紙の本
男のタイプは女のタイプ
2017/05/07 20:16
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投稿者:まるまる猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
松浦弥太郎さんは、思考を言葉(文字)にするのが非常にうまい作家だと思っています。
シンプルで分かりやすい。
松浦弥太郎さんが、良いと思う男のひとの条件が書かれているので、
なるほどなるほど、と読んでいて
ふと、
「これって女も一緒では?」
と。
結局、よいお付き合いって、どちらか一方が良いよりもお互いが良いほうが気持ち良い時間を得られるな、と。
嫌みなく気づくことができた一冊です。
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まず、タイトルにドキッとしましたが、読んでみると、これは基本的に女性への松浦さんからの「いいパートナーに巡り会ってください」という優しいメッセージなのだと思いました。今までの松浦さんの本とちょっと違う話で新鮮な感じがしました。でも、こんなに完璧な男がいたら、それはそれで息が詰まりそうな気も……。自分の理想というかタイプを考えるのに役立ちました。
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お金や地位顔や趣味洋服は飾りでしかない。
いつかは老い、容姿が変わっても
基本的な人格はきっと変わらない。
私が出会う人の性格の理解
パートナーの性格は実は自分の鏡なのかも
誰を選んでも、誰かに選ばれても
相手ありきの自分でいたいと思った
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おとこまえな男、新しいオトナのかっこよさについて暮らしの手帖の編集長がつづった一冊。良い背伸びをしようと思う一冊。メモ。(1)言葉の距離感を知る男。言葉の距離感を測ることに長けている男。相手の目立たない行為や努力を誉める男。「目が綺麗だ」(2)いばらないオトコ。すてきな大人はいばらない。年齢や立場が上であろうと下であろうと常に相手に敬意を持つこと。それが正しい姿勢や言葉遣いに繋がります。(3)真面目からはみ出す男。正常と異常が同居しているのが人間。大人になるつれ真面目からはみ
出す賢さを身に着け、時に真面目をぶち壊す無茶をやり、自分の器を拡げていかねばならない(4)聞き上手な男。いい話を聞いたりアドバイスを貰ったりしても、聞きっぱなしにしてしまうのは失礼です。例えば「あの本は素晴らしいよ」と勧められたら、その説明を感動しながら聞き、後で買い求めて素直に読み、相手に読後の感想を伝えてこそ聞くという行為が成立するのです。
(5)声をコントロールできる男。声を出すその先には常に相手がいるのですから合わせることが大切です。(6)身だしなみがいい男。身だしなみは後ろ姿だ。(7)姿勢がいい男。姿勢というのは訓練。普段から正しい姿勢をしていないと、意味がありません。(8)教養のある男。
様々な問題を逸早く発見し、真正面から向き合い、速やかに解決していく能力を身に着けた男。学問の目的は知識と方法。教養の目的は起こり得る問題を解決すること。(9)花ではなく根を観る男。花は根より深くその人そのものである(10)チャンスを見極める男。見極めは慎重に。見極めたら大胆に。
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松浦弥太郎が、自分が出会った素敵な男のタイプについて書いている。ひけらかさない男、自立している男、挨拶上手な男。素敵な男は国宝だ。
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セクションを4つに分けて
「おとこまえ」を
様々な切り口から
観察している内容。
人として
ということが前提にあるので、
単なる恋愛指南書みたいな感じではなく
男性が読んでも
女性が読んでも
勉強になります。
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自分に足りないのは、自立心。
まず、自分という個があって、
その上で相手をどう喜ばせるか、
どう感動させるのか、
どう貢献するか考えることが大切。
しっかり自分と向き合う。
その上で成長していく。
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こんな男がいい
男というより人って感じもしました
やはり松浦さんの中で男女ってかなりフラットに近いものなのか、そうしてるのか
ステキな人ってやっぱりいるもので、
いろんな人がいるのが世の面白いところなんだろう
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パートナーを選ぶ基準というよりも、こんな人間になりたいという観点で読んだ。
人の魅力についてこんなに細かく書いてある本は初めて読んだので、新鮮で楽しかったし、参考になる部分も多々あった。
