レビューはネタバレです
2021/07/17 05:25
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投稿者:りお - この投稿者のレビュー一覧を見る
パブリックスクールからの作家買いです。若干苦手分野の擬人化ファンタジーですが高評価なので読み始めました。作者様の薄幸で健気な受けが幸せになる話は嫌いじゃないのでシリーズ1作品目から楽しく読んできましたが、ごめんなさい、この作品の攻めである兜はどうにも受け入れられない。。1作品目から良い人なのかよくわからない感じだったけど見事に仮面が剥がれ驚きました。まるでサイコパス。あの凌辱は本当に気分が悪くなり、さらに媚薬の効果で意に反して喘ぐ篤郎の姿にとても惨めな気持ちにさせられました。。後からどう繕っても拭えない不快感。篤郎には家族の元に帰る事で幸せを取り戻して欲しかったな。
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兜編。男でも妊娠できる感染症という美味しい設定でした。傲慢な兜の角もへし折ってくれたマヤマヤにときめきましたww
兜って性格破綻してるよな。
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兜のヘタレというかなんというか、どうしようもない奴でしたね。 2巻を除いてはすべて登場している兜だけれど、すごくいい人でいい男って感じだったんだけどねぇ。 そして篤郎。やっぱり読み始めはね~、3巻の影響もあっていい感じに思えない人だったんだけれど、 苦しんでますよね。確かに苦しまなきゃいけないことを、いっぱいやってきたけれど、 っていう思いはありますが、真耶が言った言葉の数々は結構胸にしみました。
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「愛の巣へ落ちろ!」「愛の蜜に酔え!」「愛の裁きを受けろ!」に続く虫シリーズ第4弾。憎まれ役だった篤郎が改心する続編あるかな~と前作レビューで期待してたら、来ました!読んだら何これすごく萌えました。
皆の中で一番温厚で頼もしい存在だというイメージが強かった兜が、まさかこんなお人だったとは…というサプライズもあり、あんなに嫌な奴だった篤郎が、まさかこんなにもやさしくて繊細な心の持ち主だったとはという安堵もあり、予想外の展開にハマってしまいました。
兜の意外な一面を見ちゃいましたね~
ハイクラスのお坊ちゃまで何不自由なく育ったから、まっすぐで正義感も旺盛だけど、その分人の痛みを知らずにきたのだというのが丸わかりです。
兜の中では結婚と恋愛は別物というのが現実で、割り切った考えでもしなければやってられないんだろうけれど。
篤郎への心配りが非常に欠けていました…
でも、ゴリ押し鬼畜な兜の愛情表現がなぜかツボで、篤郎には申し訳ないけれど、このシリーズ中で一番萌えてしまいました。兜はいつも冷静だから、こんな激しい求め方するタイプだったというのが衝撃的で!
篤郎に戻ったやさしさは、義母からの深い愛情があったからこそなんですね。自分もやっぱり同じような愛し方をしていく、というのがとても感動的でした。泣けました…
篤郎ほんとに目まぐるしい激動の人生ですよね。ラストもハラハラさせられたけど、今度こそすべての愛と幸せをつかみとって欲しいです。
そして、とても良かったのがマヤマヤ!すてきでした。バッサリと、兜に対して言ってほしかったことをすべて言ってくれてすごく胸がスッキリしました。
…今度はマヤマヤの幸せをぜひぜひ見てみたいですね!!プリーズ!
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フォロワーさんの何人もが兜がゲスい?と聞いてたので、どんだけのもんかと思って読了いたしましたが。今思い返してもゲスい。酷い(笑)
篤郎も何故こんなのに…と思いましたが、割れ鍋に閉じ蓋。と言っていいのかわかりませんが、自分の愛を思う存分注げる相手が出来て良かったと終始涙なしには読めない一冊でした。
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個々人の背景をより掘り下げる小説は、漫画以上にキャラクターが好きになれないと、作品そのものも好きになれないと痛感した。受は想像以上に思考が暗いし、攻は最後まで下衆…。
絡みの場面はさすがのエロさだったし、サブキャラ(過去作のメインキャラ?)がみんないい味を出していたので少し評価を足してこの結論で。
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ムシシリーズ4作目。
だーかーら!まずは人の話を聞けよ!と攻につっこみ入れながら読むのがこのシリーズのデフォです(笑)
今回はシリーズ通してハイクラスの良心のような存在だった兜と、前作でのヒール篤郎のお話。
読み応えがっつりで、ジェットコースターのような展開にこちらの感情は揺さぶれっぱなしになりました。
そして驚きなのが、良心の塊のような兜が、まさかの超絶ゲス攻で、とんでもないヒールだった篤郎が、根っこの優しいとんでもない不憫健気受だったってところでしょうか。強気ですが健気です。不安定な強気大好き。
もう何この良い意味での裏切り感!!
