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前回読んだのが2年前、その後、年老いて弱って”母”が死んでしまうまでの過程。そう聞くと、悲しいのかと思うが”泣き”を誘う話では別にない。介護というきっと今かいつか直面することが多い話をほっこり書いてくれている。絵もなんだかかわいい。介護に疲れてる人にぜひ読んでほしい。
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老いるって本人も周りもつらいけど、老いてこそ生きてきた人生が現れるというか、
この母、息子の関係が暖かく、愛情って大事だなぁ、、としみじみ感じた。
母に愛されて育った記憶があればこそ、老いた母に愛情を持って接していけるのかと。
もちろん愛情の形は人それぞれ。
この夫婦間は他人には分からない愛情でむすばれているようだし(≧∇≦)
酒癖が悪いだけで、いい旦那さんだったのか、、父親をたてる母の育て方は見習うべき点だった。
母の妄想?シーンは息子の想像でしかないのかもしれないけど、きっとそうなんだろうな、と思いたい。
実際は介護の現場はもっと嫌なことやつらいこともあるはず。きれいごとだけではないとしても、この本で、ちょっと笑って、ちょっと泣いた。
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前のペコロスよりもペーソスあふれた内容になっている。認知症の母を介して過去が思い出される。よかばい。
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過去の想い出を辿っていくところを玉手箱と例えているんですね
結構衝撃的なエピソードがさらりと描かれているので
読んでしばらくしてからびっくりしますが
それが描けるのもほんわかした絵ならではかもしれません
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もうすぐ還暦を迎える母。
親父の件、本当にお疲れ様でした。
身体には十分気を付けて、これからの人生を思いっ切り楽しんで下さいね。
少し離れた場所に居るけれど、いつでも飛んで行きますから。
【内容紹介】
長崎を舞台に、認知症で施設に暮らす91歳の母の「今」と「昔」を、64歳の息子がどこまでも優しく切なく漫画で描く。
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ついにみつえさんが亡くなった。前作より弱っている姿も多い。祖母を思い出しながら読んだ。
空にゆっくり落ちて行きましょうで
ゆっくりゆっくり
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ペコロスの母に会いに行く。の続編。
とうとう、お母様は亡くなった。
前回よりも弱ったシーンが多いが、著者は、それに寄り添い、時にユーモラスに優しく描いている。
みつえさんにとっては、タイムマシーンに乗っているような日々なのでしょうか。
幸せだな。と、感じる。
後半は泣きながら読んでしまいました。
こんな風に穏やかにお見送りできたら、良いだろうなー。。
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だんだんと死に近づいていくみつえさんの、行きつ戻りつする時間が見事に表現されていて、泣けるんだけど微笑ましい。施設のスタッフも優しくて、色々辛いことも乗り越えてきたみつえさんの最期がこんな風でよかったと思った。介護ってきれいごとじゃないから、このくらいの距離感がお互いに理想的なんじゃないかとも。みつえさんがどんどん子どもに戻って、母と添い寝しているくだりが一番好きです。あと、「たんと生きねばぞ!あっという間ぞ!」のセリフ。読み終えたあとジーンと心に刺さりました。
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「ペコロスの母に会いに行く」の続編。
前作同様にユーモアと愛情と優しさに溢れた内容。
戦争に関連するエピソードが若干増えたかも知れない。
主人公のみつえさんのセリフの中で特に心に響いてきたのが「うーんと遠くまで寝むとった」。
残念ながら当作品連載中に、主人公の岡野みつえさんが亡くなられたとのこと。
享年91歳……ご冥福をお祈りします。
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「ペコロスの母に会いに行く」が面白かったので読んだ本。「ペコロスの母に会いに行く」と同様認知症の介護あるあるや著者の過去のエピソードがほのぼのとしたタッチで描かれていた。「ペコロスの母に会いに行く」と同様面白かった。
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「8月24日、母は車椅子から自由になった」。一ヶ月弱悩んだ末、(嚥下能力の低下による誤嚥性肺炎防止の)胃ろう造設を決断し一年半…だんだんに発語が皆無になっていった。対面して「施設に入った頃は『おー待っとったぞ』…『さあ帰ろうか父ちゃん(すでに亡い)も待ってる』」会話もあった、切なく思い出したり/給料をまともに持って帰らないことが度重なり、給料日には迎えに行くようになった「美味か魚と良か酒用意してますけん」…仕事のストレスから大酒。酒の上での父の失敗の尻拭いは数え切れない。年始回りで息子を連れていても飲む…
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絵がほっこり。あったかさと可愛さと‥
介護ってきっとものすごく大変なものだけど、こんなにユーモアあふれて、可愛くて愛おしく描けるのってすごく愛に溢れていて読んでよかったです!
星4.8!!
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〜日常の尊さを感じる〜
ママ専門コーチのゆうきです。
▷ママがワクワクする本紹介→ https://www.instagram.com/bookmamaaaa/
▷ラジオ版→https://www.instagram.com/kosodatenomikata
いつもご覧いただきありがとうございます♪
ーー内容ーー
長崎の施設で暮らす認知症の母と息子の優しく切ない漫画。週刊朝日の連載で人気となり映画化された。ベストセラー『ペコロスの母に会いにいく』の第二弾。
ーー感想ーー
認知症で施設にいるお母さんの中には玉手箱があって、その中に迷い込んでいるようなひと時がある。ということから本書のタイトルになった。
お母さんが息子を「ハゲ」「コブタ」と呼ぶ自虐ネタもさることながら、本書全体から伝わってくる、お母さんを包み込む優しさが魅力で、読者の涙を誘う。
お母さんの幼少期〜子育て期〜現在と、時を行き来して語られるエピソードは、人生は短くあっという間であり、何気ない日常の豊潤さを教えてくれる。
認知症になってからも、ふとクリアに記憶がよみがえる時があるという。それが息子にとっては豊潤なひと時に感じられ、未だに母親から贈り物をもらっているようだ、と。
その贈り物は、
・保育園への道すがら虫採りをしたこと
・おつかい頼んだけどなかなか帰ってこなくてやきもきしたこと
・6歳になってもオネショして恥ずかしそうに小声で打ち明けてくれたこと
かもしれない。
その意味で私たちは、贈り物の「種」を育てているとも言える。
子育てママにとっては当たり前の日常は、長い目で見ると見方が変わる。そんなことに気づかせてくれる一冊。ぜひ読みやすいので手に取ってみてください。
あなたの贈り物の「種」は何ですか?
ーー
最後まで読んでいただきありがとうございます