制服嗜好 みんなのレビュー

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2015.05.08
読了。
ここまで制服について調べているとはスゴイと思いました。
絵を描く時の資料にもなりそう。

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上月さつきさんの制服資料本『制服嗜好』。セーラー服やブレザー等に少しでも興味のある方なら、本書に行き着くのも必然といえる存在の作品である。初版が2014年9月だが、書籍化するまでにブログや同人活動を経て完成に至っているため、その情報量は熱量がある。
構成は第１章［制服女子の春夏秋冬］、第２［上半身］、第３［下半身］の3章でなりたっているが、章ごとに見開きで漫画が読める。作家の絵柄を知らない初見の人でもすぐ馴染める。それは本書がキャラクター主役ではなく、文字通り制服についての解説であるため、絵柄にこだわりのある読者も、そこは気にしなくなる。むしろ読み進めていくうちに愛着が湧く。
情報量は、一度読み始めればスラスラ見て進められる作りとなっており、初心者に分かりやすい。構造もポイントをしっかり絵や図で解説していて、且つ分かりやすい絵で文字も少ない。
読了後、ある程度の制服のおおまかなジャンル（といってもクマノイ氏のように凄まじい情報量と比較するものではない）がわかり、シンプルに見ていて楽しい。
価格は¥1,180(+税)で、段々手に入れにくくなっている。ぜひ制服に興味のある人に読んでもらいたい一冊。

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制服には多くの種類があるのは少し考えればわかること。
しかしここまで多くの種類があるとは…。特にスカートはほとんど気にしたこともなかったが思ったより種類があるらしく奥深いと感じた。
著者の上月さつきさんのイラストもかわいく制服資料としてだけでなく画集としても楽しむことができた。