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読書。友達。『yom yom』の連載を見て単行本化を待ってたー。はるなさんの友人はるなさんの「あの頃読まずには生きていかれなかった」というひと言に共感し、それを言える相手がいるっていいなぁと思った。時間が経たないとわからないこともあるし、やっぱり長生きってしてみるもんだなぁって思える。
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はるな檸檬の本は嫌味がなくて面白い。今回のエッセイも面白く、繊細で頭の良い人なんだなぁと思った。「キス・キス」と「ココの詩」はちょっと読んでみたくなった。
前半は軽いノリで面白く、後半は自分の学生時代を思い出してちょっと息苦しくなりながらも面白かった。ただもうちょっと色々な本が出てきたらなぁと思う。
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椎名誠をイケメンだという''はるなさん''と、村上龍と結婚したいという''はるなちゃん''の、ガールミーツガール。
私より一回り年下だけど、女子中高生時代に読んできた作家が共通。
なんか、もう、胸いっぱい。星新一、山田詠美、村上龍、吉本ばなな・・・。社会人になってからは読んでいない作家ばかり(エッセイは除く)。
読書好きを隠していた JK時代。隠してなければ、生涯の女友達はできていたのであろうか。タイムスリップして試してみたい。そんなノスタルジックな気持ちになったり。
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図書館で同じ本を何回も借りたことあったなぁと思い出した。結局自分で買ったんだ。
本への愛が詰まっておりました。
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読まずには生きていけなかった。
感じたことのない人には大げさに響くんだろう。でもきっと、作者だけでなく、私だけでなく、この気持ちを通り過ぎていく人々がいる。こういう本を通して、知らない人とでも、そっと寄り添って手をつなげる気がした。
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作者さんの人の良さ、自分の好きなものに対する深い愛情が全編から伝わってくる。嫌なものも冷たい言葉で罵倒するのではなくて、どこかに愛とジョークを交えて表現してある。とても好き。
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はるな檸檬さんの読書歴と子供の頃の思い出を重ねたコミックエッセイ。読みやすかった。
個人的には、山田詠美さんの本が気になりました。あと、よしもとばななさんの作品を読み直したくなりました。この辺りのお話を聞くと、なるほどとうならされました。もう少し早く、この作家さんたちの作品を読んでいたら、もう少し気が楽になれたのだろうかとふと思った。
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ヅッカヅカでお馴染みのはるな檸檬の読書漫画。
前半と後半ではトーンがちがうが、どちらも面白い。
後半は自分の思春期を思い出して、なんだか切なかった。
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家族団らんが同じ部屋にいながらそれぞれが好きな本を読む、そんな家庭で大きくなった著者の読書遍歴の一部を紹介したエッセイコミック。
前半は、紹介することに恥ずかしさがあるからかぐだぐだしている(失礼)のですが、後半、ある人との出会いを語り初めてから筆が乗ってきました。
本当にかっこいいわ…
あとがきにもあるように、本は深く考える人の心の中をのぞき見る行為なのだなあ。
それに感銘を受けると、ちょっと自分が厚くなる…
たくさん本を読んできた檸檬さん。
まだまだ紹介しきれていないでしょうから続編をよろしくお願いいたします~
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読まずには生きていけなかった読書狂時代を語ったコミックエッセイ。くすりと笑わされる表現が多く、ユーモアのある方なんだなぁと思う。しかし面白いだけの漫画ではなく、知らないことだらけの時期に知りたいという好奇心のおもむくまま読書に耽り、本について語り合える友達のいることの充実感はすごいんだと感じた。
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やっぱり読書っていいな。
改めてそう思わせてくれるエッセイ漫画。
何がいいって、紹介される本への愛情がビシバシと伝わってくるところ。
私は記憶力がないと断言するはるな檸檬さんは、しかし、「感情」の記憶は鮮明に思い出せると言います。
私にもそういう本がある。
細かい内容は覚えていなくても、幸せな気持ちを思い出せたり、不安になったり。
その「感情」の中に「好き」って気持ちが多めに含まれている本を何回も読んでいるように思う。
何度読んでもわくわくしてどんどん好きになる。
そのときめきを思い出した。
やっぱり読書っていいな♪
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コミックエッセイだけど、読み応えたっぷり。本ってやっぱりすごいものだと思う。良くも悪くもその人の中に深く入り込んでくるし、人の性格も人生も思想も変えるし、ものすごいですよ。「本がなかったら無理だった」は、いつかの私にも覚えがある。あの頃時間があれば本屋に行って貪るように本を読んでいたのは、そういうことだったんだなあと。人生で読める本の数なんて限られてるし、一冊一冊との出会いを大切にじっくり読んでいきたいと思います、はい。
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れもん、うむもん!のはるな檸檬さんの1作目。
めちゃーーくちゃ、面白い。この人の本は、どうしてこんなにもやさしいことばで心に響いてくるのだろう。
活字中毒の筆者の読書遍歴、と書くと重々しいけれど、多感な少女時代、思春期に出会った人たち、影響を受けた本たちが、その時の新鮮な思いと共に綴られている。あまりのみずみずしさに、自分もこの通りなぞって同じ体験をしたくなる。
宮崎の田舎に住む少女が、よしもとばななから感じた自由でクールで多様性のある“東京”。その東京のど真ん中にいながら、周りに迎合しまくりだったかつての私に、自分は自分でいいんだよ、と教えてあげたい。
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物心ついた時から私はどうしてだかいつもとても寂しくて、親も兄弟も一緒にいるのに生きることがあまりにも孤独で苦しいと感じていました。思うにそれは私の興味の対象があまりに狭く、かつそういったものに触れた時の感情の振れ幅がすごすぎて共感出来る人を見つけられず、自分と世界が断絶したかのような感覚になることがしばしばあったからでした。いつも少し疎外感を感じながら生きていた私にとってはるなちゃんとの出会いが大きかったのは、彼女といて孤独が癒えたからではなく「孤独でいいんだ」と思えるようになったからでした。
彼女はいつもひとりで堂々として、だからこそとても自由で、数年間住んでいたという“東京”のにおいのする人でした。そしてその彼女が貸してくれるばななの本にも感じられた“東京”というものは、他者が自分とはかけ離れた考え方や生き方をしていようとも「それはそれ」として反発するでなく受けとめるでもなくなんとはなしに放っておく。私がはるなちゃんやばななの本から感じた“東京”はそういうところで、私の寂しさもそこでは何てことのない代物で、きっと私は東京で初めて安心して落ち着いて息が出来るんだと、そんな風に感じていました。
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高校生まで自分を活字中読者だと信じていたのでするする読めました。
寝ても覚めても、文字を追っていたのは、そうしたいからではなくて、そうせずにはいられなかったからなのか。
更には、記憶に留めるのでなく、感覚を楽しむのも同じかも?と思ったり。
大人になった今、当時ほど本を欲していない自分。
これはこれでありなのかもしれません。
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書評、本を紹介する本、というのはいまいち読みにくくて。
本屋さんめぐりをしているだけでも、読みたい本はどんどん出てくるのに、その上さらにいい本を紹介する本、なんて、読んでる暇がないというか、優先していられないというか。
この本は、書店で働いていた頃に、上司がゲラの段階で読ませてくれたもので、だから嬉しくて買った本。買ったことを忘れてさらにもう一冊買った本。
マンガだから読みやすい。
今の仕事でも役に立ち、とてもよかった。