血のつながらない兄への行いにより、ずっと自分を卑下して生きていた受が、攻と再会したことにより惹かれていくという話。
今作に来て初めてのハイクラス同士ですが、受は薬物中毒の後遺症により成長が止まってるので、基本的にか弱いです。
そしてか弱いちゃんが大好きな攻は、持ち前の優しさでもって、受の凝り固まった心を解していくんですが、こいつがもうとんでもないゲスで……。
攻の傲慢・無神経・鈍感っぷりに、散々受は傷つき痛めつけられ、どうしようもないところまで追い詰められて心が袋小路です。
凄く優しい子だから、流され屋さんでもあるんですが、あまりの痛さに読んでて吐き気を催してくるほどの強烈さ。
その痛みに共感するごとに、攻に対してむかっ腹が立ってくるんですが、受の前ではじめて弱みを見せたあたりから、どうにも憎めなくなってしまうのが不思議なところ。
私は基本的に家族、動物、こども、年寄りネタに関しては、涙腺ゆるゆるになってしまいますので、もうこの継母と受の再会場面で涙ぼったぼた。
親というのはこどもがどんな状態になっていても、生きてくれてさえいたらそれでいいと思ってしまうものですが、この継母の凄いところは、それが血の繋がってない連れ子にも同じ愛情を向けられるところ。
何だか本編CPというよりは、この親子や兄である郁との家族の関係に感動してしまい……。
後半は、あれだけ受に酷い仕打ちをした攻ざまぁ(笑) な状態で、非常に楽しかったんですが、もっと攻をこてんぱんにのしてくれた方が盛り上がったと思います。
ページもぎりぎりなので期待はしてませんでしたが、出来れば最後にいちゃらぶ見たかったです。
妊娠Hには萌えないし、無理なのはわかってんですけどね、ちょろっとこう、産まれました~時間経ちました~イチャラブイチャラブだったら最高。
お話の内容でいえば★5なんですが、何でそうじゃないかってと、別にこれ受が女の子でも成り立つ話じゃん……と思ってしまったので。
出産BL嫌いじゃないけど、1作目もそのケースなので、え?また? という気持ちになったのもあります。
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ムシシリーズ4作目。
ヘラクレスオオカブト・兜×オオスズメバチ・篤郎。
前作で登場した郁の弟の篤郎。
篤郎救済あってほしい!って思ってたので。
篤郎がどうしてあそこまで堕ちたのか、あのような凶行に走ったのかが分かり読んでて切なくなり、そして本当の篤郎は優しく繊細な心の持ち主だったんだという安堵もあってハマってしまいました(笑)
そして、兜!
一番温厚で頼もしい存在のイメージが強かったのに
一番酷い(笑)ゲスい!
そんな兜の酷い言葉、態度に傷つき涙する篤郎が可哀想で。
後半のオロオロする兜はちょっと可愛くもあったけど。
澄也はちょこちょこ登場してたけど今回はマヤマヤ登場!
マヤマヤ、カッコイイ!
マヤマヤの幸せがみたいです!
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このシリーズの攻は、最初はみんなクズだというのはお約束なんだろうか…。
前作で登場していた兜が攻で登場。お相手は、前作主人公の郁を酷い目に合わせていた篤郎。
篤郎がクズだったのはともかく、前作では優しそうに見えていた兜の本性に、兜よお前もか…と思わず空を見たとか見なかったとか。
そんな意外性もありつつも、とても面白かったです!
優しさに見えた兜の真意に、更生した篤郎が傷つき悩む。郁との再会や、お馴染みの方々のサポートもありで見どころも十分。
マヤマヤが評した篤郎の人物像には納得。ラストもそのように流された篤郎だったけど、本人たちが幸せならそれもいいよね。
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シリーズで1番すき 一見完璧に見える、超人的な人でも欠陥があって、それさえも愛してくれる人が見つかるって奇跡的なことだな