投稿元:
レビューを見る
妄想力を日ごろから使うことは想像力や発想力を鍛えるのと同じくらい重要だ。妄想と言っても人には言えないモヤモヤすることばかりではなく、世のため人のためになる妄想もある。著者が例に挙げているように、発見や発明の世界で大いに役立っている。マイナスイメージの強い妄想を使いこなして「妄想の達人」になろうと言うのが今回の本のコンセプトだ。
妄想するにも健全な肉体でないと悪の道に突入してしまう可能性があるので、栄養も重要ということで、成功者は健康を保つために職に強い関心を持っているとある。著者曰く「思考は肉体の健康に大きく左右されることを実感しているからだろう」と。食物が脳に与える影響としてビタミンなどが例に上がっている。ここで注意したいのは、あれがいいと言ってこればかり食べると言うのでは、栄養のバランスが偏る。
これから受験と言う方もいると思うが、日ごろの勉強の他に「妄想力」を駆使して合格を勝ち取る必要もあるのかなとふと思った。やるだけやって最後は、妄想で試験を撃破するしかないからなあ。
投稿元:
レビューを見る
「日本人は創造性や発想力がない」と言われます。
その理由を著者は、『日本人が「大人すぎる」から』だと述べています。
想像する力は誰でも生まれ持っているもの。鍛えることで、誰でも“妄想の達人”になることができます。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=5083
投稿元:
レビューを見る
脳について心理学や生物化学をつかって体系的にわかりやすく書いてあって面白い。初心者?向けにはピッタリな一冊。ドーパミンDRD4受容体の細胞膜の貫通回数が多い遺伝子を持ってる人ほど好奇心が強いとか、へーーーって感じ。ってことは好奇心の強さは遺伝するんだな。
あっという間に読めます。
投稿元:
レビューを見る
脳は大人になってからも成長する
環境は遺伝子に影響を与える
一昔前までのオカルトは今の常識ってことかな
投稿元:
レビューを見る
・自分を大事にしてる人は、周りからも大事にされる:割れ窓理論
・思考は肉体の健康に左右される:脳も身体の一部
・ゲシュタルト知覚:勝手に脳が妄想したものを現実だと思っている
・支配性の高いものがリーダーになる:強い調子、確信に満ちた様子で話す
・2つの事柄に相関関係があるだけで、そこに因果関係を推測してしまう
・サンクコストの錯覚に惑わされない合理的な損切り判断
・パーナム効果:自分に関心を向けられると報酬系が活性化する
・生きていく、子孫を残す為に脳はプログラムされている
・にんじんをぶら下げることができる人が成功していける人の要件
・冷静すぎる人は、恋のときめきを感じる前に、理性的な判断をするため、種の保存優先ではなく個体優先の行動をとる個体が多い:少子化
投稿元:
レビューを見る
クイズ番組で最近よく見かける脳科学者さんの著書だったので気になって読んでみた。
が、新しい発見はなかったかなぁ。
私は睡眠と有酸素運動が脳に及ぼす影響に興味があって、その 手の記事を片っ端から読んでるのでf^_^;
でも読み易い文章で書かれているので、通勤のお供にはちょうど良かった。
投稿元:
レビューを見る
脳科学というと難しいイメージがあるが、初心者でも読みやすく一気に読めた。
様々な心理特性について書かれていたが、そういうことを意識しながら生活することで、多少脳の錯覚に惑わされず判断ができるようになるのではないかなと思った。
投稿元:
レビューを見る
我々は自分が認識することをもとに判断し行動する。しかし、認識のもとになる脳は妄想し、錯覚し、認知バイアスをもつ。やすやすとまわりの状況に影響を受けてしまう。また能力や性格は遺伝だけでなく、育った環境の影響を受ける。そういった人間の脳の持つ特性を認識した上で、よりよい生き方をしなさいと著者は説いているように思える。しかし、脳を取り巻く環境等は理解できても、なかなかよい生き方はできにくいものだと感じた。一方、脳が若いうちに生長を完結するのではなく、歳をとってからも一部の脳は新生しているという研究は、高齢の我々にとって重視すべき情報だと思った。
投稿元:
レビューを見る
著者の別の本『脳内麻薬』という本を読んだことがきっかけで脳科学に関して興味を持ち、この本を読んでみることにした。中野さんの本は面白く、読みやすい。
多くの理論や効果が出てきて、なるほどとかすげぇとか思いながら読むことができ、大変楽しく読めた。多くて覚えきれないが、ふと思い出した時に思い出せれば良いかなと思った。これまでに心理学の本で読んだことのある内容(ハロー効果やゲイン・ロス効果など)も出てきて心理学にも通ずる部分があるんだと思ったりもした。
これから、脳科学や心理学の本も合わせて読みたい。
投稿元:
レビューを見る
脳を使いこなせば人生が変わる
第1章 成功者は妄想する 夢を見つづける効用
第2章 成功する人は脳に騙されない! 錯覚のメカニズム
第3章 成功する人が使っている心理効果 脳は勝手に妄想をつくり出す
第4章 男女で違う脳の動き 刺激を求める男性脳・不安を感じやすい女性脳
脳はどこまでコントロールできるか?
