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2006/06/11 再読。
末尾の「蜆塚」で、老人の体験談として語られる挿話のおかげで、本当にある伝承かもしれないと調べようとしてしまった。
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怖い中にもなんか暖かい感じがするホラーの短編集。これに収録されてる「布団部屋」という話は宮部作品の中でもかなり好きなお話。
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怖くて怪しい雰囲気の短篇集。派手な驚きはないけれど、ぞくぞくする恐ろしさ。「梅の雨降る」は、女性の哀しさの描かれ方が見事。
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怪談ということですが、そんなにコワくはなかったような・・・。江戸の夜のあやしい雰囲気を感じられてよかったです。
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その話が、どういうふうに終わるのか、おまえは、ちゃんと聞いたのか?
どうしたんだよ。震えてるじゃねえか。悪い夢でも見たのかい……。
月夜の晩の本当に恐い恐い、江戸ふしぎ噺――。著者渾身の奇談小説
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宮部みゆきさんはミステリーというイメージがあったけれど、こんなのも書けるんだなぁ。ほんのり怖かった。
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江戸って…
いいなー!!
手放しでそう叫びましたとも。ええ。ちょうど後巷説と連続して読んだので、もう江戸が恋しくて恋しくて。チクショー。いいなあ。
宮部先生の怪異話は、前にも読んだことがありますが、おもしろい。はっとするからくりがある話もあれば、意味なくぞっとする、正に『怪談』もある。おもしろい。すごくおもしろい。
それでいて登場人物が皆善良なんだもんよー。顔が綻びますとも!
やっぱり怪談っていうのは無くならないものだよね。無くてはならないものだよね。うんうん。
とにかく、江戸っていいなー!
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読み直しリスト入りにつき未評価。現代物も時代物もファンタジーも書けるなんてすごい才能。宮部みゆきがこの世に生まれてよかったー!
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宮部さんお得意の深川を舞台にした、それぞれ摩訶不思議な「怪」としか言えない出来事の数々。深川の岡っ引きの手下の政五郎がその中の2つばかりに顔を出して、1つでは主役とも言えるような役割を果たしていたのが嬉しい。政五郎、小さかったっけ?彼のおかみさんは相変わらず気が回るねえ、なんて思いながら読んだ。【2007年4月3日読了】
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口入屋やお店の奉公人の話、一生懸命生きている人、悲しい人、おろかな人、そして人ならぬモノ。(読了'07/09)
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時代物ってちょっと苦手なんですが…これはスラリと読めました。さすがは宮部みゆきです。寒気がする中にもほっこりとする温かさを残していました。お気に入りは「安達家の鬼」かな。
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暗いところで背中をすっとなでられるような怖さ。
お化けよりも人間の方が怖い。
9/20 読破
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宮部みゆきの時代劇短編集です。時代劇でオカルト、という短編が並んでいます。
いや、これ面白いわ。
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むかしむかしの日本。それを現代人に、じわりじわりと浸透させるものだと思います。人の想いが、良くも悪くも、人を人じゃなくさせていく。「それ」に相対する人の心情は当然ながら、「それ」になってしまったモノの心情まで、切なくなるほど練りこまれています。誰かに対して、負の感情を持つのは、たとえそれが、態度に表すでもなく、口にすることはなくても、決していいことじゃない。だけどそれを悲観するよりも、受け入れて、そんな自分を変えていけばいいよ、そう言われた気がした。
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なんてことか宮部さんの作品は初読で、どんな風かわからないままページ捲って打ちのめされた。怖い。夜にトイレ行けない!っていうのじゃなくて、布団の中でじわじわ思い出してぞっとする感じ。人間の浅ましさをこういう目線で明確に的確に捉えていくのは、宮部さんの才能だろう。