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向井理さんの仕事についてのインタビュー本と読む時期を重ねてみたら、差がすごい。こっちのほうが、内容がしっかりしていた。
プロフェッショナルはそれぞれ、独特の色を持ったひとでした。ほんと、すごいひとたちばかり。
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全員がバラバラなことを言うけれど、全て自分の勇気になる言葉を見つけられて、前を向く力をくれる。結局は自分の力で生き抜くしかないけれど、少しの援護をもらえたようでありがたい。一番自分に遠い人間に感じた沢木耕太郎の安定感が(でもラジオとか聞いたらハイテンションなので多分高いポイントでの安定)最も印象的。
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いろいろな人に聴く。いつまでも真似て学ぶ姿勢。どっかで無理をしてやりきる時期、このつまんなくなった日本。どっかで野次馬的な視点。絵を純粋に味わうこと。自分のせまい世界を実感してしまう。毎日の仕事、楽しめているか。
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専門家へのインタビュー集。
作家やらクリエイター系がほとんどで、一般の社会人が読んでもあまり参考にならないかも。沢木耕太郎だったか、男は30代までに他人の人生を背負う決断をしないとだめ(要するに妻子を持て)というのは、真理だと思った。
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デキの悪い自己啓発系の企画本。インタビューアーがヨイショしすぎで緊張感がないし、「30代何してましたか?」という設定により、有名人の誰もが知ってるありきたりな思い出話に終始。今とこれからを聞かないとダメだろ。こんだけのゲスト揃えといて。
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ハッとさせられる言葉がたくさんあった。
そういう言葉がさらりと出てくる。人間としての深み、厚みにただただ感嘆する。でも、そこにたどり着くまでに様々なことを経験し、様々なことを考えたからこそなのだろう。60歳になったとき、なにか自分の哲学を持っていたい。カッコイイ大人になりたい。
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映画監督、川村元気さんが各界の著名人にインタビューをしてまとめた作品。インタビュー記事にワクワクするのはもちろん、川村さんが記事の終わりに書いている「復習」や、「あとがき」がとてもわかりやすくまとめてあり、さらにワクワクする。
”今まで、どんな仕事をしてきたか。これから、どんな仕事をしたいのか。必ず最後は「未来」の話になった。”
こうやって仕事を語れる人間になりたい。
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2015.5.4読了。
【内容】
山田洋次、沢木耕太郎、宮崎駿、糸井重里…。川村元気が12人の巨匠たちに聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術。これから人生を楽しくする「仕事の教え」と世界を面白くする「仕事のヒント」が満載。
川村元気の質問力の高さに感心。小説書いたりするよりもこういうインタビュー本の方が向いてるのでは。クリエイティブな仕事をしているわけではないので全てがあてはまるわけではないけど、さすが全員が第一線で活躍する人たちの言葉だけあって、なるほどな〜と感心させられるとともに、パワーを感じる。また仕事頑張ろう!と思わせられる一冊。
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川村元気さんと、仕事で世の中を面白くしてきた著名人12名が対談形式で語る“仕事論”。
ここに出てくる方たちは皆、既にそれぞれの分野で大成されているのにゴールしていない。今までの結果を糧に更なる高みを目指している。がむしゃらに進めと語る人もいれば、我慢するなと語る人もいて中身は十人十色。正解はないけれど、歩んできた過程は一つ残らず血となり肉となるということに気付かされる。
これからも時折手に取り刺激を受けようと思える大切な本。
(掲載順)
山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本創、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一
~memo~
・ソロの力のある人が緩やかに組んだパーティが強い。ソロで生きられる力をつける。新たなパーティに誘われた時に、参加できる力を身につけておく。(沢木耕太郎)
・直近ではなく、20年経ったときに自分がやりたいと思っていたことを人にやられていたら取り返しがつかない。自分が自分に飽きてやりたいことを見失わないように、いくつものドアを開けておく。(秋元康)
・間違ってもいい、戻ってくる力さえ磨いておけばいい(秋元康)
・「どうやって生きるか」を面白くやる(糸井重里)
・何かあった時に「あいつにやらせたら面白そうだ」って幻想を抱かせる(篠山紀信)
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若き映画プロデューサー川村元気氏による、様々なジャンルで活躍する12人の巨匠たちとの対談集。
テーマは、彼らの仕事論。
12人(山田洋次・沢木耕太郎・杉本博司・倉本聰・秋元康・宮崎駿・糸井重里・篠山紀信・谷川俊太郎・鈴木敏夫・横尾忠則・坂本龍一)の仕事に対するそれぞれの思いを、川村氏はうまく聞き出していた。
ちなみに川村氏の手がけた映画は、「電車男」、「告白」、「悪人」、「モテキ」、「おおかみこども」、「寄生獣」、「バクマン。」など。
絵本や小説も手がける。天才だ。
・学ぶと言うことは、そっくりなぞるように真似ること。/山田洋次
・誰かから、世界から抜きん出るには、やっぱりどこかで無理をしないといけない。/倉本聰
・そのために映画をつくったっていうワンシーンがないといけない。それをキービジュアルと表現している。詩にしてもキーになるようなサビが好き。/秋元康
・僕の仕事はショートケーキにイチゴをのせること。イチゴが無くてもショートケーキをおいしくつくるのは大前提。「作品です」って満足するんじゃなくて、「商品」にして満足する。/糸井重里
・コピーライターから出発して、たこ足状態にいろいろな仕事をしていた理由は、万が一どこかで仲違いしても大丈夫なように。
1つの会社とだけやっていると、自分の身が危ないというときに寄り添いすぎちゃうことがある。/糸井重里
・自分をひとつの方向に限定して「篠山はこうだよ」って言われたくないんだよね。必ず裏切ってやろうと思っている。最初に褒められたくて仕事をやってるって言ったけど、たとえ褒められても、「ありがとうございます。僕の写真、そんなにいいですか?」って言いながら、一方で後ろを向いてペロッて舌出しているようなところもあるんだよ。/谷川俊太郎
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クリエイティブな世界で成功した先人たちのインタビュー集。皆、それぞれ人より抜きんでる為の努力、体験をしています。
時間が足りない、だから寝ないでやる、っていうのは単純だけどすごいですね。
もう少し長い文章で皆さんの話を聞きたいですが、連載だと仕方ないのかな。
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二世代上の人の仕事、を垣間見ることができそう!
