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オマージュ アンソロジー。
表紙のグッとくる懐かしさ。手に取るとワクワクドキドキ。
心は子供の頃にあっという間に引き戻される。
作風は違えど5作ともに楽しい。
何より小林少年がナイス。
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江戸川乱歩の少年探偵団のオマージュ。明智小五郎は脇で、どちらかというと小林少年が主人公か。最後の二十面相がいるからこそ、探偵がいる意味があるという話は、使い古された話ではあるが、まあ面白い。
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作家さんそれぞれの少年探偵だし、二十面相なんだけど、とってもなつかしくて嬉しい企画です。
中には不評の作品もあるようだけど、それでもやっぱり原作の雰囲気が出てるのが、原作ファンとしては嬉しいな~。
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江戸川乱歩の少年探偵団シリーズにハマった人なら楽しいのかも(残念ながらわたしは乱歩読まずに小学生時代を終えました苦笑)
表紙からしてレトロ。ものすごい読みやすいのでどんどん読めます。面白かったです
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(2015/2/6読了)
11月に偶然見た王様のブランチで紹介されて読みたいと思った本です。
テレビでは、万城目さん、湊さん、藤谷さんが対談していました。(他の方もいたかも…)万城目さんを見たのは初めてです。
5作収録のアンソロジー。昭和初期を感じさせます。
私の好きな順番は、万城目→湊→藤谷→小路・向井(同位)
万城目さんのは、思いも寄らない内容で、真面目な双子の冒険が、短かい話の中に詰まってました。
湊さんは、あまり得意な作家さんではないけど、これはほのぼのとして良かったですね。
藤谷さんは、作者紹介をみてびっくり!同い年だったなんて。テレビの印象は、もっと先輩に見えました。馬鹿馬鹿しくて面白かったです。
小路さんは、事件には敢えて深入りしていないのでしょうが、あまりにも消化不良。
向井さんは、微妙だなぁ。犬が増えるという事件もどうでしょう。
江戸川乱歩の本は読んだ記憶がないけど、少女時代にドラマはよく見ました。
王様のブランチで作家さん達が熱く語っていた原作を読んでみたくなりました。
(内容)
怪人二十面相に5人の人気作家が挑む!懐かしくて新しい、傑作ぞろいのオマージュ・アンソロジー!江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト第一弾。
(目次)
永遠(万城目学)/少女探偵団(湊かなえ)/東京の探偵たち(小路幸也)/指数犬(向井湘吾)/解散二十面相(藤谷治)
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江戸川乱歩の少年探偵団シリーズをオマージュしたアンソロジー。一番それっぽいなと思ったのは湊かなえさん。元気づけられる感じもして良かった。万城目さんのものは、読み終わった後は不思議な感じでしたが、すべての作品を読み終わった後には、こういうのもいいかもと思いました。小路幸也さんのも藤谷治さんのものもちょっと風変わりな感じがしました。
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懐かしいです。子供の頃、父に怪人二十面相の本をたくさん与えられました。私にかこつけて、父自身が子供の頃読んだ本を大人買いしていたのです。その父も他界し、今度は私が懐かしくこの本を読ませていただきました。
江戸川乱歩フォーエバーです。
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5人の作家の少年探偵団。どの話も読みやすく、おもしろかったです。
特に、藤谷治さんは今回初めて読んだのですが、アンニュイな感じの怪人二十面相が良かった!少年探偵団の第2弾も書かれるそうですが、他の著作も読んでみようかな、と思いました。
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なんて懐かしい感じのこの表紙。
小学校の図書館の二十面相シリーズ、片っ端から読んだなぁ。
万城目さんの作品は発想が面白い。
ふーん、だから二十面相は捕まらない訳ですね。
藤谷さんのはパロディーっぽくて楽しかった。
小路さんのは、もう一つの有名な探偵物語を絡めていて、
ノスタルジーに浸ってしまいました。
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手にした瞬間に40数年前の小学校図書館に入りこんだ気分になる。
カバーを外した表紙の触感、装丁、文字の大きさ、行間、漢字とひらがなのバランス…。厳密なことを言えば違いはあるのだろうが、そんなものは些細なことだ。ポプラ社もこだわりを持って上梓したであろうことが十分に伝わって来る。
物語の内容も十分に面白い。怪人二十面相の新刊が読めるだけでも幸せだ。
小林少年が違和感もなくピストルを手にしてしまう世界観。デジタル・デバイスをはじめとするハイテク機器が一切登場しない当時の雰囲気を再現してくれた作家の皆さんに感謝したい。
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1,400円で小学校時代へタイムスリップできる。あっという間の約2時間程度の短い旅を楽しめます。次回作にも期待☆☆☆
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★2014年12月9日読了『みんなの少年探偵団』万城目学、湊かなえ、小路幸也、向井湘吾、藤谷治著 評価B
私たち50代には懐かしい江戸川乱歩さんの著作、怪人二十面相シリーズに題材をとり、現代の人気作家が綴った少年探偵団と小林少年を主役においた短編集。
出来はともかく、その表紙は昔懐かしいレトロなあの絵。小学校の図書館で、次々と借りては一晩、二晩で読み終えた最高にワクワクした少年少女用ミステリーシリーズでした。おそらく、この本の著者たちも、怪人二十面相シリーズを読んで育ったのでしょう。
まあ、あまり期待せずに借りて読んでみても、良いのではないでしょうか?それなりに楽しめます。
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表紙やフォントも昔風で素敵な装丁だった!少年探偵実は読んだことないんだけどそれでなくとも楽しかったー!いろんなかたちで小林くんとか明智さんとか二十面相が登場してたので新鮮だったなー!万城目さんのが1番すきだなあ
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乱歩が産んだ少年探偵団がテーマのアンソロジー。実は乱歩作品を読んだことがないので本家との比較はできないのですが、どの作品もそれらしい雰囲気を醸し出しつつ、著者の個性も感じられる寡作だと思います。特に、万城目と湊が気に入りました。
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読みやすく、すらすらと読了した。装丁は、レトロ感を感じ、懐かしい気分になってしまう。
江戸川乱歩さんの原作は読んだかどうか定かではないが、読んだことがあり、この系統の小説が好きな人は、より楽しめるだろうと思う。
特に良かった話は湊かなえさん「少女探偵団」、藤谷治さん「解散二十面相」である。「少女探偵団」は心温まる話で良かった。最近はこの系統の話も書くので、個人的には良いと思う。「解散二十面相」は、二十面相の大胆な言動に、思わず拍子抜けし、クスリとしてしまう場面もあった。
全体的にどの話も良かったので、装丁のレトロ感を損なわず、ルビを振って小学生向けに出版してみてもいいなと感じる。
江戸川乱歩生誕120年記念作品は他にも出版されるようなので、そちらも機会があれば読みたいと思う。