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図書館にて。ちょっと不思議な力を持っている幼稚園児の拓人くんが、かわいい。不思議な力 なんだけど、それぞれ 人や 動植物が放つ 気 みたいのは、言葉で表現出来ないけど、ちょっとわかる気もする。久々に江國さんの本を読めてよかった。
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大好きな江國香織さんワールド(*^^*)
拓人くんに会ってみたい。
ひらがなはこんなにも読みにくいんだなー
と実感。ん?と立ち止まることもしばしば。
でも最後にひらがなじゃなくなっちゃった部分に、あー成長しちゃった、と残念な気持ち。
人間て勝手(笑)
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幼稚園児の拓人が話す平仮名だけの部分は、耐え切れず、全部飛ばしました。読了とは言えないかなσ^_^;
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夫、妻、娘、息子の4人家族。近隣に住むお婆さん、近所の霊園で働く男性。なんてことのない登場人物たちの日常だけど、人と接する距離感の取り方がおかしい。話の内容の全てがぼんやりしている感じがし、心の中でのみ会話している感覚にも思える。主人公である4人家族の男の子が虫と対話する場面が全てひらがなで書かれており、話のテンポとリズムが狂う。ラストはパンッと現実に引き戻された感じがしました。おそらく、何度読み返してもこの世界観は私には理解出来ないなぁ、と。
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そこに『ある』ことが、そこに『いる』ことが、それだけで満ち足りていること。
幼い拓人には感じることのできるせかい。
大人になった私たちが忘れている世界。
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久しぶりに体験すると、ふわふわの江國ワールド、いいなぁ、って思うけど、途中からなんだか疲れてしまった。今回はわりと主人公たちが普通の感覚の持ち主で入り込めたけど、物語があまりにブツっと幕を下ろすので、いろんな感情がほったらかしに放置される。
何を伝えたくてこの物語を書いたのか、想像すらできなくなかった。
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両親と小さな姉弟を中心とした話。
大人びた小さな姉。浮気夫を持つ奈緒の張り詰めた焦燥感、若い浮気相手の根拠のない自信、結婚間近なピアノ教師の感じる理不尽さ。ピアノ教師の母の自由さ。隣家のおばあさんの図々しさ。
女性たちの切なさや力強さ、美しさが印象的だった。
拓人と彼が感じる自然の世界はとてもきれいだが、ひらがなを使用する意味がわからなかった。幼稚園児が使うような言葉でもなかったし。読みづらいだけだと思う。
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私的には残念ながらあまり好きでなかった。
何を言いたいのかよくわからなかったし、落とし所がなくて報われないと思った。
そして読みにくかった、、、、、うーん、ちょっと期待はずれだったかなぁ。
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2015.03.04. 読了
これも
星3つ というより
星3.5
幼稚園児の拓人
小学2年生?の育美
母親の奈緒
父親の耕作
耕作の彼女の真雪
拓人と育美のピアノの先生の千波
千波の母親の志乃
拓人の隣人の倫子
書き出して見たら案外登場人物が多いことに驚いた。
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たくと、という3歳の男の子の周りで起こる日常を描いた物語。
彼は、小さな虫とコミュニケーションできる。人間とはあまり話さないし、人間の行動にあまり馴染もうとしない。
姉の育美だけは拓人のこの能力を知っている。
もう1人、死者と話をする児島保男は択人とコンタクトがとれた。
ふたりの父親は浮気をしている。母親はそれを知っている。その愛人は結婚というものには興味がなく、ふたりに会いにきたりしている。
大人のコミュニケーションというのは、常にからまってしまっている。人間の言葉とは何かということを考えさせられる。それは、必要なのか?
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色々な登場人物が、それぞれに話を進める。皆、ひたひたと水が満ちるように、それぞれの思想で、流れ進んで行く。
幼い拓人は、まだ頭でなく感性で、言葉で思考しない分、気を体感している。虫や木や家族などと心で会話し充足していたけれど、友達との共感の楽しさなどにより、いる、ある…ただ感じ存在する充足感から脱皮していく。最後のカエルの死と、拓人の成長の対比が見事で、号泣。幼い拓人は死に変態した。カエルのように内包されたのか。
さすが江國ワールド。それぞれの揺らぐ心模様も上手い。
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江國香織、昔は好きだった。ホリーガーデンが特に。最近のは全部おもしろいと感じない。なのに、新刊を図書館で見つけると、義務のように手に取ってしまう。今回こそはおもしろいかな?!と期待を込める。でも、残念。やっぱりつまらなかった。雰囲気は一見昔のままなのに。内容がない。残念。
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えぐられた。というのが感想。
非現実的なところもあれば、かなり現実的。
報われない、ような、報われた、ような。
やっぱり、メインの家族の話、とくに、奈緒と耕作、真雪のところはひどく読むたびに沈むようだった。
(ただ、最後には、前へ進んだのではないかとおもう。)
たしかに、この世界にわたしは形としてあるけども、いる、いない、を繰り返しながら日々を生活していて、空気の変化を感じながら、また、自分を変えながら生きている。
このお話を読んでから、より、自分がいま、いるのかいないのか、くっきりわかるようになってきた。
自分がいる、という感じを忘れないようにしようとおもう。
他にもいろいろと書きのこしときたくなるところがあるけど
もう一度、読んでみようと思う。
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どんなに親しい人でも全てを理解することはできないんだと思ってしまう。
見えないオーラや聞こえない声に気づく純粋さを失うと素直に人と向き合うのが難しくなってしまうのかな。
それは歳を重ねるということで仕方ないのかもしれないけど。
拓人と育実が大人になっても私は2人が好きだとわかります。心は変わらないから。
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唐突に終わった感じがしたけど、まぁ、ちょっと未来が想像できてよかったのかな。
拓人と児島さんの交流がもっと深まってほしかった。
ひらがな部分は読みづらく、拓人のことを知りたいのに読みたくなくて疲れた…。