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家族シアター
大好きな作家の辻村深月さん!
誰でもある、家族の話!
真面目な姉とイケテナイ妹。
ビジュアル系バンドに夢中な姉と秋葉オタクの弟(笑)
小学校の先生に憧れる息子と大学教授の父。
ドラえもんを愛してやまない夫婦の子供とその祖母。
なんてことない、普通の間柄。
切っても切れない血。
たくさんの愛情がそこには隠されていて、なんとも言えないほっこり感!
今ひとつ家族を見直してみると面白いかも?!
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家族にまつわる短編集。
話の流れがなんとなく読めても、
それでもジーンと泣けるものは泣ける。
病院の待合室で、ジーンと泣きそうになる。
布団の中で、うるるんとなる。
台所で、あったかい気持ちになる。
どの話も、よかった◎
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2015.1.13家族との葛藤、絆にまつわる短編集。いけてない真面目な姉と目立つ妹。結婚する姉が妹に渡した手紙の内容は「「妹」という祝福」バンギャ…バンドの追っかけギャルの姉と仲が悪い弟はアイドルのおっかけ「サイリウム」成績優秀な娘に嫌われる母親が気づいた娘の変化「私のディアマンテ」心ならずも親父の会に巻き込まれた父親としての空気が読めない父親が息子のためにやったこと「タイムカプセルの八年」風変わりな妹が嫌な運動神経抜群の姉が知った妹の気持ち「1992年の秋空」アメリカ帰りの孫娘となんかしっくりこない祖父「孫と誕生会」息子が生まれたゆえに感じる祖母、両親との絆「タマシイム・マシンの永遠」
いぜんタイムカプセル〜だけ他のアンソロジーで読んだが、他の作品も辻村さんらしいひねりがあるとても粒揃いの作品ばかりで面白かったです。特に「私のディアマンテ」はじ〜んと胸に迫った。また、ドラえもんの道具とアニメのストーリーをモチーフにした最後の作品は短い作品だったのにとても印象的だった。よかった!
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同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。こんな風には絶対になりたくない――だけど、気にせずにはいられなかった。(「妹」という祝福)
息子が小学校六年生になった年、父親中心の保護者会「親父会」に入った、大学准教授の私。熱心な担任教師に恵まれて、順調に思われた日々の裏には、とんでもない秘密が隠されていて・・・? (タイムカプセルの八年)
すべての「わが家」に事件あり。ややこしくも愛おしい家族の物語。
ああ、あったかいなぁ。読み終わった後のほっとする感じ。一番じわりときたのはタイムカプセルの8年。お互い照れくさくて言葉にしないから伝わっていないことも意外と多い家族の関係。だけど、言葉以外でも確かに伝わるものはある。普段そこまで仲良く見えない親子の中に隠れた想いに胸打たれました。素敵なお父さんだなあ。子が知らないところで注がれた愛はたくさんあるのでしょう、きっと。逆に言葉ではっとしたのは孫と誕生会。伝えることで、きっととてつもない安心感を得られる。こんなおじいちゃん欲しい。辻村さんは学校や兄弟の関係を書くのが本当にリアルですごいですね。一人っ子の私には兄弟の絆がとても羨ましい。
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本当に近い者だから言いあえる事、言ってはいけないことがある。でも最後にはわかりあえる?許しあえる。それが家族かな
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学校の図書館で借りた本。
家族にまつわる7つの短篇集。
どれも温かいお話ばかりで、ほっこりした。
なんだかんだ言いながら、みんな家族が好きで大事なんだなぁ~。改めて家族がいることのありがたみを感じることができました。
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家族ゆえに葛藤、誤解、劣等感など諸々の感情に揺れ、また家族ゆえの絆を強く感じるときもあるという事を思い出させてくれて最後にはほっとさせてくれる短編集。読後感は暖かい。
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家族にまつわる話が短編で。
きれいに終わる話ばかり。
物足りないというか、そんなうまくいくことばかりじゃないでしょとは思った。
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短編集でちょっと物足りない。
個人的には「孫と誕生会」がよかったが、最近の辻村深月氏の作品は私が氏に求めているものと方向性が違ってきたように思う。
追いかけ続けるかどうか未定の作家になってきたかな。
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様々な家族の物語。
色んな問題を抱えながらも、最後には歩み寄っていく。
やっぱり家族っていいよね。
この本を読んで、改めて自分は家族が好きなんだって自覚しました。
最後に載ってたドラえもんが好きな夫婦の物語、一番短い内容だったけど一番好き。
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短編集で少し物足りなかった。一番好きな話は、「タイムカプセルの八年」。この続きを読んでみたいと思う。
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家族がテーマの短編集。
どの作品も好きです!
家族だから、素直になれなかったり、イライラしたり、反発してしまうところわかるきがするなぁ・・・って思いながら読んでました。
ラストはほっこりさせられて読んでて癒されました。
辻村さんのこういう作品は大好きです。
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最初の3話はあまり・・・・。タイムカプセルの八年が割といいなと感じ、1992年の秋空、孫と誕生会、タマシイムマシンの永遠はじーんとさせられた。特に1992年~の姉妹関係良かった。
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家族っていいなって心が暖まる本でした。ケンカしたり距離ができてしまったりしても、最後は家族に助けられる。自分には姉がいるので姉妹の話もよかったけど、「孫と誕生日会」が1番ほっこりした。
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やっぱり辻村さんだな~と思わせてくれる短編集でした。
家族って不思議なもの。
家族だからって仲がいいとは限らないし、理解しあえてるわけでもない。
でも、全部が駄目なわけでもないし、嫌がっているように見えてちゃんと認めてる部分だってあるんだよね。
複雑に絡み合ってるけど、これが普通。
これが日常。
それが家族。
そんなことを再認識させられました。
面白くて一気読み!
これはみんなにオススメ出来る1冊です。