紙の本
黒魔女の騎士ギューバッドpart 2
2021/09/12 13:23
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投稿者:Ally - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘の為に購入した本が面白く、続きが気になり購入。ハラハラドキドキ、面白くっって一気に読破。続きも購入します。楽しみです
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"「どうして、あたしだけなの!帰るときは、ギューバッドもいっしょよ!」
そのとたん、ギューバッドの下品な笑顔が、すっと消えて。
「なにいってんだよ、メリュジーヌ、それじゃあ、いつまでたっても帰れない……。」
ひとりだけ帰って、どうなるっていうの?あたし、そんなのぜったいいや!
一生、ギューバッドのことを心配しながら、生きていくなんて、考えたくもない!"[p.91]
2巻目。
ラムエルテが自分の子供であったあたりが、魔法が使えなかった理由かな?
ギューバッドはイケメンだなぁ……。
"「……考えなさい!」
あ、あたし、なにいってるんだろ。考えなさいだなんて、無責任な……。
マリスさんたちが、ぎょっとしたように、あたしを見つめてる。二人だけじゃない。ゴンサロさんも、フレデラーさんも、そして、ギューバッドやエグジリさん、旅人さんまで、あっけにとられた顔をしていて。
で、でも、いっちゃった以上、最後まで責任を取らなくちゃ。それが先生だもの!
「なんだっていいの!どんな小さなことでもいいから、自分になにができるのか、考えなさい!」"[p.221]
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ギューバッドが変わったってメリュジーヌは言ってたけど、そんなメリュジーヌもとっても強くなったなって感じた。ギューバッドが火の国に帰らない選択をした時、ギューバッドが泣いてもメリュジーヌは泣かなかったから。
悪霊の国で魔女学校をするほど強くなれて、堂々と日の国王立魔女学校の校長になって、本当にすごい! メリュジーヌの変化も細かく分かって面白かったです。
最後のオチも、後味悪くなく、綺麗でした。
いいお話でした。