投稿元:
レビューを見る
よく言えば野村克也の野球理論(ボヤキ)、悪く言えば阪神に対する「恨み節」・・・
エビデンスが存在しているようでしていない、何とも混沌とした内容です。
ただひとつだけ、阪神ファンゆえに共感したことは、ファンは勝っても負けても、球団に甘いということ。
オリックスの選手たちがソフトバンクに負け、優勝を逃し、グランド上で涙を流して悔しがっていたが、たぶん阪神においてはあのようなシーンは見られない。勝っても、負けても阪神が好き、そんなファンがいる限り・・・
投稿元:
レビューを見る
まあ、来るはずはありません。球団も、ファンもそんなこと本気で望んでないから。
逆に、プロってなあにということも考えさせれるんだけど。
いつもの野村節。監督論、捕手論にタイガースが絡む感じ。
球団とファンはいいが、ここに入団した選手だけは間違いなく可哀想だと思う。
ジャイアンツ以上に、才能の食いつぶしなんだ。
投稿元:
レビューを見る
『阪神タイガースの黄金時代が永遠に来ない理由』/野村克也
野村さんの著書はたくさんありますし、これだけ書籍を出すプロ野球人も珍しいですし、すごいですね。
野村監督は、ヤクルト、阪神、楽天と監督を務め、唯一優勝できなかったのがタイガース時代。しかし、その後のタイガースの躍進を見てみると、その土台は野村さんがしっかりと種まきしていたんですね。
数ある著書の中で、今回のものは、阪神タイガースをもとにしたものです。
p118
ミーティングでホワイトボードに「腰」という字を書かせ、月を消し、「これ(要)だけだと何と読む?」と答えさせたことがある。「要求」などの「要(よう)」だが「要(かなめ)」とも読む。
脚、肺、心臓など、月という字は身体の部分に当てられることが多い。つまり腰は、身体(月)の要。何をやるにしても腰が中心となる。
p200
監督は小事細事が大切。「小事細事なくして大事なし」というのが私の考えだ。小事細事を大切にするから、仕事ができる。
野球をもとに、自己啓発本としての一面もあり。単に野球というテーマだけでなく、働く中で気づかされることもたくさんありました。
投稿元:
レビューを見る
野村克也さんの書籍を初めて読みました。数年前から野球を好きになったばかりですが、参考になりました。野球好きな人にお勧めです。