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短編集なので凄く読みやすいです。
タイトルにもなってるアーモンドチョコレート入りのワルツは幼いときなら誰しも憧れてしまう大人の恋や、子供には分からないゴタゴタ、でも私は好きなんだという思い。沢山の愛が詰まっていて、とっても好きな話です。
読んだ後に心が温まるのは間違いなし。是非読んでみてください。
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森さんのお話はこの作品が初です。童話のようにキラキラしたお話が3作収められています。夏休みの少年たちのひそかな楽しみの裏にはある秘密が・・・。そして風変わりな少女との出会いを通しての心の移り変わりを描いた2作目。それともう1作はこの本のタイトルにもなっているお話。クラシックを聞きながら読んでいる、そんな感じがしました。心の保養にどうでしょ。
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森絵都の本は読みやすさが良いです。初めて短編を読みました。2番目の、クライマックスがなんともいえなく切なくなる。
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シューマン、バッハ、サティのピアノ曲から題名をとった3篇の物語。
3つともきらきらしていて切なくて大好き。
夏のおわりにふさわしい短篇集だった。
誰かが作ってくれたあたたかな空間は、いつまでもそこにいてくれるとは限らない。
たいせつな場所って、いつかきっと自分で作るものなのだ。
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珍しく購入本。
森絵都さんの本はいくつか読んだことがあるけど、児童文学の作家さんということもあり、じんわりした感じ。やさしい感じ。でも甘ったるい感じはしない。それが好き。
「彼女のアリア」がいちばんお気に入り!!
不眠症の少年と虚言癖の少女の物語。もどかしいかんじがなんともいえない。
「アーモンド入りチョコレート」のように生きる
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少年少女たちの話、3編。人の顔うかがってすごしてた中学時代、私もあったなぁ。サティのおじさんの話、好きです。
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表題作を含めて、3つの短篇。
どれも中学生が主人公。
どこか懐かしいような、甘酸っぱい思い出であったり、幻想的な光景であったり。
忘れていたあの頃の気持ちを思い出す。
もっと早くこの本に出逢いたかった。
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大好き!この話では「彼女のアリア」や表題作がよく話題になりますがわたしは一番最初に載っている「子どもは眠る」がだ〜いすきです。
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カバーより・・・
アーモンド入りチョコレートのように生きていきなさい。サティのおじさんのその言葉はすとんとわたしのなかに入りこみ、どこかのふたを開けた…。シューマン・バッハ・サティの3つのピアノ曲から生まれた、物語ワルツ。
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ふんわりとした文章で、温かみのある情景が浮かぶ。
また、ティーンの頃のものの見方・考え方っていうのは、確か私もこんな感じだった…。と懐かしく共感。
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「ヤサシイキモチ」になります。ええ。
ほのぼのとして、とってもいい話でした。
ドラマ化するなら誰がいいな〜なんて考えながら、ひとりワクワクしてました
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いかにもおばさんが書いた感じでした。ピアノネタだったから読んだんですが。こんな子達いないってー痛い痛い。こういう"少女から成長しきれてないおばさんセンス"は正直なトコ面白くない。
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シューマン、バッハ、サティ、三つのピアノ曲。
十三・十四・十五歳。
「二度と戻らない時」を描く短編集。森さんの作品を読み終えたあとのきゅんきゅん感がたまらない。
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この先生のは読んでみたかったのですが、とても良かったです。少
年少女のファンタジックでリアルな物語、というは凄くツボです。
3話の短編集なのですが、少年少女の作った「お気に入りの空間」がどれにも出てきます。
それは現実逃避であり、逆に現実を知るような、不思議で普通とも言える空間というか。
あたしは中学生くらいの頃、「友達同士群がってトイレ」に疑問を抱いたりした奴なのですが(笑)、この「空間」て、女の子の友情?なコレにも当てはまる気がしました。
ホントは嫌なのに妥協や惰性で一緒に行くのと、一緒に行くのが楽しくて行くのとで同じ「一緒にトイレ」でも意味が全然違いますよね。
彼らの「空間」にもそんな意味があるような気がしました。
彼らは全員その「空間」は場所でなく(まぁ場所にも多少は意味あれど)、自分と回りの人たちで作られているものなんだ、と気づいたのかな、という感じでした。
全て音楽がモチーフになってますが、音楽と同じで結構自由な解釈が出来るお話と思います。
ちなみにモチーフの音楽は、MIDIサイト様で聴いてきました。
「子供の情景」「ゴルドベルグ」「童話音楽の献立表」で検索してそれぞれ引っかかったんで聴けると思います。
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全部素敵だけど、「彼女のアリア」が特に好き。どこか痛々しい透明な世界。この空気を、私は毎日の中で感じていると思う。