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下巻は博史の周囲の動きが多かった。
組織の黒幕・室井との対決も、なんだかあっけなくて尻すぼみな感じ。
でも薬丸さんの作品で読後感が良かったのは初めて。
博史に仲間ができ希望の持てる最後で良かった。
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話の展開が急すぎる感じもあったけど面白かった。
ひろしが、だんだんと人としての感情を持っていく所が何となく微笑ましかった
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すご~い!!°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪
オモシロ~い!!
薬丸岳作品は犯罪と司法を問題定義した作品が多い
が、これらとは一線を隠し、強烈なエンターテイメント作品
戸籍さえ与えられず虐待される子どもや孤児というキーワードはあるもののジェットコースターのように疾走するストーリーは、手に汗握る
親に虐待され戸籍も持たずに世間から隔離されて育った少年
少年は高度な知能を持ち合わせていた
謎の男・ムロイは自分の理想の世界を創造するために少年を必要とした・・・・・・というお話
感情を持ち合わせず、愛を感じることもなかった少年が悪の組織を裏切る
一つの異分子が人とのかかわりの中で人間らしさを取り戻していく
しかし、組織はそれを許さない・・・・・
町田という少年一筋のお話ではない
町田本人と係わりを持った仲間立ち、闇の組織に人生を狂わされた人物たちのサイドストーリーもすばらしいし、悪の組織同士の抗争、裏切りも見どころだ
あえてケチをつけるならばラストバトルのシーンかな
少し、あっさりしていたような感覚・・・・・
だけど、出会い、成長、裏切り、別れ、再会、そして、未来へという道筋はとても感心させられた
映像化されても素晴らしい物になる予感
一気読み必至!!!!!!
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一気に読みましたね。読み応えもありました。
雨宮姉弟が哀しい。雨宮弟、たとえ悪いことをたくさんした人間だとしても、一番大事に思っていることの報われなさに切なくなりました。
そして主人公の町田の本当の思い。そしてあの人の思いがけない過去と(何かありそうとは上巻の最後のほうから思ってましたけども)あの人の思いがけない顛末。
小説なのですが、人の運命と言うことを考えさせられますね。
最初はちょっとへもい感じで共感できなかった為井君が、最後に向かうにつれてとてもかっこよくなってきました。
珍しく(?)ほとんどの登場人物にどこかしら共感したり切なさを感じさせられたりした作品でした。
薬丸さんは「神の子」とは、最初はもちろん町田を想定して書き始められたそうですが、話が進むにしたがって町田だけではなくほかの登場人物たちそれぞれも神の子かもしれないと思いながら書き進めることになった、と言うような話をどこかの雑誌で読みました。
特殊であるということはたとえ優れていたとしても生きにくいものなのかもしれませんね。
薬丸さんは、これからもずっと注目し続けている作家さんの一人です。
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★2014年11月29日読了『神の子(下)』薬丸岳著 評価B~B+
上巻の伏線をせっかく目一杯用意しておいたのに、出版社の制約なのか、下巻になると急いで収束に向かおうとするけれども、100ページ程紙数が足りない感じで物語りは急ぎに急いで終わりを迎えさせる印象となってしまっている。
実に勿体ない。力作だし、著者本人ももっと書きたかっただろうことが分かる。その分だけ申し訳ないけど、★一つ減点ですね。でも、良い作品であることは太鼓判です。
主人公町田博史はIQ161以上の直観像記憶をもつ天才。しかし、生い立ちは不幸で、薬物中毒の母からは戸籍登録もされずに、十代半ばに警察へ捕まるまで戸籍も持たずに学校へも行けなかった。
人殺しの汚名を着て少年院の務めを終えた彼は、実社会に戻り、少年院教官内藤の知り合いの前原家を身元引受人として、大学にも通っていた。
元の町田の雇い主の室井は、密かに裏切り者の町田に憎悪し、次第に復讐の罠を締め付けていく。
その手駒には予想もしない人物も含まれていた。
一方、町田を含む大学の仲間で新会社を立ち上げ、発明家で変人の繁村の発明物を世の中に送り出すことに成功する。
しかし、その成功を刈り取るべく室井は、その手綱を締め、いよいよ謎の組織とそこに関わる意外な人物たちが浮かび上がってくる。
それらに対抗して、町田もしっかりと次の手を打ち、一度負けても強い意志を持って、再度立ち上がる計画を練っていた。
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下巻も最初から先が気になりずんずん読み進めていったが、ラストになり失速してしまった。町田はクールなままの方が似合うな。
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2014.12.10読了大きな包み紙に包まれたものを、一枚一枚広げ、開けているときはとても楽しかったが、開け終わってみたら何もなかった感じ。本当に一生懸命開けていきました。最初の少年院での町田、磯貝らの描写が一番面白かった。性格が読めないロボットのような天才の描写はうまいが、人間性が出てくるにつけ凡人になっていった。最後は収拾がつかなくなって無理やり決着をつけた感じ。
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犯罪と深く関わるストーリーだったので読んでいて恐かったけれど、何はともあれハッピーエンドで良かった。
人って、その本人の心次第でどのようにでも変わることができるんだ♪
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お得意の少年犯罪を題材にした長編作。少年たちの犯罪の裏で操る謎の人物・室井を一生懸命描こうとしているんだけど、どこか中途半端で、ストーリーが一転二転しても、あまりワクワク感がない。下巻の中盤からバタバタしており、せっかくの長編なのにもったいない。
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母親に捨てられ戸籍も無い少年が頭脳を駆使して、色々な人間に翻弄されながらも生き抜いていくサスペンス小説。上下巻で長いが娯楽小説としては楽しめたが、多少都合が良すぎる展開が多かったような。主人公とラスボスが非凡で面白かったが、ラストになるにつれて二人とも平凡になってきて、ラストがあまり盛り上がらず失速した感じがして少々残念だった。
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いろいろと突っ込みたい部分もあった。場面の転換で、主観がよくわからんようになったりとか、なんで登場人物がそう思うのか、ちょっとご都合主義じゃない?とかあった。でもまぁ先が知りたくて読み進んだ。まぁそんなに賢いんならとか黒幕の組織が意外とちゃちやったり、残念なとこはあったけど、楽しめた。
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身元引受人・前原悦子の製作所を手伝いながら大学に通う町田。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。だが殺人事件の関係者は町田を放っておかず…。
上巻に比べれば若干スピードアップした展開だが、物語や登場人物に魅力がないのには変わりなかった。個人的には社会派ミステリーを描く薬丸岳への期待が大きいだけに、本作には正直がっかりした。
(C)
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なんだか、尻すぼみな感はいなめない。
もっと神の子である町田が後半活躍というか
暴れまわってくれるのかと期待していたのだが
少年犯罪ものと言うより、企業ものって
感じになってしまった、
ムロイの悪ぶりも中途半端で
肩透かしをくらった。
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親に虐待され、戸籍も与えられず、IQ161以上の頭脳だけを頼りに生きてきた町田の話。
少年院時代や、その後の会社を立ち上げる辺りはすごく面白かったが、最終ボスのムロイとの決着がショボすぎた。尻すぼみ感ハンパない。残念・・・
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ドキドキする展開が続くミステリー。
最後のたたみ方が急ぎ足すぎているのが残念だったけど、全体的に満足感ある物語でした。
すべての役者が霞んでしまうほど楓の心に惹かれる物語でした。