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一巻までは楽しかったのだが、二巻目以降は読むのが苦痛になってきた。
こんなに人気の作品なのに、なぜ私は楽しめないのかと苦痛であった。
楽しんで読めたのは、学者夫妻の子どもがどんどん赤ちゃんに返っていくところ。涙を誘う。
この親子、一応は救われたようで、嬉しい。
聖書に記述のあることと同じことが起こっていたなあと記憶しているのだが思い出せない。。
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検索して思い出した!子どもを神に捧げよ!というところだった。
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感動の面白さ!!!
表紙 8点
展開 9点
文章 8点
内容 900点
合計 925点
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勇者7人がラスボス倒しに行く話。
敵の襲来等々で住民が皆脱出を図る中、この7人はなぜ流れに逆らって目的地へ向かうのか。引いた番号順にそれぞれの過去と動機が語られる。
一人ひとりに物語があり、ひとりが語るごとに問題の本質に少しだけ近づく。
どこでもドア的移動や光速を超えた宇宙飛行による体感での経過時間と実際の経過時間の違いを描いているのはSF小説でも案外珍しいのでは。
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SFの古典。
SFは笹本祐一以外はほぼ受け付けなかったのだけど、ようやくすっと読めるようになった感。
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28世紀、時を超越した殺戮者シュライクを封印する時間の墓標が開き始めた。
政府は理由を解明すべく7人の巡礼者を時間の墓標のあるハイペリオンに派遣した。
そこで待っていたのは、「なぜこの巡礼に参加することになったか」を順番に語る座談会だった…。 ため息
SF小説の中でも有名な作品を一通り読んでみようキャンペーンの10作目。
それぞれがシュライクとの関わりとか、因縁があるけど、上巻で7人中3人しか語り終わらないのはやばいでしょ。
残りの下巻で4人でしょ?
思い出話で終わる可能性が高そうで怖い。
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分厚いけど読みやすい、長門有希がキョンに貸したことでお馴染みのハイペリオン、ぼくの持ってるハイペリオンにはしおりは挟まっていませんでした
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いくつかのショートストーリーが織り上げるロングストーリー。読めば、読むほど、ハイペリオンの世界に引き込まれて行く。なるほど、ヒューゴー賞という感じだ。
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とにかく分厚くて最初は読むのを躊躇していたのですが、いざ読んでみると非常に読みやすく、独創性があって、恋愛やサスペンス要素もあるので、気付いた時には時間も忘れどっぷりとハイペリオンの世界にはまり込んでしまっていました。非常に面白かったです。
本書ではハイペリオンという辺境の惑星に集った7人の男女の身の上話が語られていくのですが、登場人物のエピソード毎に話が分かれているため、まるで別の本を読んでいる感覚です。特に気に入ったのは学者の物語「忘却の川の水は苦く」と領事の物語「思い出のシリ」。どちらも情感豊かで色鮮やかな画面が浮かんで来るようでした。
ただ惜しむらくはこのハイペリオン上・下だけでは謎が明かされないため、本書だけでは消化不良感が残ってしまうこと。出来ればひとまず完結となる次作「ハイペリオンの没落 上・下」も読まれることをおすすめします。長いと思われるか、また続きが2冊読めるんだと思われるのかは個人次第ですが、「没落」にて本書で彼らが語ったエピソードが集約していくラストは圧巻ですので、是非続刊も読んでハイペリオンの余韻に浸って頂ければと思います。
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とってもすごいなにかの賞をとった小説というから読み始めたが、最初の神父の話は面白かったが、あとの2話はそれほどおもしろいとは思わなかった。
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これはすごい作品だな。
ただし、かなり冗長な作品で
