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実話系ホラーです。多少ネタバレです。
みなさんの言われる、小野不由美さんの「残穢」と似てる。ただ、小野不由美さんのがホントにフィクションかノンフィクションかわからない感じで最後までしっかり読めなかった。(個人的に近しい人に聞いた話にあまりにも酷似してたため(--;))また、それをねらったせいか。途中で間延びした感じを私は覚えたのですが、こちらはうまく読ませるストーリー展開です。そのため、あっ、これはおはなしなんだ、と思って、安心して怖さを楽しむことができました。
まさしく、静かなとこで読むと、物音に反応してしまう。奇しくも今季初雪が、降った日だから、いきなりバラバラと音がして、初めて本ん読んで悲鳴をあげました。
個人的には、しっかり怖さは堪能しながら、後にはひかない、良くできた実話風味のお話でした。
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静かな夜中には絶対読みたくない本。エッセイのような形式で、時代も舞台も異なる5つの怪異譚のミッシングリンクを探そうとする話。
3番目の幽霊物件の話が特に怖かった。しばらくは暗闇と音に敏感になってしまいそうだ。「のぞきめ」のときも思ったけど「この本を読んで周りに何らかの怪異が起こっても責任持ちません」みたいな書き方ずるい。怖い!
最後はなんだか駆け足で、何かやばいものに気づいてしまったので強引に終わらせました、みたいな印象を受けました。それはそれで怖い。
エッセイ形式の創作だろうと思って読んでたけど、参考文献に実在の本と作中出てきた創作物が並べて書いてあったり、最初の「お願い」に「掲載された話についてご存知の方がおられましたら中央公論社まで~」のくだりでよくわからなくなってきて、とにかく不気味だった。三津田さんのホラー作品は後を引くなぁ。面白かったです。
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作家・三津田と彼の熱狂的なファンだという新人編集者の三間坂は、三間坂からのアプローチにより、怪談を肴に飲む仲になる。ある時、三間坂が問う。「まったく別の二つの怪談なのに、どこか妙に似ている気がして仕方ない、そんな薄気味の悪い感覚にとらわれたことはありますか」と。そして彼が三津田に見せたのは、ある主婦が体験した怪異を書き記した日記と、少年の悪夢のような体験を口述筆記した速記原稿だった。それぞれの怪異をつなげるものはいったいなんなのか……。
三津田氏自身と編集者の検討会と怪異の原稿を載せているメタな感じのホラー。いやあ、絶叫するんじゃなくて、じわじわ怖い。あとから来る怖さ。久しぶりに寝られなくなった。怪異の話自体は怖くて面白かったのだけど、二人が何をそんなに拘ってるのかがちょっとわからなかった。まあそんな幕間のおかげでなんとか最後まで読めてすっきりできたわけだけど。ああ怖かった。
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怖い...というか気味悪いというか。
どなたかも書いてらしたように小野不由美さんの「残穢」を彷彿とさせる内容でした。後味の悪さは残穢の方が上ですが。
「首無しの如く...」でもありましたが、自分にも降りかかって来るようなこの書き方がホントに恐ろしいです。
図書館で借りたものの、怖くて、読めばますます寒くなりそうで、なかなか読み始められなかったです。ちょっと天井からの音にビクビクしながら今夜は寝ることになりそうです。
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家とそれに潜むモノ。
時代も場所も異なるのに、どこか似ているいくつかの怪談。作者と友人の編集者がそのつながりを見つけ出そうとするが…
語り手が作者(三津田信三)で、他作品の執筆のことなども書かれているのでこれは実話なのではないか不安になる。途中までは怖くて、読むのをやめられなくて深夜までかかって読了した。が、ラストは意外とあっさりかも。
この著者は刀城言耶シリーズが好きなのでつい他の作品も手にとってしまうが、ホラーは苦手なのでいつも後悔する。シンシンと体が冷えるような怖さ。
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怖い話の中に、たまに自分の小説の宣伝が入ってて、和みました。最後の前の宗教に取り込まれて行く話が渡しの中の怖さの最高でしたが、解決編もちゃんとやってくれたので、読み終わった後も、安心して眠れました。理由がわからないほーが、恐怖としては上なのかな?それは読み物としてはどうかと思うけど。
