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引きこもりで人と会話するのが苦手な彼女は
ネットではカリスマ的存在。
そんな彼女が、事件に出くわした。
ネットと現実のギャップがすごいです。
繋がっているのを認識していないと怖い、というのは
女子高生みたいなもの? と思ったらまったく違う。
しかしそんな彼女がなぜ、現旦那様と結婚したのか
その辺りが不明です。
突如申し込んでいますが、はっきりと理由がないので
そうかな? というぐらい。
一体誰が犯人で、誰がそうなのか。
小出しに出てくるヒントに、彼ではないのは
分かったのですが…難しい。
最後に出てきた、最初の『人』は、もしかして?
という最後の自供でした。
しかし事件自体ぎょっとするものでしたが
それよりもぞっとするのは、最初。
ネットの力はやはり怖いです。
些細な事からすべてがばれてしまう…。
本当に、気をつけなければ。
ところで、あちらこちらに出てくる『刑事』さんは
別のシリーズに出ている、とかなのでしょうか?
1回ならともかく、2回ほど話で出てきましたが。
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”バリ3探偵 圏内ちゃん”七尾与史著 新潮文庫nex(2014/09発売)
・・・電波がバリ3表示の場所でだけ生きてゆける、ひきこもりの緑子。しかしひとたびオンライン掲示板を聞けば、ハンドルネーム「圏内ちゃん」はカリスマ的存在だ。驚くべき情報収集力と推理力で、とある“炎上"した匿名アカウントの本人を特定する。が、本人特定に奔走したネット仲間が次々と殺されていく・・・。
・・・本人特定や殺人事件捜査などで作中、圏内ちゃんすげー!となるのですが、
連続殺人の発端は匿名アカウントの本人特定。
そこには反省がないんよなぁ・・・。
(ネット仲間が殺された反省はあるが、晒しあげたことについては反省なし)
引っかかりを大きく感じた作品でした。
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作者のこれまでの作品に出てくるキャラクターや地名を見つけ出そうとすると何回でも楽しめるのではないかと思った
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ネットの交流や炎上を盛り込んだアームチェア・ディテクティブものミステリー。事件そのものよりも(正直、私的には若干無理を感じる部分はあった)、キャラの魅力、面白さで読ませる作品。ITの闇的部分も描かれてて慣れてない人の参考にもなるか。
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バリ3とは携帯電話のアンテナ3本全て立っている状態とのこと。
生身の人間と会話するのが苦手でひきこもり、電波がバリ3表示の場所だと安心できる緑子だが、ネットの世界では「圏内ちゃん」として、驚くべき情報収集力と推理力でカリスマ的存在。
Twitterの何気ない書き込みから炎上、某巨大掲示板で叩かれ、投稿写真等から個人情報を特定される。怖い世の中になったものだと思う。
コメディめいた設定だが、しっかりとした構成のミステリ。
(図書館)
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気楽にバカバカしく読んだ。
なんか出てきた付近から犯人丸見え。
大して絡まないのにフルネームとか、怪しいだろ…
しかし何よりもいらないのはへったくそなイラスト。
作者の知り合いにでも書かせたんですか⁇
デッサンとか知ってます⁇
最近の装丁とかほんとテキトー…
そっちにイライラした
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読みやすさはあったがキャラ設定がちょっとしんどかったかな?
相変わらずテンポは良かったけど期待してたほどじゃなかったような気が…
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この作者さんはよく他のシリーズの登場人物を出してくるのでついニヤっとします。全体的に良くも悪くも想像と違いました。率先して人にオススメしようとも思えないけれどつまらない訳でもない…読了感も普通。圏外で動けなくなる程の引き籠り設定は珍しいかな?あと旦那さんはもう現場復帰できないのだろうか…。
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生身の人間と会話するのが苦手な圏内ちゃんこと緑子。電波がバリ3表示の場所でだけ生きてゆける、ひきこもり系女子である。あー、ぶっ飛んでるなと思いながら読了。幼児に暴力を振るったとtwitterでツイートからの炎上から始まるのだが、リアルにありそうだから怖い。リアルに存在する某大型掲示板の某 鬼女もフィクションだが、忌女も敵にまわすと怖い存在である。
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★★★★ 4 緑子の設定がユニークで話の展開も本格的なミステリーで読んでいて面白いと思った。同じ作者の「ドS刑事」の話のつながりもあり、今後共闘するのかなという楽しみもある。その点では次回作も続けて読みたくなった。ただ、個人的には忌女板に書き込む人達の心情がどうしても理解できない。むしろ怖いなと感じた。感想はこんなところです。
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ラノベに近い。かるーい気持ちで読む本。
ネットの世界という仮想空間と現実世界のつながりはおもしろい。
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極端な体質のするどい洞察力をもった彼女の推理が見事です。
反面、こんな風にばれてしまうんだって怖くもありました。
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圏内ちゃんの観察眼おそるべし。情報収集能力もすごい。ポップなイラストに対し、事件は気持ち悪くてゾッとするものでした。井の頭公園の犯人が誰なのかはっきりさせた方が良かった。
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途中で断念。冒頭でもうやめようかと思いました。幼児虐待やネットの炎上(いわゆる祭り)、個人を晒す話で、実際にあるんだろうけどせめて本の中で現実逃避をしていたいわたしにはちょっとキツイかなと。なんだかなぁ…ちょっと残念…でした。圏内ちゃんにも朔太郎さんにも感情移入出来ず終わりそうなので早々に切り上げます。
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バリ3圏内でなければ具合が悪くなるという引き籠りの圏内ちゃん。FXで生計を立てる彼女は小さなネットの情報から細かな個人情報まで集めてしまう特技を持っています。板での祭りへの参加やモラルはとりあえず置いておいて、要するに彼女が夫の助けを借りながらこの特技を生かして最終的に犯人を追いつめていくお話。新レーベルにこの表紙絵でどんな世界観かと思いましたが、適度にグロく伏線はバッチリプロローグから事件とのつながりも見事でいつもの七尾さんの世界そのものでした。残した部分があるので続きがあるのでしょう。期待しています。