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投稿者:aratakadowaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
宵野グイン2作目ですが、栗本グインと、どんどん違和感がなくなってきています。(五代グインも同様です)どうかな~、と思っていましたがこれからも読み続けていけそうです。
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しばらく遠ざかってたシリーズでした。書いてる人が違うせいか、サクサク読めました。栗本さんのときは、重々しい(やや読みにくい)感じがしていたので、読む巻と読まない(パラパラ読み)巻が出来てしまってました。グインがでてくる巻は読むつもりです。未完で終わせない、繋いでいくというのは大変ですが、頑張って欲しいです。
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シルヴィアを利用するグラチウス、竜王がグインに難題をかける。 とうとうケイロニアの皇帝アキレウスが崩御。ハゾスはグインを皇帝に就けようとしたがグラチウスの魔の手か選帝侯の一人が口走ったことで混迷にもどる。 まあ、どろどろの状態でどう結末を就けるか、ケイロニア、ゴーラ、パロ、どのように持って行くか全くわからないが、まあ、いろいろ想像できて面白いかも。
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いろいろと動きがあった巻。
「サイロンの挽歌」がつなぎの巻だったとすると、この巻から宵野グインが本格的に走り出したというところか。
長い間災難に見舞われ続けるサイロンは、この先どうなっていくんだろう?復興はいつ?魔道師たちはどう動く?
けっぱれサイロンの人々。
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栗本薫亡き後を 五代ゆう、宵野ゆめ の2人で書き継いでいこう、というプロジェクト、宵野版の2作目。
前作でほぼ国家としては壊滅したパロ。ラストに登場したあの人。
栗本氏が健在であれば、まだここでは生き延びたかもしれない人々が次々と退場していく。
現在ヤガを舞台に ヨナ、ブラン、イェライシャといったメンバーで話が進んでいる五代版に比べて、直接ケイロニアとグインを中心に据えているだけに 登場人物を動かせる自由度が狭い。
思い切って数名にご退場いただいて、グインが動くスペースを作った感じ。この辺は悩んだのではと思う。
これまでは 何が起こっても グインが登場すれば危機は収拾していく安心感があったが 今後はグイン自身も苦悩の中に落ちて行き、敵はヤンダル・ゾックよりもグラチウスよりも恐ろしいあの人。ヴァレリウスもディモスもイシュトヴァーンもあちら側につくだろう。場合によってはリンダも、新登場の沿海州の人も。
おそらく一度は国家の存続が危うくなるまで追い込まれるだろうグインの今後は果たして。
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やっぱり、グラチーが来た。そして、恐らくはキタイも弱っているケイロニアを狙っていて。
とうとうアキレウスが崩御、遺言は意味深だけどたぶんオクタヴィアに託した→オクタヴィアが即位ってこと?
妾腹とはいえ長女な訳だし、ケイロニアの剣→グイン、イリスの涙→マリニアと考えると、多分そうなるよね。
そして相変わらずグラチーにだまされるバカなシルヴィア、亡命って…なるほど。
前巻から考えると、私の予想はパロかな。
あちらもナリス様を生き返らせたし。
どんどん話が広がり、楽しみです。
運命の子供達の今後と、若い世代の台頭も気になる。
マローン、アラン、アウロラ。
何か起こりそうですね~
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グインサーガプロジェクト
まだシルヴィアを掘り下げる余地があったか!
グインも出てくるグインサーガ(笑)
まだまだ楽しい時間は続く
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2014/10/26 購入。グイン•サーガの中でこれからという所で栗本薫氏が亡くなってしまい、誰もが読みたかった話だと思う。
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栗本薫さんが亡くなられて亡くなられてはや5年。130巻で未完のままで中断したグイン・サーガは五代ゆうさん、宵野ゆめさんという二人の語り手によって引き継がれ、昨年から続巻が出版されるようになりました。
五代ゆうさん、宵野ゆめさんと各一冊ずつ読んでみて、もちろん栗本薫さんとは語り口は違いますが、どちらにも好印象を抱きながらも「まぁ、一冊目やしね」と斜に構えていたワタクシ。
宵野ゆめさんの2冊目、134巻「売国妃シルヴィア」、ようやく読み終えました……うん、ごめん。栗本薫さんの時のように「2か月に1巻発刊される」と決まってないので、手に入れるまで2週間くらいタイムラグあるんだ。
五代ゆうさんはパロ関係、宵野ゆうさんはケイロニア関係と、現在は舞台ごとに書き分けているので、今回は一応は主人公であるグインがいるケイロニアのお話。
この書き方だと、一巻ごとに舞台が変わるので刊行間隔が開くと辛いですねぇ。一気に物語を読み進めたい時もあるんで。
