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【日本霊異記を通して、重なる古代と現代の謎】奈良の薬師寺で働く明日香のもとには、数々の不思議が訪れる。古代と現代をつなぐ謎を『日本霊異記』から読み解く、著者の新境地。
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一人の少女が「日本霊異記」を元にしたような奇怪な事件を解決する話。
地名の由来や、「日本霊異記」が気になってしまった。
機会があったら読みたい。
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奈良の薬師寺で働く
日本霊異記が好きな女の子が主人公
って、
ツボを押されまくりで手に取った。
不思議な物に感応しやすい主人公
奈良の街
日本霊異記を下敷きに進むお話
とてもおもしろい
のだが、何故か私はすごーく
読みにくかった。
なかなか読み進めず。
文章も内容もわかりやすいし
おもしろい
…のに何故?
ケイカイさんに嫌われたかな〜。
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奈良のという土地の古のとの繋がりはこんな感じなんだろうか。古典への導入としてはよいと思うけど、この本のストーリー自体にはそれほど心惹かれなかった。
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連続短編集で、主人公と烏と近所のおじいさん。
烏に導かれて(?)問題解決していますが
どれもこれも不思議状態。
神話に関連して物語が進みますが、関連しているのかは
微妙な感じです。
まぁ預言書のように、そのまんまだと
物語として面白くもないですが。
途中彼氏っぽいのもできましたが
メインはそちらでないので進展は…?
途中、合併してしまって土地の名前から
どういう地形か読みとれなくなった、みたいな話が
出てきますが、激しく同意します。
どうしてそういう名前だったのか、という意味が
きれいさっぱり分からなくなった今。
そんな些細な事、になってしまったのでしょうか?
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連作ミステリふう、YAふうは好きです。
マイマイ新子以来、2作目だなぁ。こういうのも書くのか、と新鮮。
奈良に行ってみたくなります。
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薬師寺に勤務する地名フリークの明日香は、祖父が残してくれた奈良町の古い家に住んでいる。家の前のクスノキには日本霊異記の作者、景戒に因んで名づけたケイカイというカラスが住み着いている。お隣さんは畳職人の繁老人。
そんな明日香の周りでは、1200年前の日本霊異記そのものの不思議な事件が次々と起こる。
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図書館から拝読。
日本最古の神話「日本霊異記」を愛読書とする女性がちょっと不思議な事件を解決する。
日本の地名の由来とか、古代の神話や物語が現代と関わってて面白かった。
奈良って不思議な街。
今度奈良を訪れるときは、地名なんかも調べて行くと面白そう。
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タイトルから日本霊異記に関係する話かな?と思って読んでみました。主人公がならまちに住んでいる設定になっていましたが、最近ならまちに何度か行った事があったので楽しく読ませていただきました(^-^)
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この作家なのに、このタイトル、そしてこの挿絵。
ギャップがありすぎて読んでみた。
日本霊異記を愛読するのが好きな、薬師寺の臨時職員で女子大生の明日香。カラスとともに人の失踪事件や怪異の謎解きをする。三毛猫ホームズのような動物探偵ものかと思ったが、第一話のみ機能していて、あとはあまりおもしろくない。話の筋はよく練られているとは思うんだけど。
タイトルを「ふしぎ霊異記」にしたほうが妥当だけど、売れないんだろうな。霊異記の物語とむりやり引っかけてあるんだけど、納得感があまりない。
奈良の地名とか、古典ロマンだとか、題材としては魅力的なのに、軽くつくりすぎているのか惜しい。ただ文章には、熟年作家らしいこなれた感じがあるので、ラノベほど軽い小説ではない。しかし、退屈。
第一話だけなら★4つ。
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奈良に住んでいる地名フリークの高畑明日香は『日本霊異記』とカラスのケイカイに導かれ不思議な事件や現象に巻き込まれていく。
主人公は少女でいいのか…。もっと若い子を想像していたので、タイトルがいまいちな気がしました。
日本霊異記を読んでみたいなと興味がわきました。また、地名の由来のネタを興味深かったです。つけられている名前には意味がこっそり隠れていたりして、昔名づけた人はすごいなと思いました。
話の方は、6編からなっているのですが、そこで終わり?みたいなわけのわからないぶつ切り的な終わり方で内容がうまくつかめない話もありました。初めのうちは慣れるまで文章も読みづらく違和感がつきまといました。
古代と紐づける設定や地名ネタ等、好みなのになんかちょっと方向が違うというか残念。
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話が無茶苦茶だった。一話だけなら面白かったかな…って思う。
霊異記だから幻想的なものかと思いきや、全くそうではなかった。学園小説のノリでした…。
霊異記の絡ませ方が雑で浅いかな…。
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土地の名前に歴史を感じ、惹かれる明日香。奈良の薬師寺の詰所で働いている。6つの短編、どれもが、ちょっと不思議が出てくる物語。
明日香に霊感とかは無いけれど、ケイカイと名付けたカラスに導かれるように謎を解決してゆく。
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日本最古の説話集「日本霊異記」。
地名由来好きなお寺勤務の明日香にふりかかる
霊異記を通したミステリー。
絵馬に書かれた母を探す肉体のない少年。
法起寺の盗まれた観音様の行方。
恩師に送られた意味深な手紙と失踪した教え子。
元興寺の童子と鬼。三竦みの関係。
ゆりまつりで出会った怪しげな岩島さん。
楢磐島と三人の鬼の話。揺れる恋心。
父を落雷で亡くし、悲しむ少女に取り込まれた雷神。
雷の丘。青く光る目。ゼオン人形。
突然訪ねてきた母が見た不穏な夢。
夢ほどきをしてくれた缶詰工場の林さん。
女であること、母親であること、娘であることの教え。
八という数字に導かれるまで。
西大寺、道鏡、千二百年前のスキャンダル。
カラスのケイカイ、畳屋の繁さん
彼氏の岩島さん。
地名の由来って面白いね。
今も昔も、人々が感じる道徳は同じということで
続編に期待)^o^(
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手にとり辛い装丁ではありますが、ちょうど先頃から『日本霊異記』にハマっていた直後だったので”霊異記”の文字に目が反応してしまいました。高樹のぶ子作品は初めて。舞台は奈良、薬師寺に勤める『日本霊異記』マニアの妙齢の女性、明日香(少女ではないのでタイトルはちょっとナニな感じ)が普通の生活をして普通に恋もして、そして普通に謎を解くという、軽い古典蘊蓄ミステリという感じ。なにせ奈良は近かった事もあり土地勘もあるので読んでいて非常になじみよく、ちょっとした小話旅行本的。短く、なんせ非常に軽い挿絵のないラノベ本的なのでそれこそティーン向けに古典にちょっと興味をもってもらうに良い本かと思う。
烏のケイカイさんにもっと活躍してほしい。