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コロボックルシリーズの童話作家、佐藤さとるさんの自伝。ルーツは旭川の剣淵なんですね、素敵な絵本の図書館があるところです。太平洋戦争時代に少年時代を過ごし、戦後の混乱の日本を進駐軍のところでバイトをしながら大学に通い、たくましく生きる青春時代。食べ物もなく貧しい時代なのに悲壮感がなく引き込まれました。オウリィはそこで付けられたあだ名です。フクロウ少年?
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コロボックル大好き~!
なので手にとる。
が、制作秘話的なものより、
ほんと、佐藤さんの幼いころのはなしがただ淡々と
綴られているだけで、
まあ、確かにその体験ありきでコロボックルが生まれてきたんだろうけど、
正直あまりおもしろくなかった。
ので、最後めっちゃとばしよみしてしまいました。
ごめんなさい。
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子どもの頃、わくわくしながら読んだ「だれも知らない小さな国」。それをはじめとして、コロボックルシリーズは全て読み、子どもたちにも読み聞かせした私の大好きな作品。
その作者 佐藤さとるさんの第二次大戦を挟んだ、少年から青年時代の「自伝物語」
佐藤さんの筆になるので、読みやすい文章。その後生み出される物語の温かさのみなもとになる、おおらかで優しい人柄がわかる作品。
本格的な執筆活動を行うことになる、その後の物語もぜひ読みたいものだ。
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私が小学校5年生の時に心を奪われたコロボックルシリーズの作者である佐藤さとるの戦中から戦後にかけての自伝。
私にとってはとても面白かったです。
本当に夢中になって読んでました。コロボックルシリーズ。
あのころは作者の住所が後付に乗ってて、地図帳で調べてこのあたりが鬼門山じゃないかとか色々想像してたもんなあ。
とにかくヒイラギノヒコとエノキノヒコが好きで。
あと、スギノヒコ。
独特の読みやすい文体ですが、興味のない人には退屈かも。。。
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「コロボックルの本をたくさん書いた人が 自分のことを書いている!」・・・と とびついて読んだ
佐藤さとるは 終戦のS20年の時 17才だった
戦後のどさくさ時代のことを彼はしっかり覚えている 教えてくれる人が居なくなった今 新鮮で興味深い内容だった
オウリィと呼ばれていたのは その頃 米軍基地で仕事にありついた時に担当の米人から好意的につけられたニックネームだった
その後 教員をしていた頃 一目ぼれして後に結婚した女性についても 詳しくかかれている その載せ方が さらりとして 意外性のある方法で とってもしゃれていておもしろい
構成の上手さというより読者に対するサービスといった感じで ますますファンになった
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「誰も知らない小さな国」の誕生秘話が、、と思ったが、そういうことは書かれてはいない。終戦前後の著者青年期の思い出が、質実な筆で書かれている。
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自分のやりたいことを意識し考え、とにかく動く。
ただ「やりたい」「なりたい」と思ってるだけじゃダメだ。
「名無しの童子」は筆者と奥さんの出会いからだった。