12人の有名な大人たちと川村元気さんとの対談形式。
片山教授の本とはまた違った目線で仕事について考えることができそうな予感。
読んだ感想
まさにそうだった。二世代違うすごい人たちの論はやっぱりすごかった。
以下抜粋
山田洋次
批判する頭の良さよりも、いいなあと惚れ込む完成が大事。
”すごくやりたい一人”がいる企画が化ける
沢木耕太郎
僕はどこか職人気質なところがあって、あらゆることに手を抜かなかった(中略)35歳までは世間的に新しいものであることが僕の仕事の絶対的な基準だったけど、それ以降は、ほとんど唯一、手を抜かないっていうルールだけでずっとやってきた
(川村元気)
間違っていても、やってみないと収まらないことがある。
自由というのは”何も考えないで突き進む”イメージがあるけど、本当の自由を獲得するためには、先手を打ったりとか、考えて動いておくとか
3年歯を食いしばって名刺代わりになる仕事を完成させる
→そこから自由がひらける
ソロの力のある人が緩やかに組んだパーティが強い
倉本聰
どんな仕事にも下積みの時代があるように、僕もそれをしておかないと長続きしない、プロとして通用しないと思いました。
秋元康
間違った道を行っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい。間違いとか失敗とか全然関係ないて感じで、何度でも蘇ってきて、たまに「やっぱりアイツの右ストレートはすごい」っていう仕事をするやつが最もクリエイティブだよね。
仕事ってやっぱり人生の一部分でしかない。全力を尽くしてもね。
→普段の生活をちゃんとしていないと、購買者の心理も見えてこない。
糸井重里
苦しくなったときにそこを考えるのが一番面白い、どっちかにしなない、ではなくこうすればいいじゃんという発想で
自由に動ける場所もこんなにあるんですとい状況を得るには、余計な苦労をいっぱいしますよね。(組織の力の強いことについて)
あの人はこっち側にきてあの人とやったらいいのにってケースがいっぱいありますよ。そうしたらちょっと世の中が変わるきがしないですか?
20世紀はジョブズのように、特別なすごい人が出てきていた。21世紀は、それとは違っての人は結局なんということはなかったけど、いろいろとやりましたよねっていうことでいい
(川村元気)
リアルの物流があるから、ネット上の通販も成り立つと。
篠山紀信
仕事を学ぶには、昔話を聞くより一緒にやったほうがいい
谷川俊太郎
いい詩を書くより家族と一緒にきちんと生活するほうが大事
横尾忠則
「お互いここまで」という役割分担をするとつまらない
出会うとそこに創作のきっかけみたいなものが生まれる
人間関係の中で生まれることを大事にするのが本来のコラボレーションだと思います。
坂本龍一
ベーシックをおさえてもらうことを目的にしていて、その後で好きな音楽が見つかったら、あとは自分でどんどん追求してほしいなという気持ち
音楽でも映画でも過去の作品という膨大な記憶があります。どうしてもその影響を受けるし、受けてないとだめだとも言えるんだけど、そのうえで、「これはあれに似てるからやめよう」とか、対話が始まるじゃない。一生懸命自分が考えて発明したつもりでも、やっぱり何かに似ていたりってことはしょっちゅうある。作るっていうのはそういうことですよね。
勉強するってことは過去を知ることで、過去の真似をしないため、自分の独自なものを作りたいから勉強するんですよ。本当に誰もやていないことをやれるかどうかという保証なななくても、少なくともそこを目指さないと。
即やる。目の前の仕事を全てキャンセルするとか。
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私は川村元気という人に興味を持ちました。
何を聞きたくて、それをどう伝えるか、
この本自体が一つのアートになってる。
自分と向き合ってきた人達を、自分と向き合おうとする人が訪ねて行って、自分と向き合う
潔い感じが、私に生命力を思い出させる。
誰しももがきながら、自分を探しているのだな。
安心する。。。
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川村元気さんって名前を知らなかったけど、「電車男」、「告白」、「モテキ」などの映画を作っていた人なんだ。
これらの映画から少なからず影響は受けているはずなので、
この本を読めてよかった。
作者が巨匠たちに対して仕事についてヒアリングする構成。
出てくる巨匠が豪華。
以下の通り。
山田洋次
沢木耕太郎
杉本博司
倉本聰
秋元康
宮崎駿
糸井重里
篠山紀信
谷川俊太郎
鈴木敏夫
横尾忠則
坂本龍一
わりと定期的にこういう本を読んでいるんだけど、日常に埋没すると鬱屈としてしまうので、デトックス的に必要な書籍であると思う。
世代も近いので、自分の身の振り的にも参考になることが多かった。
さらっと読めるので、興味があればぜひ。
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