紙の本
あたらしく、いまどきな、不思議の国!
2012/09/02 21:48
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまどきの女の子な口調のアリスが大活躍!中に出てくる詩やせりふに、キャロルが盛り込んだ韻も、上手に日本語に訳されていて楽しめます。
たくさんの日本語訳を読んでいますが、今の子供たちにはきっと、この新訳が楽しめると思います。
挿絵もテニエルではありませんが、色々内容が上手く取り込まれたイラストで、イラストの中に何が盛り込まれているのか見つけるのも楽しいです。今までに他のアリスを読んだことのある人も、改めて読む価値あり!
新鮮な不思議の国があなたを待っています。
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投稿者:わん - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は意外と難しいところもあるが、訳が良く読みやすい。子ども心を失わない数学教師が書いたというところに惹かれる。イラストがかわいい。
紙の本
よみやすいです!!
2017/04/06 15:01
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投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳が良いので読みやすいし、イラストがかわいいのでおすすめです!!
本を読むのがあまり好きではなくてもイラストがあるので大丈夫です。
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イマドキのイラスト!アリス・イン・ニュー・ワールド〜
いや、物語は一緒ですが(^_^)
イラストで 印象って ちがってくるものですね。
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まずはokamaさんにイラストを依頼した担当者に惜しみない拍手を送りたい。大絶賛でございます!また、翻訳もアリスの世界を再現するのがんばってると思いました。英文で韻を踏んでいたり、マザーグースからのネタが仕込まれていたりで、この世界を理解するのは、原文じゃないとキツイと思われるトコロを、日本語でうまい具合に言葉遊びとして訳している。まぁ、それでも意味不明でわかりづらいんですが、豊富に挿入されるokamaさんの不思議で可愛いらしいイラストが物語への理解と没入感を高めています。装丁を担当してるデザイナーさんもがんばったと思う。いやー、こんなに贅沢なアリス…もうたまらんです、お宝です。okamaさんとアリス…こんな素敵なコラボ、とっても嬉しくなりました。とはいえ、okamaさんの作品は、実はコレが初めて購入したわけですが…。(良くホームページに行っては、女の子カワイイのぅってニヤついてる事が殆ど)漫画とかも買ってみたいけど、コレはアリスの世界だからこそ完成した奇蹟のコラボなんだろなぁ。okamaファンでアリスファンならこれは是非買うべき。というわけで、続編の「鏡の国のアリス」も買ってきました。こっちはチェスがモチーフになってるし、ちょっと長いので昔読んだときはすごく苦痛だったんだけど、こんなにいっぱい挿絵があるなら、楽しく読めそうです。
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最近、児童書の名作が、新訳として現代っこたちに抵抗の少ない
挿絵や文章で、あらたに出版されている。
いいなあ、と思っているのは、宗田理さんの「ぼくらの七日間戦争」シリーズが児童書向けの装丁で出版され、再ヒットしていること。
あと、ふしぎの国のアリスも
石井睦美さんの訳で、ツウェルガーの挿絵で出版されたり。
このアリスもそんな中の一つ。
角川つばさ文庫は、現代の子どもを意識して、イマドキの挿絵で名作古典を出版したり、ライトノベルで人気の「涼宮ハルヒ」のシリーズを児童書で出したり、へえ~!と思う取り組みがある。
このアリスを訳した河合祥一郎さんは、以前もアリスを翻訳されていたが、現代の子たちが読みやすいよう、新訳に取り組まれたとのこと。
ただ・・・この挿絵が、私の働く図書館ではけっこうな物議をかもした。
かわいらしすぎる挿絵の印象が強すぎて、不思議の国のアリスに対する先入観ができてしまうと。
でも、それでも、この本をきっかけに、
「本っておもしろい!」
「長いおはなしを通して読めた!」
・・・と思う子どもが一人でも増えればよいのではないかとも思う。
とか、いいつつまだ読めていないので、早く読もう。
ちなみに、アリスは、岩波のものが自宅にあります。
ジョン・テニエルのちょっと怖いような地味な挿絵のアリスです。
それと、ツウェルガーの絵のファンなのと、石井睦美さんの柔らかな文体も好きなので、そのアリスは個人的に買いました。
どれがベスト、とは決められません。
☆☆2010/12月読了☆☆
読みました。
訳者があとがきでも書いているように、現代っ子が読みやすいよう、
ルビや言葉遣いが直されている。
子どもたちが話の途中で、「これ何て読むの?」とか「なんのこと?」
って言葉で止まってしまったら、話に集中できないだろうから、
確かに読みやすい!
