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松浦弥太郎とスタイリストの伊藤まさこが選んだ上質なものについてのエッセイ。
上質なものの定義は難しいが、使いながら日々選び抜かれたものである。だからこそ、使っていてしっくりくる自分らしいものになってゆく。スマイソンの便箋と封筒であったり、フライのシャツだったり、ルブタンのハイヒールだったりする。しっくりくる、大切に使って行くもの。反対は、使い捨てるもの。
自分にとってはどうか。少しは上質なものは増えただろうか。清潔であること。ちょっと背伸びして、成長するきっかけになること。松浦弥太郎は実用的、伊藤まさこは洒落た一点ものに拘りがある。拘りは、手入れして綺麗にすることに繋がるから、上質なものに囲まれて生活するのは良いと思う。
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伊藤さん、活動拠点を横浜に…。
あれ、また離婚?
というところだけが気になりました…。
もうたぶん、この人の本は買わない。
こう、比較対象がいる本(松浦さんと似た感じのものをテーマにしてるので、どうしても読み比べてしまうというか)って、まぁ着眼点の違いを楽しめばいいんだろうけど、片方の稚拙さが目立ってしまう気がしてしまう。
要は多分、私はこの人に飽きてしまったのだ。
この人を消費してしまったっていうか。
あぁ、伊藤まさこさんを、ということで。
この本を買ってよかったのは、
「人と闘わないことを闘う」という松浦さんの姿勢と言葉、です。
さようなら、いままでありがとうございました。伊藤さん。
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男女の書き手による「上質」のエッセイ。
通販カタログみたいに写真が鮮やかで、おしゃれ感がある、素敵な一冊。
ファッションから飲食物、食器、本,掃除道具。
ちょっと使い込んでくたびれたのがあるのが玉に瑕だが。
でも、こういうコレクション癖のある方はこだわり強くてめんどうだなとも思う。高級品ばかり揃えなくとも、上質に生きることはできそうだけど。
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「上質」を語るには、経験不足感を感じました。「ちょっとしたおしゃれ」くらいのセレクトな印象です。とはいえ、お二人ともまだ上質を語るには若いので、経験の積み上げが「上質を語るにふさわしい」「上質を語って他者が納得する」眼を身に付けられるのではないでしょうか。それには継続と時間が必要のような気がします。松浦さんは10年後に、もう一度読んでみたいです。伊藤さんは……、上質を語れる器のかたなのかどうかちょっと測りかねました。厳しい意見でファンのかたには申し訳ありません。そういうふうに感じた人もいたということでご容赦ください。
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チェック5項目。この本では私が時間をかけて選んできた本当によいと思うものを紹介している、あなたの上質な時間作りのお手伝いができたらこんなにうれしいことはない。おしゃれの基本は清潔であること、そして身につけるものの肌ざわりのよさをとても大切にしています、身だしなみを整えることは、自分と人への思いやりでもあるのですね。ポケットに手を入れて歩かない、寒かろうと文句をいわず我慢する、真冬だろうと背筋を伸ばして手を振って歩くのがよい、けれども、あったかい手袋があれば、そんな我慢も和らぐ。たかがベルトされどベルトである、特にスーツスタイルの際、どんなによいものを着ていたとしても、こすれて色が剥げていたりする、古くなったベルトは着こなしを台無しにする、古くなったベルトは惜しまずに新しいものを取り替えたい、ベルトは消耗品である、一年に一度、黒と茶それぞれを新調する。男を見分けたければ、指先と手がいつもきれいに手入れされているか、そして、どんな肌着を身につけているかを知れば一目瞭然だろう、いい男は、いちばん目に付くところと、いちばん見えないところの気遣いがきちんとしている。
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日々の100とコンセプトが被っているので、特に目新しさもなく。
(読み直し後)
改めて読んでみたら、伊藤まさこさんとの対話が挟み込まれることで、上質な物、事の立体的な理解が進むなあと思えた。
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わたしが大好きな弥太郎さんと、前に本を読んで素敵だなと思っていた伊藤まさこさんがつながっていたー!という喜びから始まった一冊。
日常の中で自分のそばにある物をこだわってこだわって選ばれたものが紹介されています。
自分を一歩引き上げて、そうやって自分はますます輝きを増していくのね、とワクワクする一冊です。
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文房具、着るもの、インテリアなどセンスのいい逸品が載っています。半分ぐらいは愛用してて確かにいいと思ってるもの、これから買おうと狙っているものがありました。実は著者のお二方のファンではないのですが、改めて読むと好みが似ているなぁと思いました。そしてまたまた欲しいものが増えてしまいました。