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一番最後の「女性を愛する男」が深い愛情を感じる内容だった。松浦さんスタイルの人物像は、本当に素敵だけどちょっと遊びもある感じ。また読んで人としてのふるまいを考えたい1冊。
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本自体は男性のことについて書かれてあるけど、女性に当てはまることも多く、松浦さんがこれまで素敵だと感じた人の特徴が書いてあって面白かった。
本を読むときに内容を一語一句読むのもいいけど、サラッと読んでそこで出てくる言葉から考えを派生させ、考えに耽るのもいいなと思った。そういう1人の時間の過ごし方も素敵だし、大事にしないといけないと改めて感じた。
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タイトルと装丁のピカソの絵であっち系に思われそうw
ってな事で、松浦弥太郎の「僕の好きな男のタイプ 58通りのパートナー選び」
松浦弥太郎が好きな「おとこまえ」のテーマ集。
1.愛するおとこまえ
2.すてきなおとこまえ
3.基本のおとこまえ
4.磨くおとこまえ
4つのテーマ事に簡潔にサラッとおとこまえ講座w
チビ達が成人式に成った時にプレゼントしたい本かな(笑)
これを読んだけぇ、わしもかなりの「おとこまえ」に成ったはずw
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すごくタイプな「おとこまえ」な方々。
私も挙げられていたダンディズムを取り入れたい。
いつ別れても大丈夫だけれど一緒にいる。
偶然は、目的をもたない人に訪れない。
一緒に「一人旅」ができる
共通のテーマ+一人旅
一緒の行動と、単独行動をバランスよく取り混ぜるやり方
子どもの前では絶対にパートナーの悪口を言わない。
戯れにもパートナーを馬鹿にする態度をとらない。
ジェネラルな能力と、スペシャリストとしての能力の両方を備える人がスタンダード。
優等生でありながらオタクであること。
孤独でいられる男
美意識として、一人の人間がつき合える人数には、限界がある。
いばらないことの大切さ。
コンプレックスがあるから相手の気持ちがわかるし、たくさん失敗してたくさん学び、謙虚さが大事だと身に染みている。
人の話を聞いているときに足を組む。椅子の背もたれに寄りかかり、ふんぞり返る。斜めにだらしなく座り、足を投げ出す。
何でも知っているけれど、何も知らないふりをする。
じぶが知っているつもりでも、実はたいして知らない。
知っていても、さらに深いところがある。
「世の中は失礼なことだらけよ。そんなことをいちいち気にしていたら、命がいくつあっても足りないわ」
プライドの捨て方、秘め方
泣き方を知っている
相手に本当にわかつてもらいたくて、でも言葉では伝えきれないとき、一生懸命に話しているうちに、自然と涙が頬を伝う
何年かに一度、泣かない男の目に一筋だけ、涙が流れる。
「真面目」からはみだす
真面目が悪いのではなく、真面目なだけ、というのが問題。
「真面目な自分」にしがみついて、決して枠からはみださない。こんな人は、逆に言うと枠を超えた仕事はできないし、礼儀や感じよさの先にある深い人間関係を築きにくい。
ベーシックな部分での真面目さは絶対的に必要ですが、大人になるにつれ、真面目からはみだす賢さを身につけ、時に真面目をぶちこわす無茶をやり、自分の器を広げていかねばならない。
正常と異常が同居しているのが人間だし、それが魅力。
生活感が漂わない人は、自立性が高い人たち。
個を保っている。
危険な匂いはしない。かといって生活感も漂わない。無臭の男。
やわらかさとは、物腰、物言い、人間性。やわらかな人間性とは、セクシーであることから醸し出される。
セクシーさとは、自分の中で磨いていくもの。
「これは世の中の人の役に立つか?」
宝物を抱きしめているより、「自分という道具の使い道」を探して歩き回っているほうが魅力的。
自分から先に挨拶する。
さりげない会話のように始めるメールは、仰々しくもなく、くだけすぎでもない。センスがいい。
〇〇さん、こんにちは。お世話になっております
身だしなみは後ろ姿だ
姿勢がいい
テーブルの上に手をのせないと、謙虚さを表せる
お金をきれいに使う
我慢をしている姿は美しい。耐え忍ぶ姿はセクシー。
我慢のその先にある、すべてを肯定する生き方。
教養とは、日々を生き延びるための解決能力。
教養の目的は、起こりうる問題を解決すること。
「一番いいもの」を自分の目で見に行く
花ではなく根を見る
美しい花だけを見てわかったつもりになってはいけない。
花ではなく根を見つめながら、じっくりと時間をかけて、少しずつ距離を縮めていく。
「この人になら見せてもいい、教えてもいい」と思ってもらえるよう、自分も精一杯努める。
自己投資
本物にしか興味がなかった僕の関心は、すべてクオリティに向けられていた。
「おしゃれだな」と思うタイプの男は、あの時何を着ていたか思い出せない人。
その場所その場所で自分だけ目立ったり服を考えることがおしゃれではないか。
センスは天性のものではなく勉強で培うもの。
なんとなく「見る」というのではなく、能動的に「観る」。隠れているよいところ、隠れている秘密を見つけられれば、どう付き合えばよいかもわかってくる。