…し、たくさん登場する「詩」はしっかりとことば遊びを再現している。
(これが訳者さんのこだわりだそう)
図書館では、ロアルド・ダールの本もすごく人気なのだけど、
彼の本も韻を踏むリズムの文章がたくさん出てきて、
物語の面白さももちろんながら、その軽快なリズムも人気の秘密だと
思うので、
この新訳アリスは、原著のアリスが持つ文章の面白さを生かした
良訳なのだろう!と実感。
でもでも…
このマンガっぽすぎる挿絵にやっぱり拒否反応を示してしまうのは、
大人の身勝手さというか、ノスタルジーなのだろうか。
ふんだんに挿絵が入っているのはよいのだけれど・・・。
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絵がとてもかわいい。言葉遊びを再現することにこだわっているので、日本語でも音の遊びが楽しめます。本が好きな子にアリスをすすめるなら、この本です。
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これは名訳だと思う。外見は児童書だが、中身は言葉遊びが的確に訳されていて、非常にわかりやすい。同じシリーズのかがみの国アリスもおすすめ
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翻訳、イラスト、ブックデザイン、などなどなど。どれもいい仕事している!
いくつも読んだが、はじめて翻訳のよさを知ったかもしれん。
イラストはいわずもがな。
「斜め上」にカメラを置いた構図や楽しさや可愛さが別格。
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ここまではっちゃけた翻訳の不思議の国のアリスは初めてかもしれません。翻訳自体遊び心に富んでいて、韻を踏んだ言葉回り。奇妙なアリス世界にぴったりです。アリスの楽しさ悔しさの活字表現も最高に伝わるものがあります!活字が苦手な人にも容易に場面が読み取れると思います。イラストもかわいくて、小説の挿し絵ながら映画のような臨場感ある構図も素敵です!
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親友のあいかちゃんにプレゼントされた本。
アリスの物語はなんとなく知っていたけど、
いつ読んだのか記憶はおぼろげでした。
読み始めて早くも3ページめでアリスが穴の中におちていき、
不思議な世界に突入しました。
こんなにはちゃめちゃでへんてこな物語は久しぶり。
子どもの頃に戻った気分で、一気に読んでしまいました^^
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・アリスがうさぎを追って「ふしぎの国」に迷い込んでしまいます。ハートの女王様に首を切られそうになってハラハラしたり、からだが伸びたり、縮んだりしたワクワクしておすすめです。
・ありえないようなお話で、絵がかわいいのでオススメです。
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キュートなカバーイラスト&挿絵はOKAMA氏が担当。話の流れが親切で分かりやすく 挿絵も多いので、子ども向けアリスとして成功している。絵本感覚でパラパラ読める。
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小中学生向けレーベルながら、ナンセンスさと韻を踏んだ言葉遊びをしっかり訳していて良いと評判だったので借りた。うん、そこは確かに!そこは確かに!!訳者の方のこだわりと原文への愛を感じる。小中学生の子には、訳者あとがきから読ませてあげたいかも。で、それらとは一切関係なく私がアリスを好きになれたのかといえば「やっぱりアリス好きじゃない」で落ち着いた。ただの好みの問題さ。
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読み聞かせに使用。言葉遊びがすべて訳されているのがすごいといえばすごいが、とにかくナンセンスな世界で、読んでいるといつも眠気が襲ってきた。でも子どもには面白かったようだ。とくにチェシャー猫が消えた後、にやにや笑いだけが残っているという有名な箇所が受けていた。