ケイロニアが物語に登場したのは17巻「三人の放浪者」か18巻「サイロンの悪霊」にかけてですか。……確認すれば分かるんだけどこの辺りの巻を引っ張り出すのは結構大変。
ケイロニアにたどり着いた時は傭兵でしたが、今やケイロニア王となったグイン。ケイロニア皇帝アキレウスが死に近づくにつれて、皇位継承を望まれたり、疎まれたりするのはありがちな話。
100巻以上前の登場時からあまり良い印象を持てなかったシルヴィアはどんどんと闇へと引きずり込まれていきますし、闇の司祭は相変わらず色々と画策している様子です。
グイン・サーガはグイン英雄譚ではなく、グインがいる世界の群像劇を描いた物語なので、一人の登場人物が死を迎える、それも物語の初期に登場した人物の死となると「あぁ、また時代は流れていくんだなぁ」と感慨深く思ってしまいます。
もちろん、17巻前後でしたらウチが読んでいたのも30年近く前になる訳で、実際にも「時が流れている」んですが。
今作では、レンティアの王女・アウロラが登場しているんですが、この方、外伝25巻の「宿命の宝冠」に登場している人物なんですね……うーん、これまだ読んでないんだ……本編を中心に読んでいる人向けにもう少しフォローが欲しかったなぁ……と、いうところが唯一の不満。
全体的には、131巻以降のグイン・サーガを楽しんで読める一冊でした。ガンガンと正編を出版してください。
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グイン・サーガ134巻。
グイン・サーガの世界で一番のビッチになってしまったシルヴィア。彼女の転落はどこまでも続く。〈青ガメ亭〉でのアウロラ達との日々が、彼女を救い上げるのかと思いきや、そんな光の中には戻れない。オクタヴィアにおける〈煙とパイプ亭〉のようになるのかと思ったのだけど。
彼女に襲い掛かる運命。その行く末にちょっかいを出すグラチー。
真の意味での「売国妃」となるのはこれから。亡命先で表舞台に出てきたときのことか。
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前巻に引き続き、宵野ゆめさん、栗本薫さんを向いて書いておられるような感じですね。
話はドンドン暗くなります…。グインが出てきても明るくならない…。グラチウスが悪役然とする割には軽いな(笑)。
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グインサーガ正篇134巻となる『売国妃シルヴィア』読了です!
この長い長いお話、毎度思うことですが新刊が出るやいなや早く読みたくてたまらないという気持ちと、読み始めるやいなや読み進めることの躊躇いとの戦いといつもいつも精神衛生上よろしくありません。
御大が元気にご存命時には2ヶ月に1巻ペースで刊行されてたんで、そんな気もあまり感じなかったモノの、次第に御大の体調が悪くなってからはペースも落ち、亡くなられて以降リスタートしてからはケイロニア編とパロ編が向後に刊行、それも半年に1巻くらいのペースなんで早く次の展開を読みたいのにまた半年待たされると思うとなかなかページを捲るのも重くなってしまうのです…(^^;)ハハハ。
といっても読み始めると欲望は止まりません。今回もあ゛っ!?という間の夢の随に......。
今回のケイロニア編、さらにダークにやるせなく、どんよりと重くて冷たい空気に苛まれたケイロニアは、まさにどんよりと雪化粧の北陸のよう…(^^;)ハハハ。
すくわれません。読後の気持ちはすっきりしません。
一体いつになったらスッキリするんだろう?ケイロニア編もパロ編も?
まるで御大が紡いだヤーンの思し召しが著者の指先を絡め取り、さらに複雑なプロットを紡いで、もうこの物語の終わりなどないのではないかと思ってしまう今日この頃なのです。
本作ではサブストーリーのキャラクターがヤーンの導きにより本編のそれも今後深く繋がりそうなど真ん中に現れます。
『海の女王』『暁の女王』......。
ホントだいじょぶなんだろうか?ちゃんとストーリーにオチは作られるんだろうか?
コレまで散々広げてきた人間模様にさらに輪をかけちゃって…(^^;)ハハハ。
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巨星乙。温帯も、もう少し詳しく、永野護のように先々の予定を残してくれれば、引き継ぎ手も楽だったろうに。
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アウロラ? あれ?? 誰? って感じでした。正伝ではなく外伝で出てきた登場人物のようで、外伝をすべて読んでいるっていうわけではないので、唐突に出されても、正直困るわ。
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リンダが真珠とすれば、シルヴィアはダイヤモンドだなと、ずっと思っていたのですが、そうだったということで(聖女って書いていたけど、多分同じ意味)。
真珠って自分で光っているように思いますが、ダイヤモンドは光をキラキラと反射させる。真珠は柔らかくて、すぐに傷ついたり溶けたりするけど、ダイヤモンドは誰も傷つけることができないし、どんなに泥にまみれようが洗えば光出す。
134巻にもなると、知り合いで誰も読んでなくて悲しい。
まあ、50巻くらいからだれてきたから仕方ないんだけどね。
宵野 ゆめさん、この大著を引き継いですごい。