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2014.12.26読了一戸建ての家に越してきた一人娘を持つ若夫婦。娘の独り言がだんだん目立ってくることに気づく母親。娘に聞くときよちゃんという友達がいるという。きよちゃんは娘の部屋、台所や居間の薄暗い隙間にいるという。そして、よく来ていた娘の友達の男の子が行方不明になる第1話。時が遡り、かくれんぼで取り残された男の子が村で怖いと噂される家に迷いこむ第2話格安なハイツの一室に住むことになった学生が夜ごと苦しめられる物音と気配を描いた第3話新興宗教に取り込まれてしまった家族。弟だけは救い出したいと思う12の女の子が、母親から呼び出されその居城といえる家に行き、恐ろしくおぞましい体験をするのを第4話すべての謎の原点となる不思議な能力がある少女を描いた第5話。実話?かフィクションかわからない怖~い話を集めた作品集。夜中で一人で読むことはおすすめしません。ホント、怖くて震えます。
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怖い。怖すぎる。怖がりなのに止められず、夜なのに一気読み。
台風が近づいている所為なのか、パラパラと屋根に音がします…
ええ、台風の所為です。
今夜は眠れません。(泣
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実際にあった怪奇現象5編。どれもじっとりとした怖さを持つお話で、しかも妙な類似点がある。読んでいると自分の周囲でも同じことが起きるんじゃないかと怖かったです(;・∀・)寝てる時に屋根の上で音がしたり、妙な音が聞こえてくるんじゃないか…とε=(ノ´Д`)ノ この作品でも、5編を詳しく調べていくうちに作者&編集者の2人に妙な出来事が起き始める予兆があって、これ以上は深く知らない方がいい…となっています。それがまた怖い!(;・∀・)でもそんな薄暗いようなお話?にゾワワとしつつ読みごたえがあったなと感じる1冊でした★
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五つの怪奇譚に関連を見出しその謎に迫ろうとするホラー作家たち。五つの物語がそれぞれ怖いの上に、それを読んだ筆者らの体験語りが読み手の不安と恐怖を煽ります。
こういった二重構造は作者の得意とするところですが、今作は特にノンフィクションのような雰囲気が強く出ており、読んでいて自分にも何か起こりそうな気分に。本から目を背けたいくらいにぞくぞくしました。
ただ怖いというだけではなく、連続した物語として楽しめる作りになっており、怖くても先が読みたくなってしまうのもすごいところ。
五つの話をつなぐ謎解きについては少し強引かなとも思いましたが、作者が自分を納得させて早く手を引くため強引な想像を働かせたようにも読めてきて、ますます怖いなと。
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これって本当の話?それとも作り話??って思いたくなる。なんとなく5つの話をつなげるのは無理があるような気もしたけど、一つ一つもかなり面白かったし、本当に何か出そうで怖かった。
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ホント、めちゃくちゃ怖い…実話かどうか検索しまくった(笑)
今にもパラパラって音が聞こえるんじゃないかなって不安になる。
結局、解決しようのない結末に余計不安になるし怖いまま。後味悪いなぁ…
巻末の参考文献の所など、実話っぽく作りこんである所がまた憎い!
光子の家で格子が開け放たれたから、あれも外に出られるようになったんじゃないかな。怖いよーー!!(´ж`;)
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三津田信三作品初読み。
フィクションとノンフィクションの境目といった演出は不気味。
参考文献含めてフィクションなのかしら?
幕間はなしのほうが良かったかも。
こういう土地とか建物に関する因縁ホラー物は夜中に読む本じゃないな(¯―¯٥)
不気味すぎて神経過敏状態になるわ(¯―¯٥)
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気味の悪い怪談話にほんのりミステリー。5つのテイストの違う怪談(日記、口述、ネットの書き込み、原稿、自費出版本)に不思議な共通項。当該地域に住んでいる怖がりは気持ち悪かろう…(笑)
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凝った構成で、面白かった。
最後はやや強引かな?と
思ったけど、読み応えはあった。
想像すると、かなり怖いし。