投稿元:
レビューを見る
大好きな真梨幸子さんの小説。これはほかの「イヤミス」と呼ばれる小説より、嫌な感じはしない。なかなか面白かったが、時間軸が行ったり来たりするのと、誰がどれなのか?が途中でこんがらがってしまったので★を減らしました。
派遣でデータ処理をしている派遣社員の中でほかの人のミスをカバーして残業したりとかの場面が、なんだかどろどろしていて真実味がありました。
投稿元:
レビューを見る
真相の章までは『誰がどの人?』と思いながら読み進めるペースもめちゃくちゃ早かったけど、真相の章に入る直前から混乱(笑)
理解は出来たけどモヤモヤは残る。
投稿元:
レビューを見る
過去の事件が取り沙汰される中、フリーライターの久保と小学生の男の子と女の子の話が入れ替わりで展開される。
最後、どんな風になっていくのかと思ったけど、ちょっと複雑にし過ぎな気もする。
驚きもないし、そうだったのかっていう感じしかなかった。
前半が混乱しただけに、ちょっと期待はずれだったかも…
2023.3.20
投稿元:
レビューを見る
真梨幸子さんのデビュー後第2作目。ライターをしながらマニュアル作成で、なんとか社会の一端にしがみついている久保。
それでも生活が苦しく、派遣会社にも登録するが、なぜか生活は苦しくなるばかり。そんなとき、16年前の殺人事件が注目され、久保は自分を思い出してかけるが。
いまやイヤミスの大家とも言える真梨さんだが、この作品はイヤミスというより、社会派サスペンスに近いかな。
でも、単なるミステリよりもサイコパス系を得意とする真梨さんの原点のような気がする。この閉塞感、絶望感は他では味わえない。