投稿元:
レビューを見る
『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』が面白かったので2冊目を手に取りました。脳内麻薬が脳内物質に特化した私にとっては科学的な内容だったのに対し、この『脳はどこまでコントロールできるか?』は、科学的に解明されていく脳の性を踏まえて書かれているものの、中野信子さんが読んだ本に書いてあったエピソードなどを基に想いを綴ったようなエッセイ的な内容です。
そんなにアカデミックな内容ではないですけれども、タイトルから受ける印象とは異なり、人間的で心情的な内容で、少し疲れている心を励まされるというか、希望と勇気を与えられます。ちょっと人生に疲れてしまっている人や、何らかの理由で新しい人生をスタートしようとしているような人に薦めたい本です。この感想・レビュー・コメントを読んでくださっているあなた。騙されたと思って手に取ってください。コスモスのピンクがより鮮やかに見えるようになることを保証します!
私たちは人間に生まれてきたという事実に逆らえないし、人間としてどのように生きていくかということを考えざるを得ないのですけれども、より良い生を全うするために脳を知り上手く使いたいものです。そこに意思の介在ができると信じて…
投稿元:
レビューを見る
ラジオ番組に出演した時の中野さんのお話が印象的で読んでみました。
特に学生時代の話で、勉強を「ゲームに例えると攻略本(教科書)が手元にあって、先生が攻略の仕方まで教えてくれるのになんでわからないの」と思っていたくらい秀才だったことに笑い、同時にそれをクラスメイトに言ってしまい、孤立していたことにも驚かされました。
あと「ノートを綺麗に取ったって単なる筋トレだよ!」にも爆笑&目から鱗でした。勉強は与えられるものじゃなく、自分で理解を深めていかないとダメなんですね。いやー、私も筋トレにばっかり力を入れてたなぁ。
常日頃、自分が考えている思考がどれだけ曖昧で、脳の錯覚だったか、本では働く人たちへ脳科学の観点から、新鮮な気付きを与えてくれます。
難しい言葉も噛み砕かれて書かれており、所々挟まれるユーモアも中野さんの人柄が伝わってくるような文章でした。
投稿元:
レビューを見る
帯文:”あなたの脳をダマす方法、お教えします。” ”脳を使いこなすための妄想の技術” ”自分を大切にする脳の回路ができ上がれば、その瞬間からあなたの人生は変わっていく!” ”「割れ窓理論」という理論があります。人間は、自分を大事に扱っている人を粗末に扱うのには抵抗を感じますが、自分を粗末に扱っている人には、周りも同じように粗末に扱っていいような気になるのです。逆に言えば――自分を大事にしている人には、周りからも大事にされるのです。”
目次:はじめに、第1章 成功者は妄想する、第2章 成功する人は脳に騙されない!、第3章 成功する人が使っている心理効果、第4章 男女で違う脳の働き、おわりに
投稿元:
レビューを見る
これまでの多くの脳科学の知見を、初学者・一般向けに書き下した啓蒙書。自己暗示の重要性を示唆しているが、内容自体は、これまでの著者の主張と同じ。しかし中野氏の著書を読んだことのない人にはオススメできる読みやすさ。
投稿元:
レビューを見る
私の脳は常に騙されている気がする。。。これからはそう簡単には騙されないぞ。脳の性質をうまく活用するのだ。まだ自分にも可能性があるのだと希望がわいてきた。