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字がデカイっ!!
本をひらいてビックリしたよ
前作よりも、さらっと読めました
さらっと不思議話
さらっと人情
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蕪村の周りの、ちょっと不思議で温かい気持ちになれる短編集。
前回の『踊る猫』と違い今回は蕪村の絵に因んだ物語。
短編の中で「虫鬼灯」「鵺の居る場所」は切なくて温かさがじわじわ染みて泣けたけど、一番は「箱の中」。
亡き祖母の部屋の天井裏から出てきた一つの箱。
おりんが我慢できずに開けてみると…。
若い頃の祖母が心の中に小さな箱を隠し持ち必死で明るく振る舞う姿に泣けた。その箱の中で小鬼がけらけら笑いながら見守ってくれている…。
若冲曰く、蕪村の絵は見る側に色々想像させる力があるという。
蕪村の「伝わる」絵を私も体感したい!
シリーズ第3弾も是非描いてほしい‼
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蕪村の周囲でおこったちょっと不思議な短編集
妖怪が出て来るのに全く怖くなくむしろほのぼの
『虫鬼灯』と『箱の中』が好き
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「踊る猫」のシリーズ。同じ怪異の話だけど、こちらの方が蕪村のキャラクターがはっきりしていて、面白い。京言葉の時代物は苦手だったんだけど、これはすんなり読めた。
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帯に、疲れた心にじんわり染みる……と書いてあったがその通り。
一つ一つの話がとても暖かく、読みやすい。
蕪村のキャラクターに愛着が湧く。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2014/09/post-b598.html
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『踊る猫』の続編。
与謝蕪村を狂言回しにした“奇譚”九話が収録された、短編集です。
前作と比べて、若干怪異というより人情話の要素が強めになっている印象です。
とにかく蕪村さんの人柄がまろやかで温かく、第二話「いたずら青嵐」では優しい先生のように、第七話「鵺の居る場所」ではセラピストのように、人の心をまぁるくしていく蕪村さん。私も蕪村さんに色々話を聞いて頂きたくなりました。
どの話も心にすぅっと染み入る温かな読後感なのですが、個人的に好きなのは第三話「虫鬼灯」、第六話「箱の中」ですね。特に「箱の中」の“驚きの真相”に“そうきたか!”と思わずうなりたくなりました。
前作『踊る猫』では円山応挙が登場しましたが、本書では第八話「ほろ酔い又平」で伊藤若冲が出てきました。
このように同時代の絵師達がちょいちょい出てくるのも楽しいですね。
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なんとなく手に取ってみたら、読みやすくてストレスなく最後まで行ってしまった。少し不思議な世界が描かれていて、読んでいるあいだ現実と切り離された気分になる。頭の中で景色が浮かぶ文体で好みだった。