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期待し過ぎたかそれ程印象に残る様な作品ではなかった。
戸籍の扱いについて法の抜け穴みたいな所から作者は話を広げたんだろっていう感じで、無理やり殺人事件を当て嵌めた様な取ってつけた内容だった。
ちょっと動機が弱く短絡的な犯人に合わせ込みが少し雑な感じがした。
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症候群シリーズ1作目。
警視庁人事二課に属する環をリーダーとした特殊任務チームが失踪した若者を追っていくストーリー。
途中、ページを捲る手が止まらなかったが、最後は結構あっさりしているような。。。
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冒頭の入りから「必殺仕事人」のような物語りかと期待していたが全く違った。
失踪した若者を秘密警察のような人達が捜査し、真相にたどり着くというのが本当のところ。
秘密警察と書いたがリーダー以外警察でないし、やるのは普通の追跡調査。
登場シーンはキャラ立ってていいなあと思ったが、そこがピークでしたね。。
メンバーの一人が娘と不仲でそれが事件に繋がっていくのだか、無理矢理感が強い。
この娘に終始いらいらされっぱなし。
明かにされた真相も予測通りだし読んでいて退屈だった。
普段からこれだけ暴れていたら逮捕されてるだろと突っ込まざるを得ない。
犯人全員異常者ってやべえでしょ。
1回目の金の受け渡しが上手くいってれば馬橋は特定出来なかったわけだけど、環さんはその場合どうしたのだろう。
馬橋をあんな方法で監禁しなくても他にいくらでもやりようあったでしょう。
読み終えての感想は
「吉住君が可哀想すぎる」でした。
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ブックオフ行くと必ず1冊は選んでしまうくらい定番化した貫井さんの作品。
めまいを起こしそうな表紙のデザイン(笑)
そそるタイトルだな。
事前情報はほぼないけど、シリーズ物というのはちらっと目にした気がする。
『症候群』というフレーズから何か病的な要素もあるのかと思ったけど、しっかり事件解決系の作品だった。
刊行が1995年なので設定は古いものの、当時はこんな時代だったなぁと思いつつどんどん読めてしまう。
『わかりやすく道を外した若者』という感じも当時らしい。
貫井さんの作品といえば、いい意味で裏切られるイメージだが、本作は正統派事件解決系という感じ。
このパターンは初めてだな。
どことなく誉田哲也さんの『ストロベリーナイト』を思い出した。
そういや誉田さんの作品もしばらく読んでないし、積読消化したら次回チョイスしてみよう。
「あなたが愛した記憶」以来かな。
貫井さん作品ということやタイトルから、勝手に構えすぎてしまったので少し物足りない。
前回読んだ『慟哭』が印象強すぎたのでなおさら。
ケチャップのオムライスを想像して注文したら、ドミグラスソースやホワイトソースのかかったものが来て、「あっ、こっちのパターンね…」みたいな感じ。
結局、おいしくいただくので問題はないが、あのモヤっとした感じは払拭できず。
ま、3部作だし、次回は本作を踏まえた姿勢で楽しませていただきます。
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
内容は正統派事件解決系でも、端々に出てくる難しい熟語は、
貫井さんらしいが滲み出ておりました。
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初めての貫井徳郎作品。
症候群シリーズの一作目とのこと。
98年の作品なので、その当時に読んでいたなら新鮮な内容だったのだろうと思う。
次回作の誘拐症候群も機会があれば読んでみたいと思う。
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警視庁所属のリーダーを筆頭に、私立探偵、托鉢僧、肉体労働者の四人が、警視庁が表立って動けない事件を、時に超法規的手段を用いても解決に導くという作品です。
貫井さんの作品の中ではエンターテインメント性が高い印象で、ドラマ化されていることにも納得しました。
相次ぐ若者の失踪に見られる共通点から、その裏に潜むものを解き明かしていくのですが、謎解きの要素はあまりなく四人の活躍を素直に楽しむのが良さそうですね。
三部作とのことなので、続編にも期待しています。
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症候群シリーズらしいですね。最初はよく分からないまま進み、どうなんだろ?と思っていましたが、後半は一気に読みました。ちょっと痛い表現もあったりでしたが、全体としては面白かったです。症候群シリーズの他の作品も読んでみたいです。