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角川ホラー文庫版の朱雀シリーズ、第5巻。
割と内容が記憶にある方だった。こういう力業トリックは昔から好きなので、印象に残っていたのだろう……。
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「TRICKと京極堂シリーズを混ぜた感じ」という言葉とともに薦められたので、読んでいる間中ずっとTRICKのメインテーマが頭で流れ続けていた。
三津田信三のようなおどろおどろしい村の雰囲気。殺人の謎ひとつひとつは解きやすくてシンプル、次々と起きていく事件も最後のまとめ方も犯人も探偵もいい。でもどうしてもだめなのが方言。雰囲気づくりに必要なのはわかるのだけれど、読みづらくて仕方なかった。もう少しわかりやすくするか登場人物紹介(家系図)を入れてほしい……頭がこんがらがってしまう。
事件自体はだいぶ好み。
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朱雀さん途中から参加な感じが割りと好きでした。律子さん視点が楽しいというか。
小脇に抱えられバタバタしてるコミカルな朱雀さんを見たい…
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儀式の巫女の替え玉として離島へ入った律子が監禁される。
離島に伝わる邪教を取材に来た紀行作家の御剣。
島では神罰による怪死が相次ぐ。
隙を見て逃げ出した律子と御剣が神罰の謎を追う。
律子を迎えに来た朱雀と後木があっという間に解決!
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再読。
真犯人は特に意外でもないけど、動機や成子様の処遇、結末に悲しくなる。朱雀シリーズはしばしば人間の持つ残酷さについて考えさせられるな…。
清子さんのふてぶてしさにムカつくも、どこまで悪巧むのかいつの間にか期待してしまっていた。特に美の描写もない年を重ねたおばさんの一族存続と若い男への妄執がおぞましい。対向する池之端のお兄ちゃん他がふがいない分、悪女の印象が鮮烈。だからあの盛り上がって盛り上がって急にプツンと糸が切られてしまったような展開は驚きよりがっかりが大きかった。