投稿元:
レビューを見る
ついに、給食のお兄さんを卒業して、先にすすもうとしているささめ~。
いいですね~。
ラストの毛利さんからの手紙がちょっとうるっときました。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最後としてよくまとまっている。給食費未払い問題、学級閉鎖での給食費返還などなるほど、と思った。ホテルのレストラン事情も興味深い。
投稿元:
レビューを見る
もっとガチャガチャしたお話かと思っていたけど、心にしみる言葉もあって、なんかよかった。レシピには、材料と作り方。やりたいことがあるなら、材料を集めなければ。友達をつくりたいなら、笑顔と優しさと思いやり。ここが好きだったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
最初は、果てしなく遠い道のりに思えても、横道に逸れそうになっても、毎日、仲間たちとともに、目の前のことに真剣に向き合っていくことで、夢は確かな形となって現れる。独りで悶々と考えているだけでは、前には進めないものなのだと改めて気づかされました。
前に向かって、きちんと日々を過ごしていくヒントがいっぱい詰まった1冊でした。
投稿元:
レビューを見る
主人公の佐々目をはじめ登場人物たちが新たなステージへの卒業に向かって成長していく。佐々目も学校での出来事や出会いを通じて本当の夢に気づき、歩を進める。
給食費未納の問題は、明確なハッピーエンドとしては描かれなかったが、変化せざるをえない状況を迎える前に子供にとっての状況も含めて家族の視点での解決が予想された。
15-48
投稿元:
レビューを見る
タイトルが卒業なので、
読む前から別れと旅立ちを覚悟していたせいか、
胸に刺さる言葉がいくつもあった。
子供の事情より大人の事情が多かったせいかもしれない。
ささくれ立った気持ちで学校給食へとやってきた佐々目が、
多くの人に美味しいものを食べさせたいという自分の本当の気持ちに気がついて、
また、言葉に出すことの大切さに気がついて、
なかなか会えなくなるとわかっていても、
また飲もうと本気で言うことが大事だとわかって、
本当に良かった。
投稿元:
レビューを見る
仕事を途中でやめることは「退学」円満にやりとげることを「卒業」とかけてこのタイトル。味にしか興味を持たなかったのが、大勢の人に楽しんでもらうこと、周りの人たちのことを気にかけることを学んで卒業していくのがすがすがしい。最後に黒チワワがあんな感動的なこと隠れてしたりするから、感動してしまった。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ全般を通して給食調理の仕事、学校と給食を取り巻く現代の給食事情、食育、今まで知らなかった内容も知れて興味深く読めた。給食費の未払問題、生活習慣病、小一の壁…現実味を帯びた問題で切実である。最初は職場に馴染めなかったささめがマトリョーシカや児童、毛利、教師との関わり、ささめの後釜の育成、新人への引き継ぎなど成長したと感じた。食べることは生きる上で大切。最後の炊き出し給食で食べ物の有り難みなどをより一層感じさせる。ささめが児童へ言った挨拶に感動し、毛利からの手紙に気遣いと感謝が綴られていて良かった。
投稿元:
レビューを見る
4話全部が前巻まではあまり意識しなかった「若竹小を去る」というひとつの終わりに向かっていて、周りの人達との別れを意識せずにはいられませんでした。
もう毛利さんとの付かず離れずの会話を見られないんだなあとか、児玉君と働くところをもっと眺めていたかったなあとか、名残惜しさばかり感じてしまいます。8月に出る続刊でも、既存キャラがちらりとでもいいから登場してくれないだろうか…なんて考えてしまうのは我儘でしょうか。
一番心に響いたのは、なんといっても毛利さんからの手紙です。栄養事務室での会話が最後だと、随分あっけないなあと思っていたのにあれは反則でしょう。読んでいたのが電車の中じゃなかったらちょっと泣いていたかも分かりません。ずっと毛利さんやマトリョーシカ3人と楽しくやっていく日々を読みたかったけれど、何事にもいつかは終わりが来るのですね。
たった2年、されど2年。本当に色々なことがあって、今となっては子供嫌いでプライドが高い佐々目も愛しいです。
給食費の未払い問題は無事に解決されたのか、あるいは教育委員会の手に渡ってしまったのか、そこが宙ぶらりんだったのが残念でしたが、読後感の良い良書でした。また第一弾の最初から読み直したいです。
投稿元:
レビューを見る
佐々目が無事卒業出来て良かった!最後に近づくにつれて、涙腺に刺激が…。それぞれ問題を抱えた子供たちとの触れ合い描写も臨場感あり、素敵な物語。夢の為の材料を用意しよう。料理に適した材料がある様に…!
投稿元:
レビューを見る
一見とっつき難いのに実は優しい佐々目が主人公なので仕方ないんだけど、給食費払わないモンペにあんなに優しくしないといけないもんか?!と思う
けど「子供の為」「子供が傷つく」「子供に罪はない」って言われると誰も反論出来ない・・・何かその辺がどうもなぁ
投稿元:
レビューを見る
給食のおにいさん、三部作読了です。
一作目に盛り上がって、段々盛り下がっていくシリーズものは多いですが、給食のおにいさんはその逆。
一作目で、給食の世界って大変だなという印象を受け。
二作目で、給食の影響は良くも悪くも大きいことだったり、登場人物の葛藤や決断による変化に感動し。
三作目では、佐々目ぇー、ささめぇー。
卒業、と掲げているだけあって、読む前から佐々目はこの後どう身を振っていくのかという点が気になる。
分岐点に近づくにつれて焦りと行動力が増していく佐々目。第一作の佐々目と比較して、なぜか「ささめ、成長してるじゃんか」と嬉しくなって。
「全てのものにはレシピがあって、まず、その材料を探さなければならない」
佐々目が給食のおにいさんの集大成として選んだ言葉は、佐々目がこの2年間近くで学んだ事が詰まっていて、涙が出てきた。響く。
読後感も、「くっそぅ、毛利さんやりやがったな!」と泣き笑いで最高。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最終巻。給食費未払いから、新人登場、それぞれの新しい道と今回もどうなるのかと思いながら読んだ。佐々目も言いたい事言ってるように見えて、実は言ってなかったなあ…。新人君の後が気になるけど、佐々目のみんなへのスピーチも黒チワワからの手紙もよかった!色々詰まっていて、誰かに薦めたいシリーズでした。
投稿元:
レビューを見る
三部作の最終巻。
2話目はまだ読んでないけど、それでも十分楽しく読んだ。
登場人物ひとりひとりが、次のステップへと挑戦していく前向きな姿が、キラキラとかっこいい。
夢への準備に追われる中でも、日々の給食現場で発生するトラブルを、見て見ぬフリせず、真正面から向かい合う佐々目くんは、すごい。
苦手な人間関係も、克服しようと努力している。
私も見習ってがんばらないと、と前向きな気持ちになれた。
投稿元:
レビューを見る
ついに、ささめが給食のおにいさん卒業。最初は上手くいかない事が多かったけど、子供にも周りの人にも好かれるささめになってよかった。夢に向かって頑張る姿に自分も頑張ろうと思える。最後、毛利さんに感動でした。このシリーズもう終わりかと思ったら続きがあるみたいで次も楽しみです。