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地区大会~東海大会までが描かれているハルチカシリーズ第三弾!!大会までの軌跡や、登場人物の人間関係のみを描く作品とは一味違う。ハルチカが出会う全ての人たちに物語がある。眩しいだけの作品ではなく、現実を垣間見ることのできる作品。
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シリーズ3冊目は、前2冊より全体構成が整った感じがした。
愉快な仲間たちのやり取りも、パンチのきいた新顔も相変わらずで楽しい。
ちょっと『水の時計』思い出した。
なんかツンデレ増えてきたな。
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どの話もよかったけど、空想オルガンが切なくて好き。まさか、チカとともに空想オルガンの視点を担う男性があの人だとは思わなかった。というか、想像もつかなかった。
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ハルチカシリーズ第3弾。
吹奏楽部の大会が進んでいく中、ハルチカは脇役にまわり、ある一人の人生が描かれる短編が収録されている。
今までのハルチカ短編と比べリズムが変わるので少々読みにくかったがハルチカらしいオチが用意されており、「あ~」と感嘆してしまった。
様々なジャンルの書籍を読むんですがハルチカシリーズは連続して読んでる状態。
今は次作の千年ジュリエットを読んでいる最中で、完全にハルチカにハマっています。
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インパクトがあったのは
500円玉貯金箱とギャルバンのみんな。
あと、フリーライターの渡邉さんが
草壁先生に言ったセリフ。
先生の過去に一体なにが…
こうやって小出しで明かされていくんでしょうか。
家族とのつながり、
仲間との友情と夢、青春…
テーマとしては申し分ないのですが
やっぱりミステリの精度と解説、
ストーリー全体の厚みがやや物足りない…。
読んでいて、「ここ惜しいな…」とか
「もうちょっと肉付けしてほしいなぁ」
と思う部分が毎回あるのですが、
そこは個人の好みなので置いといて。
この作品のいいところは何より
魅力的なキャラクターが多いこと。
第三者…ハルタの姉や渡邉さんの視点から見た
チカちゃんのことがいくつか描かれていて、
彼女をもっと応援したくなりました。
料理上手でかわいくて、変人磁石の熱血少女。笑
芹澤さんとのコンビもなかなかいい。
芹澤さん、ついに入部か…?
来年の夏に向けて
がんばれ、清水南高校吹奏楽部。
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全体的に、回想の雰囲気を出してきたように感じた。
渡邊さんの行方にショックを隠しきれない。そうか、だから吹奏楽の会場に現れていたんだね。
チカちゃん目線で語られていて、ハルタの整いすぎてる顔立ちしか書かれていないけれど、チカちゃん可愛いんだよやっぱり。
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いよいよコンクールが始まり、それに沿う形でいつものようにトラブルやハプニングが次々と起こる。ギャル集団に、変なフリーライターに、オレオレ詐欺に…。
そんな中でも、チカの緊張感が文章からそのまま伝わってきて、自分がコンクール会場にいるかのようにドキドキした。チカ達ほどの緊張ではないけれど、私もコンクールの時のドキドキというのは味わったことがあるので、感情移入しつつ、うなずきつづ読んでいた。
そして、コンクールの結果がわかった時は、私も思わず泣きそうになった。夢物語でも、ありえなくてもいいから、みんなに笑って欲しかったなあ―。でも、こうやってリアルだから、面白いんだよね、きっと。
「胸を張れ、顔を上げろ、諦めるんじゃないぞ」
最後に明かされた変なフリーライターの正体。
今まで邪魔でうざい登場人物だなって思ってたけど、最後の最後で好きになれた。そして待ちわびた芹澤さんの加入―。次作の「千年ジュリエット」でこのシリーズは終わるけど、それが淋しくてたまらない。
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相変わらず、質の高いお話。
本格ミステリーというわけではないけど、
周りほ温かくさせる学園ミステリーが楽しい。
今刊は学園を飛び出した内容が多かった割に、スケール不足の感がある。
表題の「空想オルガン」が特によかった。
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なかなか進まずやっと読了。ハルタの住居問題に姉登場。強烈な清女の登場に、オレオレ詐欺話。意味不明な語りから始まり最後につながる。短編とは思えないほど一編が濃い。チカちゃんの点々さがやはりイライラするが、平和そうなチカちゃんの周りにいろんなものを抱えている人がいて、点々で平和なチカちゃんに救われているのだなと思った。もうすぐ千年ジュリエットも文庫化!