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シャツは白 フライ
ミキモトのパールネックレス 接客が素晴らしい 一生のつきあい
クリスチャンルブタン ハイヒール 赤いソール 歩くたびに見え隠れしてそれがなんとも色っぽい
ベルトは消耗品 1年に1度 黒と茶を新調する。
イギリス製 エッティンガー ベルトと靴を合わせることがルール
見られていない時こそ気を使う 見えない下着こそ良いものを
イギリス製のフォックスアンブレラ 美しい傘の巻き方 イギリスにおいて傘はステッキと同じ用途を求められる
髪は2週間に1度切る
夏に選ぶ1枚 マルニの白いワンピース
イソップのスキンケア 洗顔と保湿
春の香り ゲランのアンソレンス 春先のうきうきした気分
グローブトッロッターのトラベルケース 開くたびにうれしい
ぽち袋 銀座平つか
コシャーさんの箱 青山 FOUND MUJI
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このような類の本は大好きですが、
なんせ、良いものとして紹介されているものは、
お値段が高い、、、。
眺めてみて目の保養にさせてもらいます。
いつかは欲しいものはたくさんありました。
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図書館の開架から。おしゃれには全く縁のない人生を歩いてきましたw。仕事を辞めて数年、暮らしに必要なものも少なくなってきました。少し上質なものを使って、それで気持ちよくなれば、それもいいなと思いました。からだに馴染む服を着て、足にフィットした靴を履き、手ぶらで手を振って歩く・・・、いいですね(^-^)
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2017/6/28読了
私にはひどく、おしゃれすぎてまぶしい。
上質なもの、ひとつひとつが高価で美しく素晴らしいものばかり。
これをとやかく自慢せず、さらっと使いこなすのが
上質な「オトナ」なのだろう。
ひとつひとつのこだわりが強すぎて、どうも私にはそぐわない
というか、まぶしすぎました。
心と金銭にかなりの余裕がないと、できないこと。
そういう世界もあるんだな。
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写真だけパラパラと見て良さそう、と手に撮ったら松浦弥太郎さんと伊藤まさこさんだった!
→お二人のチョイスとあわせて自分のこだわりと考えてみると、
・基本的に、ものを捨てられないから自分が納得いくものを買いたい。
・見た目とかものをつくるときのこだわりとかよりも、実用性と心地よさと頑丈さが第一優先だなあ。
メモ
・フォックス・アンブレラの傘p52
イギリスにおいては傘はステッキと同じ用途を求められる
→シャープなラインのかさ。こんなきれいな傘は見たことない。
https://forzastyle.com/articles/-/52941
https://www.rakuten.ne.jp/gold/chgardens/foxumb.htm
・焼き物の表札p200
・活版印刷の名刺p202
・肌着にこだわるp44,46
→いつかやってみたい。
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この本を読んで衝撃を受けたこと:
当たり前かもしれないが、松浦さんが上質な品としてあげているものは、
ほとんどがアマゾンや楽天では扱っていないものだった。
百貨店や、公式オンラインショップで扱われている。
この本を読んで実践すること:
次にベルトを買うときはエッティンガーのベルト、
次にシャンパンを買うときはジャクソンのシャンパンにしようと思う。
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【はじめに】
ものを見るとは、そのものの中から、かくれたものを引き出すことであるとつくづく思う。それが上質であればあるほど、様々とかくれたものが多いと思う。
かくれたものはすぐに見つかるとは限らない。上質なものほど、見つけるには時間がかかる。ひとつ見つかり、少し経って、またひとつ見つかり、だいぶ経ってから、さらにひとつ見つかるというように。もうこれでかくれたものすべてを見つけただろうと思っても、ひとつふたつみっつと見つかる。結局上質なものとは、そうやっていつまでも自分にうれしさやしあわせを与え続けてくれるものなのだ。
松浦弥太郎
いつでも心地よくいたい。では自分にとって何が心地いいんだろう?と考えると、自分と自分のまわりを美しく整えるということにつきる。
伊藤まさこ
【眼鏡をかけて何を見るのか】
安いものばかり見ていると安い男になってしまう、いいものをしっかりと見ろ、という意味だと思いつつ、衣食住は、常に多少の背伸びが大切だと受け取っている。用を足せれば、なんでもいいと思うようになったらおしまいだ。
【上質な暮らしとは】
背伸びや痩せ我慢は、好奇心を支えるものでもあると僕は思っている。自分の器を広げることができるのは自分だけでしょう。