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芸能界の闇を暴け!感動の最終巻
アイドルだった双子の妹・詩音が屋上から落ちて死んだ。
しかし自殺を信じない姉・久遠は真相を探るべく、エキストラとして芸能界に潜入する。しかし犯人を追う中、周りの人間が次々と不審な死を遂げ、謎の人物「ブラックオニキス」と麻薬組織の存在が浮上してくる。そして、詩音の恋人だった藤にも黒い影が…!?
久遠に迫る危険を避けるため、芸能プロの大楠は久遠を「KUU」として女優デビューさせる。天性の才能で瞬く間にスタートなった久遠は、ついに真相をつかみ…!?
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終わってなお、もっと読みたい、と思わせる作品と出会えたのは 嬉しい
1年弱待った新刊が出ましたので買ってきました。
読み進めていって「最終回 ending」という文字を見つけて
え、完結巻だったのかと驚き。
ラスト数ページ、ちょっと早急に感じましたが、
読み返してみると4巻で終了というのは適切かな、と思い返しました。
主人公がエキストラ、それが女優へとステップアップしていく
話は「P.A.」をほうふつさせる、という意見は多いだろうなと思います。
赤石作品を読んできている者としては、他にも主人公が化粧や雰囲気で何通りにも変わるというのは「P.A.」でもありましたが「キャッチ30秒」
という短編のCMでもありましたし、
顔がそっくりな女優がいなくなり、という話は「ヴィヴィアン・リーが殺した」もありましたし、
謎の真相のひとつは、P.A.の「2人の源氏」的な感じです。
優人、秀人という呼び名も似てますし。
そういうのを思い出しても、なお赤石先生の新作芸能界ものは
楽しかったです。
もっと読みたかった!という思いもありますが、「姫100%」
であったり、「あると」の「あ」 であったりと4巻完結の
素敵な作品も多いので、4巻でよかったのかな。
終わってなお、もっと読みたい、と思わせる作品と出会えたのは
嬉しいことです。
小早川志緒の名前も出ていたので、「P.A.」と「サイレント・アイ」
の時みたいに志緒と久遠の共演なんてあったら嬉しいなと
ひっそり思います。
こちらの連載が終わりましたが、既に雑誌の方では
「鎌倉けしや闇絵巻」という新しい連載が始まっております。
これはもともと携帯でしか読めなかった作品が移籍したようですので
嬉しいです。コミックス化においては、携帯限定だった作品も併せて、
書籍化してくれると助かるなという気持ちです。
あとは「エンジェル・トランペット」と「天の神話地の永遠」と
3本の連載を抱え、短編も合わせて、これが
今年5冊目のコミックスでした。
こんなにハイペースで複数の作品を紡ぎ出す赤石先生に改めて
敬意を表しながら、12月頃に出るであろう「エンジェル・トランペット」
6巻を楽しみにしております。
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最終巻です。
誰が犯人か全然分からなかったけど、彼女が悪の組織の一員だったってところは、ちょっともやもや。
しかも藤君がものすごく怪しい行動をしていたのが、最終的には二重人格だったのかってのは、双子設定と同じく安易な感じでもやもやしちゃいました。
ラストも藤君と久遠がくっつくのかと思ってたのに、あっさり別の道を歩んで行って、「PA」の方が面白かったなぁって、少し残念に思いました。
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3巻まではすごくドキドキして楽しく読めました。
しかし4巻を読んでちょっとすっきりしないモヤッとした気分です。
結局のところ詩音を殺したのは誰かは描かれておらず、
「捕まった」と書いてあるだけです。
あと久遠と藤くんとの関係もあっさり終了。
事件を乗り越えて久遠と向き合うのかというのもなく…。
なんとな~くこれからマネージャーの大楠さんとか?それも定かではないって感じ。
恋愛も事件もすっきりしない形で終わった印象です。
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尻すぼみだねー。盛り上げたお話をちゃんと閉じれなかった感じがある。まあ、でも藤はやめておいたほうがいいと思うので、久遠の選択肢は評価する。大楠さんであればいいね。