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図解があり分かりやすく説明してくれてるだけあって、以前読んだ本より分かりやすかった。
相対性理論と言うのは一言で言うと、絶対的なものだと思われてた物事が、その人個人個人で見え方や感じ方が違う、相対的なものなんだと言うもの。
しかも見え方や感じ方が違うと言うのは、考え方がどうとかで変わるとかそうゆうことではなく、実際時間や空間が変わっているから,そう見える,と言うとこのろがキモ。
例えば動いている電車の中で、電車の中心からボールを両端に同じ速度で投げた場合、電車の中から見る人も外から見る人も、ボールが両端に着くタイミングは一緒。しかし中から見る人のボールの速さは一緒だけど、外から見る人のボールの速さは違う。
進行方向である前側にボールを投げたら前方は離れていくから到達する速度は遅くなるし、後方に投げれば近付いてくるのだから早くなる。それが中から見るとそう見えないが、外から見るとそう見える。
そして光はその相対的なものではなく絶対的なものだから、電車の例の様に見る人によって変わる物ではないので、自分達が普段物事を認識している世界では辻褄が合わないことが起きる。
自分が,始めに,で理解したのはそんな感じ。
後はブラックホールのことだったりホワイトホールのことだったりと興味が出ることが凄く簡単に分かりやすく書いてある。
面白かった。