てていくがー*
上巻は人物設定もストーリー展開もよく練られて、面白さにわくわくしながら一気読み。感情の欠落した主人公がちらりと見せる人間らしさも良い。ただ、下巻になると急に失速感が・・・悪のフィクサーがあっさりやられ過ぎだし、組織の人間関係やスパイ合戦もややこしい。他にも、周囲の素人さんが無鉄砲過ぎる上そのくだりが長くて食傷気味だし、木崎のラストは無理矢理過ぎてがっかり。全体的には面白い展開なだけに、下巻の出来が残念でした。てことで、上巻☆5、下巻☆3です。
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下巻に期待を持たせる内容。登場人物のそれぞれのストーリーが展開されて行き、絡みあっていきます。町田、為井、繁村の企業、雨宮と小杉も気になるし、それより室井の魔の手が町田に近づいている…さぁ下巻へ
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つづきが気になってページをめくる手を止めたくない!と思いながら読んでました。
オレオレ詐欺の話で進んでくのかな?と思ったらどんどん話は急展開で。
そんなんで上巻はあっという間に読み終わりました。
面白い!
そして下巻へとつづく。
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戸籍のなかった町田博史が,その天才的な頭脳をいかして,生き抜いていく.少年院時代までの悲惨な生活がひろしを孤立させてしまったが,その周りを拒絶する冷たい態度に隠された熱いものがちらちら見えて,これが下巻でどのように変わるのかが楽しみである.また同時に彼を取り巻く人たちも成長しているのが楽しみだ.
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現実に戸籍が存在しない子供がいる可能性もあるのかな。昨今のニュースを見ていると虐待とか育児放棄とかが珍しくなくなってきている。悲しい世の中になったものだな。とにかく続きが気になる。この話はどう終結していくのだろうか。楽しみ。
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予想とは違った展開を見せていくので続きが気になるという点で面白い。途中から主人公が変わるというか別の人物目線になったりする。
ものすごい知能指数を持つ男がどうなるのか、下巻に期待。
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最初の別れのシーンが好き。掴みはバッチリですね。再会はどうなるのでしょうか。下巻も楽しみ。フォトグラフィックメモリー。
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評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
殺人事件の容疑者として逮捕された少年には、戸籍がなかった。十八歳くらいだと推定され、「町田博史」と名付けられた少年は、少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録する。法務教官の内藤は、町田が何を考えているか読めず、彼が入所したことによって院内に起こった不協和音に頭を悩ませていた。やがて、何人かの少年を巻きこんだ脱走事件の発生によって、事態は意外な展開を見せる…。
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無戸籍で学校にも通ったことがない、町田。
でも、IQ161という驚異的な能力を犯罪組織から狙われる。
恩人の工場を救うためにその高い能力を使おうとする町田の手段が早く知りたくて、下巻を早く読みたいです。
又町田の唯一の弱点である、ミノルとの今後も気になります。
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いろんな人が丁寧に描かれるので
話がやや遅いけど
とりあえず続きが気になる。
シゲムラは突然漫画だし、
都合の良い人ばかり集まるけども…