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ハルチカシリーズ第3弾。
二作目からだいぶ経ってからの購読。
清水南高校吹奏楽部が地区大会から東海大会まで進む間に繰り広げられる、青春ミステリー。
各編を読み終わったあと、もう一度序章を読み返したときの「そうだったのか」と府に落ちる感じがたまらない。時に切なく、でも 前向きな結び。
『十の秘密』は意外と泣けるし、衝撃だったのは表題にもなっている『空想オルガン』。
いつもと異なるある男性主人公目線。
全く関連のないサイドストーリーかと思いきや、、、まったく不意を突かれました。
いろんな意味でやられました。あぁ~‼
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学生が目標に向かって仲間と頑張る!
というベタな設定がとても好きです。
ハルチカシリーズは、昔の自分がそこにいたらどんなにかワクワクするだろうという想像をしながら、楽しく読ませてもらってます。
お話ごとに出てくる登場人物がとても魅力的。
10代の子たちにはもちろんですが、大人世代にも読んでもらいたい作品です。
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ハルチカ第三段。
先の二作の良点はそのままに、今回はミステリとしての完成度が最も高かったと思う。
この表題作が今のところ一番好きな作品。
ただし、一冊として、あるいはシリーズとしての展開も強く意識してきている節が感じられ、すこしだけご都合主義が気になり始めた。
続作で、これが肥大しないことを願う。
4-
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ハルチカシリーズ、本巻は大会只中の物語です。
相変わらず、演奏に関しては重きを置いてないですね。
大会だから今回は演奏の描写くらいあるだろうと思ってたら、結果のみ。
潔いですね!きっと主軸としてあるのはそこではないんでしょうね。
大会中とあって、いつものほほんと頑張っている彼らの雰囲気とは一線を画します。
やっぱり緊張と焦りがこちらまで伝わってくる。
吹奏楽部経験者だけど、大会には出たことのない私は同調しながら読みました。
東海大会の結果は・・・・・ぜひ本書を読んでください。
さて、続きがほんと楽しみな感じになってきました!
早く続きを刊行してください!
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ハルチカシリーズ第3弾。
穂村チカ、上条ハルタ、草壁先生の三角関係。
廃部寸前の弱小吹奏楽部で'甲子園'普門館を夢見るハルチカ。そんななかチカちゃんが、まぁ事件を拾ってくる拾ってくる(笑)
コミカルなタッチで軽快に書かれてるのでサラッと読める時と、そのテンションについていけない時もあります。
いまさらですが基本はチカちゃん目線で本作は進んでいくので読みづらい時があります。
が、読みはじめてしまったシリーズもの。最後まで読みたいとも思います。
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<ハルチカシリーズ第3弾>
今回のハルチカメンバーは大会を経験しながら,新たな仲間・ライバル?と出会っていきます.
もちろん,その間にも「謎」に出会い,協力し解決し学んでいきます.
単純な「東海大会初出場までの道のり」ではない「素敵な寄り道」の話.
「宝石箱のような時間」の話.
チカちゃんほんとたまにはいいこと言うね.
「目の前にあるすべてのことを受け入れる覚悟ができたとき,初めて俺たちは大人になれると思う」
大人になることは必ずしも年齢や経験によるものではないんだ.当たり前のように受け取ってきた無償の愛を,次の誰かに捧げることができるかどうか.
「おじさんはもしかして今日,大人になったの?」
芹澤さんのツンデレ具合はあいかわらず.
新登場,渡邉さんにももっと,聞きたいことがある.
俺が買った『空想オルガン』,表紙が違うんだけど.