紙の本
簡単に古事記を読もう!
2005/03/17 00:32
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柏餅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「古事記」と言えば堅苦しそうな昔の文章と思うのでは? しかし、角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックスから出てるこの「古事記」はビギナーズと言うだけありとても読みやすくなってます。
ただし、ビギナーズとあって全文は書かれていませんが重要な部分を抑えているので初めて読む人などには十分楽しめます。
天地創造から推古天皇までが書かれた上巻・中巻・下巻の主要な部分の現代語訳はもちろん原文の書き下し文、簡単な古事記に対する解釈やコラム、付録なども色々書かれています。古事記にはたくさん難しい漢字が出てきますが現代語訳・原文には全てルビが付いているので心配いりません。
古事記を読んだことある人や勉強したい人には物足りないと思いますがこれから読む人、古事記の流れを簡単に知りたい人にはおすすめの1冊になってると思います。
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良本です。古事記って名前は知っていても、イザナギイザナミとか、アマテラスとスサノオぐらいしか知られてないような気がします。その古事記の主要な物語を、原文と現代訳で紹介。また、背景や言葉の意味についての解説も充実。知識欲を充分に満たしてくれました。ビギナーズ・クラシックスシリーズ、期待したいです。
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おとぎ話として読めば楽しい。
ファンタスティックかと思えば妙にリアルだったり。現代語訳されているので、かなりわかりやすいです。
あわせて日本書紀も読みたい・・
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内容に関しては、収録部分が偏ってるんじゃないかとか解説がちょっとばかし長すぎるんじゃないかとか、いろいろありますがまぁそんな偏った解説は解説でおもしろかったり。
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まさに初心者向けの古事記。入門編としてはいいかと。
原文あり、非常に分かりやすい(読みやすい)口語訳有、簡単な解説有。
古事記というものはどんなものでどのような話でどのような目的で書かれたのか。その程度のことなら十分分かると思います。日本の神様たちについても解説有。
角川ソフィア文庫、あなどれん。
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本当は、講談社学術文庫の古事記を読みたかったが、本屋で手にするたびに「うーん、これは読破できん…」と悩んでいたわけです。
古事記。
神様の名前は、過去、某テレビゲームで覚えたので、なんとも馴染みがあります。
神話を読み進め、最後の資料の初代天皇神武天皇の享年に驚きましたよ。137歳!?
第10代崇神天皇なんて168歳まで生きていたとのこと。
崇神天皇陵はありますけれども。
そんなに生きることができるなんてうらやましい。
何となく、古墳を見たくなる1冊でしたね。
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『古事記』をナナメ読みするのに最適。有名な場面の書き下し文・現代語訳に解説がくっついています。『古事記』の全文テキストを併せてと更に面白く読めるでしょう。
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「古事記は日本人にとってバイブル(聖書)的名存在なのでは」と思い始めて読む。読み終わってやっぱ日本人である以上読むべき本だなと思う。古事記理解の旅は始まったばかり。
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えびの高原や霧島に旅行に行った時に。
現代文もわかりやすく、結構読めた。
他のビギナーズ・クラシックスシリーズも気になる。
旅先の歴史的・文化的予習なんて、わたしもオトナになったもんだ。
こういう旅の仕方、おもしろさも覚えた。
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2009/7/8 ¥667
2009/
2009年角川文庫 夏の100冊
ブックカバー目的
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日本史を勉強していたら、『古事記』と『日本書紀』を読んでみたくなりました。
書き下し文と現代語訳、解説が掲載されていますが、翻訳もとても自然で読みやすい。
また、逐次区切られて挿入される解説や図解は理解を助けてくれました。
例えば「角髪の御櫛の端の太いのを折り取って投げ付けて…」って、図がなければありありと想像する事が出来無いと思いませんか?
時にコミカル、時に人間臭く。そんな『古事記』でした。
0621-0623
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神々の時代から推古天皇の時代までを雄大に語り、わが国の歴史を説き起こした最古の書を、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。参考情報やビジュアルも豊富で、内容をしっかり把握できる構成。現代語訳と原文は総ルビ付きで朗読にも最適。
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このシリーズ(ビギナーズクラシックス)に結構、はまっています。
神社、神様に興味があり前から読みたいと思っていました。
「古事記」の名前は知っていましたが、何が書かれているかは全く知りませんでした。
本来の「古事記」はやはり少し難しいのでしょうが、このシリーズの特徴で非常に分りやすく最後まで読むことができました。
いろいろな土地の、神社に行くのが楽しみになりました。
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古事記の入門編にはぴったり。
原文と口語訳が交互に書かれており、解説もとても分かりやすいです。
神様の人間臭いその行動におどろきました。
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現代語でやさしく書かれた、日本最古の文学、古事記。
一神教の宗教とは違い、様々なカミガミが喜怒哀楽し、
はたまた
名を与えられれば桃ですら神になれてしまう懐のひろい国、日本。
そんな日本を日本とせしめている根底の一部を、垣間見た気がしました。
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角川文庫の古い版のものを読み始めた。
時代背景や神の名前の多さ、状況説明、文言が理解しにくく、
現代語訳を読んだにも関わらず、挫折した。
解説版を探してからまた再読したい。