紙の本
認知症もさまざま
2015/10/19 12:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
医師でも知らない人がたくさんあります。
認知症の原因はさまざまで、症状や対処法も異なります。
思い込んでいないで、きちんとした知識を持つことが大切です。
投稿元:
レビューを見る
認知症に関心のある人もない人も
とにかく一読してみてほしい良書。
いまこの国で厚労省のお墨付きで行われている
認知症の「標準治療」は
認知症の本人や介護家族のほうを向いていない危ういものだ。
(薬害、といってもいいと思う)
わたしたちは政府や製薬会社の広報によって
「認知症は早期発見・早期診断・早期治療が大切」
とすりこまれているけれど
実際に大切なのは「早期発見・早期情報収集」だろうと思う。
悲しいかな「標準治療」がめちゃくちゃなのが現実だから
介護家族は情報収集して自衛するほかない。
認知症介護ブログで有名なスーパー介護家族さんたちや
家族会への取材も充実していて読み応えがある。
投稿元:
レビューを見る
認知症は、「病気ではない」ので治らないとの発想をもってあたるべきだとの考え。80才、90才になれば多くの人が認知症になるのは自然なこと。
認知症になったからと精神科系の病院にかかり薬物治療を行うことで益々症状を悪化させる状況が今の日本では普通になっている。
この事への警鐘を鳴らす書。認知症の状態を治すとか進行を食い止めるとかの意味で飲まされる薬や病院での対応などで、多くの患者が苦しみ症状を悪化させている実体が詳しく書かれている。
認知症とは、医学的にはどういうものなのかも分からせてくれる。
認知証治療に於ける、「正しい対応を行う病院や支援グループ」の活動なども紹介されている。
投稿元:
レビューを見る
黒帯に大々的に文言が書かれているので、また極論を訴えた本かと思いつつも、批判的なことにも耳を傾けないとと思い購入。思っていたよりも内容は偏りなく書かれていた。認知症の種別についてもわかりやすく書かれていた。精神科は相変わらず悪者だがそういう事実があることは否定できない(薬の盛りすぎなど)ケア・関わりだけでなんとかなるというのは、本当かなと思うところと、そうかもしれないと思うところで、半々。最後の南魚沼市のゆきぐに大和病院の医師の言うこともわかるが、地域的な違いや入院患者数の差など考慮に入れても同じことが言えるのかなと思った。
投稿元:
レビューを見る
つい医者や薬を盲信してしまうところがあるんだけど、薬の用い方って本当に難しいんだな、と感じさせる一冊。ほんと、脳や脳の病気のことは分かっていないことが多い。
投稿元:
レビューを見る
ひさびさに買ってしまった”トンデモ本”
「早期受診・早期診断・早期治療開始」が重要なことは常識.これを厚労省が”不必要に煽っている”とか,”このレールに乗っかると高齢者が悲惨な末路を..”などと 著者のほうが不安を煽る.
→ まあ 頭に来ながら 興味ぶかく読みました.
でもこのような情報にミスリードされてしまう人が,なるべく少ないことを願います.
『認知症の正体』(飯島裕一 著)などが読まれたほうがよいと思います.(少し古いですが.図表などカラーで分かりやすく,とても親切な本です.)
投稿元:
レビューを見る
認知症の標準治療が間違っている、という意見に賛同します。薬剤メーカー主導の学会は大いに問題あり。この中で紹介されている河野医師のように勇気を持って自分の最良とする治療を行えるのかがポイントかと。
投稿元:
レビューを見る
認知症にはアルツハイマー型、前頭側頭型、レビー小体型と脳血管性の4つがあるが、前の3つと最後のものは一括して総称するにはかなり無理があること、さらに最初の3つもそれぞれの対処方法は完全に異なっていることを知った.薬剤メーカと厚生省が変な所で結託していることも分かった.若年層の認知症と超高齢者のそれは全く違うものと考えるべきだとの説も納得できる.米国のマニュアル(DSM)でdementiaがNeurocognitive disorderに変更されて、日本で言う認知症は消滅している事実を日本の医者はどのように捉えるのか、見守る必要がある.
投稿元:
レビューを見る
2015/10/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2015/10/22〜11/2
認知症に関する告発本。いわゆる認知症は本当に病気なのか。病気の本質と症状の違いについて考えさせられる。確かに厚労省と製薬会社に良いようにやられているのかもしれない。うちの両親もいつ認知症の診断が、下るかもしれない。その時対応を間違えないようにしたい。
投稿元:
レビューを見る
認知症について、勉強しよう。
深く学ばねば、
たくさん本を読まねば、
真実を見なくては、
と思わされる。
2016.10
投稿元:
レビューを見る
米精神科基準で判断するようになり認知症の患者が増えた。ひとくくりに認知症として、結果としての行動・心理症状に対して、精神系の強い薬を出している。認知症は脳の器質的な変化と必ずしも対応していない。
高齢化とともに認知症患者が増えて大問題、と思っていましたが、そのように誘導するキャンペーンが張られていたとは。医薬業界の今後の稼ぎ頭ではあるのだろうけれど。
投稿元:
レビューを見る
認知症という言葉が使われ始めて10 年が経過したがこの認知症は定義、診断方法、治療法が極めて曖昧であり、その投薬を含む対処法により症状を悪化させ廃人同様になる、死期を早めるということもあると指摘する。本書の紹介する方法論の正しさを判断する基準を持っていないので更なる勉強が必要ではあるが、高齢化する社会において必読の書。
投稿元:
レビューを見る
認知症患者を身内に持つ人のための本という印象。
私には全く役に立たなかった。
途中で読むのをやめました。
投稿元:
レビューを見る
「そもそも認知症は脳の病気なのか?」という問いかけと鑑別について。
多くの医師に認知症を見立てる能力が全く無いという状況と、間違った診断による「治療」の恐ろしさがよくわかった。
本書で紹介されているメソッドでは、行動・心理症状はすべて生活環境の影響であり、生活を改善することで症状の軽減を目指す。その環境には薬物も含まれ、薬物に頼ってしまう現場とその「結果」についての記述は生々しくてかなり怖い。