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本格ミステリーにおいてあらゆるパターンの犯人が出尽くした中、「読者が犯人」というミステリー界最後のアイデアを買ってほしいと、スランプ気味のミステリー作家の元へ香坂誠一なる人物から手紙が届く。ミステリー作家は不信感を持ちながらも無視することができず・・・。
期待せずして読んだが、面白かった!!
トリックというかラストは無理があると思いつつも、ストーリー展開がすばらしい。
(図書館)
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「読者全員が犯人」という帯にひかれて読んでみました。
うーん、無駄に時間を消費したかなぁ。
悪くないんだけど、何かが足りない。
ドキドキワクワクも無かったし。
そんなことで、「読者が犯人」と言われても…という感じ。
読むべきではなかったとまでは思わないので
星は二つにしました。
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どんなトリックかワクワクしながら読みました。途中に入る超能力の話は、本筋とは別物のようで 読み辛かったです。が、これも必要なことでした。そしてそのトリックは...ああそういうことかと納得。何度か前に戻って確かめました。あっと驚くのを期待してましたが、それは物理的に難しいでしょうね。
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2014.12.24 読了
唐突もないトリックを使ったミステリーと言うと、所謂超能力になってしまうよね。
そうよね。
と、思いつつも…。
面白かった。
最後まで一気に読みたかった。
また、その所謂超能力が実在するものだ。実在しても、何ら不思議な事ではないよね!と読者を納得させる材料があり。うん。面白かった。
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読者が犯人!?
まあ、そりゃ成立しているとは思いますが、
超能力的なことになると完全に納得したとは言えません。
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読者が犯人という、通常では達成し得ないトリックを実現させた作品。
見出しにも「犯人は読者」やら読み終わったら犯人は自分だとか、堂々と書かれ、よっぽど自信があると見られる本書。
期待して読み進めたけれど、どうもしっくりこなかった。
結論から言うと、確かに犯人は読者ではある。トリックもこれでしか成し得ないだろうとも思われる。
しかし……あまりにもこじつけ過ぎやしないだろうか?
ああ、犯人は自分だ!殺してしまった…との驚きというのか、素直な感想はなかった。
え?ええ?という、なんとも置いて行かれたような、気持ちの悪い結末。
苦しいな…
著者の試み、心意気には大変感服するところではあるけど、頑張ったなぁ~っていうくらいの感想しか持てなかった。
とても残念な気持ちが強いので評価は低め。ただ、作品の構成、文章は美しく、惹かれるものがあったので、真ん中の評価。
書店での衝動買いのため、著者をよく知らないので、また他の作品も読んでみたいと思う。
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『読者が犯人』の帯に対して、
「ほほぉ〜、難しいとこにチャレンジしなすったもんだなぁ〜」という、
上から目線で買ってみました。
結果、たしかに『読者が犯人』で間違いない。
けど、だいぶ苦しい。
序盤過ぎすぐに超能力が出て来ちゃったから、
『え、まさかの超常現象オチかよ!?』と思ってしまい、
その後もその疑惑がずぅ〜っと続いてしまった。
オチは超常現象ではなかったものの、
それをさっぱりキレイに洗い拭われなかった…。
主人公、妻、有馬、刑事さんたちあたりが、
もっとグイグイ来てくれたらなぁ〜…。
と、思いました。
でも次にこの『読者が犯人』にチャレンジしたい作家にとっては、
『もうこのテは使えないぞ』という部分で、
ナイスな布石は残したと思います。
あと、覚え書きのとこは好きでした。
よって星3つっす。
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落ちに期待し過ぎてしまったのは駄目だったかもしれないが、そういう落ちがありならなんでも出来そうに感じてしまいました。説明的すぎて落ちが分かってしまうのも残念でした。
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書評をみて興味を感じ、読みました。その「最後のトリック」「読者全員が犯人」という触込みに惹かれて。
書き下ろしではなく、著者のでびゅー作『ウルチモ・トルッコ』の加筆改題であると知って、そうだったのかという思いも抱きつつ読みました。
もちろん、オチに触れる訳には参りませんが、ここまでの分量が要ったのか?というのが、私の読後感です。薀蓄が少し鼻に付いた気がします。そのトリックだけに絞って、物語を進行させれば、もっと近い距離で行動を共にできたのではという思いです。
確かに本書の主題は、そのトリック、最後のトリックなので、そのために費やされるものが優先されたのだろうとも思いますし、それが評価されての、メフィスト賞受賞。ただ、このトリック、一度使ってしまえば、もう使えないので、そこを考えても、これで良かったの感があります。それでも、この「最後のトリック」に、星4つです。
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「読者が犯人」
そのトリックが知りたい衝動で読みました。
確かに・・・私も、犯人になっちゃった?
こういう落とし仕みもアリなんだな。という感想です。
いちおう納得できたので、それはそれで読んでよかった。
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コミケには写真集つまりROMを買いに行ったの。
帰りにダイバーシティのめいどりーみんでごはんをもぐもぐ。
で、
駅のくまざわ書店で見かけたのがこれ「最後のトリック」
コミケに言って薄い本じゃなくって普通の本を買っちゃったのさ。
で、
「読者が犯人」だってさ!
無理でしょう?
と、
思いながら読んでいくと超能力のお話しなんかができてきてSFか?!
と、
思ったけどしっかりミステリーで読者が犯人でした!
ぼく、
殺人犯しちゃったよ。
ちょっと強引かもですが読者が犯人です!
読めばわかる!
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「読者が全員犯人」という実現不可能と思われていたミステリーに挑戦した作品。読み終われば、確かに私が犯人になる。しかし、読者を犯人に仕立てるために、設定を足して足して、ほら、あなたが犯人でしょう。と詰められても腑に落ちない。
騙されたとは思わないが、単純に面白い作品ではない。ただ、確かに今までにない技法だったので、一読の価値はあるように思う。
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新聞の連載小説の読者が犯人というのは、百歩譲っても、未来の書籍化された本の読者までが犯人というのは、ちょっと強引だったかな
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本格トリックではある。しかし、トリックに現実味を感じ得なかったのは残念だ。文庫版解説は島田荘司だが、本作のというよりはトリック小説について多く触れており、もしかして同様の?という共感が小説よりも強く印象に残った。
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「読者が犯人」というトリックを売るという手紙がどんなことになるのか興味がわいたので、楽に読むことはできた。実際、読者が犯人というトリックを証明するための小説であった。若干の反則技ではあるがトリックとしては成立している。だが話として面白いのかというと微妙ではある。