まだこのハイペリオンの概要が見えてこないのよね。
敵が一体いかようの理由で襲ってくるのかも
分かってはいませんし…
ある詩人の物語、何気に原文を
見てみたいのですよ。
だって残念な状態になって
しゃべれた言葉がいわゆるお下品ワードですので。
どんな英文の並びになってるんだろう…
SF作品ですが
ファンタジー要素もあるので
ファンタジー好きの人も楽しめると思うの
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人類が外宇宙に進出し200以上の居住惑星に1500億もの人口を擁する連邦制を取る世界で、辺境の惑星ハイペリオンに存在する「時間の墓標」と呼ばれる遺跡と、そこに現れた「シュライク」という怪物にまつわる、様々な人間達の物語が語られる。 『ハイペリオン』上下巻だけではストーリー上の謎が解決せず、『ハイペリオンの没落』上下巻までが実質的に一つの作品である。(『没落』まで読了済) SF小説としての物語のスケール感や叙情性は格別だと思う。観念性(テーマの深遠さ)と娯楽性(読む楽しさ)のバランスが素晴らしい。
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やっぱり海外SFはちょっととっつき辛さが有る。
ただ、本作はそこを乗り越えてでも、読む価値があるかも。
司祭、兵士、詩人が語るそれぞれの物語は、意表を突く展開でジャンルを縱橫に駆け回り、先が読めない。
頑張って下巻も読んでみる。
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難しい用語がたくさん出てきますが、無視して読み進めるとどんどん面白くなっていきます
ハイペリオンの歌はちょっと意味不明ですが、、
下巻が楽しみです
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ー 教会が滅びるつもりなら、それもまたよし。ただしその死は、キリスト再臨の知識に満ち、栄光に輝くものでなければならぬ。進んで減びるのではないにせよ、暗黒のなかに歩みいるのであれば、毅然とー雄々しく、たしかな信仰心をもって進まねばならぬ。
死の収容所のなかで、核の炎のなかで、癌病棟で、ユダヤ人大虐殺のさなかで、孤独な静寂につつまれ、何世代も何世代ものあいだ、死に直面しながらも信仰心を失わず、希望こそいだかぬにせよ、これらのすべてにはなんらかの理由があるのだ、これほどの苦しみを味わい、これほどの犠牲をはらうだけの意味があるのだと祈りながら、暗黒を見すえつつそのあぎとへと歩んでいった、何百万もの先人のように。
論理も事実も納得のいく理屈もなかった先人らが暗黒のただなかへはいっていくさいには、それこそごくごくかぼそい希望の糸と、いまにもゆらぎそうな信仰心しかなかったにちがいない。しかし、その先人たちが暗黒をまえにしてわずかな希望をつなぐことができたのなら、わたしにもまたおなじことができるはずだ…そして、教会にも。 ー
28世紀、謎の惑星ハイペリオンに巡礼団として派遣された7人の物語。
なぜ、巡礼するのか。旅の道中に一人一人が順番に語っていく。
意味不明な設定が解説なしに次々に物語られ、物語の中で少しずつその意味が部分的に分かっていく。物語がだんだん立体的になり、読み進めていくとイメージ出来るようになってくる。イメージ出来るようになるともっと面白くなってくる。物語の中に読者を引き込んでいく引力が強い作品。
続きが気になるなぁ〜。
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長門有希が読んでたやつ。枠物語の古典『カンタベリー物語』風の体裁をとっているが、中身は極めて濃厚なSF。
28世紀の宇宙時代、巡礼という名目で7人の男女が旅をしながらそれぞれの物語を語っていく。この説明だけ見ると未来版もしくはSF版『カンタベリー物語』的なものを想像してしまう。そういった趣きもあるにはあるが、中世の多様なドラマが収録されていたかの古典に比べると、本作はガッツリとした一つの大きな物語が設定されていて、やや面食らった。枠物語の「枠」の部分――世界観のキーとなるシュライクの謎――が思いのほか濃厚で、長大なSF巨編ともいえる展開を広げるのだ。そのあたり、実質的には短篇集だった『デカメロン』や『カンタベリー物語』とは大きく異なる性質を持つ。
とはいえ、7人がそれぞれに語る自分語りはそれ単体でも魅力のある話である上、それらが全体のSF世界における物語と絶妙なハーモニーをなして味わい深いものとなっている。旅の舞台となるハイペリオンの風景、背景の歴史、そしてシュライクの謎に引っ張られて先が気になる。SFにありがちな用語の読みにくさはありつつも、最後まで読まないと収まらない系の小説。