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エレベーターのくだりはシリーズ読破者のみ楽しめる。そんな仕掛け満載で、ところどころインターネットや携帯電話だの現代を無理矢理忍ばせるあたりもニクい。仕上げは裏表紙の少年、ココはトランシーバーで良かったかも、トランシーバーで歌うのが流行ってるし。
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江戸川乱歩氏の世界観を再現している作者に脱帽する。
過去に江戸川乱歩氏の作品を読んだことがある読者との間に暗黙知が存在していて、それを利用しているのかも知れないが、単純に楽しめる作品である。
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この表紙だけで、小学校の図書室へ通っていた頃を思い出した(*´-`)まぁ私は乱歩より、ルパン派でしたけど…(^o^;)内容も現代版になっているけれど、昔読んだ雰囲気を壊さず面白かった!挿し絵も懐かしい!少年探偵団の活躍にもドキドキワクワクしたけれど、フジツボ・ムサオが好き(^^)♪小林少年が随分年下になってしまったけれど、少年探偵団に入ってアニキと呼ばせて欲しい( ̄∇ ̄*)ゞ
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懐かしい!
装丁もそうだけど、内容の再現率が素晴らしいです。
ノロちゃん、井上くん、そして最後の方のエレベーターのシーンは必見!
ちょっともう一度、原典読み返そうかな?
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小路さんのに続けて読みました。現代社会に明智探偵や小林少年や二十面相がいるといる設定がなかなかおもしろい。
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懐かしい装丁・文体で一気に少年探偵団ワールドに引き込まれた。
現代設定なので携帯やネット・CGなど違和感なく入れられているけど、肝心なところは昭和な銭湯ってあたりがいい。
とくにエレベーター演出はオマージュっぽくて好き。
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最後は少し息切れといった感じだったけど、現代版「少年探偵団」としてストーリーも文体も完璧だったと思う。ただそれだけに子供向けの感があって、やや退屈だったところもあったかな。
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舞台は現代なので、さまざまな現代のツールは登場するものの。テイストは完全に「少年探偵団」です。タイトルの意味はラストのお楽しみですが。これ、少年探偵団にあこがれたかつての子供にお薦めですね本当に。
二十面相の言い分にはなんだか納得してしまいます。うんうん、やっぱり怪盗あってこその名探偵だものねえ。
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灰色の紳士カクイ。呪われた美しい首飾り。われらの少年探偵団。藤谷治が描く江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第二弾登場!
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小学生の頃に夢中になってた少年探偵団シリーズ。
2014年が江戸川乱歩の生誕120周年とかで、いろんな作家が書く「みんなの少年探偵団」シリーズが何冊か出てたみたい。
本家に比べるとあれですが、携帯やインターネットが出てくる少年探偵団は新鮮でした。
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灰色の紳士カクイ。呪われた美しい首飾り。われらの少年探偵団。藤谷治が描く江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第二弾登場!
あのとき、“彼ら”に憧れた全ての大人たちに―懐かしくて新しい!立ちのぼる空気、怪しげな匂い、全ての質感をそのままに、藤谷治が「少年探偵団」を現代に甦らせる!
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江戸川乱歩「少年探偵団」シリーズのオマージュ。表紙を見た途端思わず笑ってしまいました。
装丁、活字、イラストやデザイン、文体まで、かなりあの本に忠実に似せてある。ここまでやるポプラ社スゴイ! ポプラ文庫クラシックの宣伝も効果絶大でしょう。小学校の図書室で手にしたことのある方には垂涎モノかも。あと何冊かこういうのが作られているらしいけど、この一冊だけでも充分満足。
中身は、明智小五郎と少年探偵団の話そのまま。敵も怪人二十面相。大胆かつ不敵な動きで皆を翻弄しますが。
ちょっと違うのが、携帯電話やインターネット、DVDなんて単語が出てくるところかな。平成版少年探偵団。裏表紙の少年はスマホ構えてます。
というところで、一番笑った台詞。
「二十面相が出てきた!」
「つかまえろッ。」
「写メをとれッ。」
作家のフジツボムサオ先生は藤谷先生ですね。時々ご自身の小説にも登場?するかたですが、本当に好きなんでしょうね。
少年の頃、少年探偵団に入りたいと思ってドキドキしながら読んだのでしょうね。「いいなあ、子どもは。」という台詞に、とても胸が熱くなりました(ちょっと昭和っぽい感想)。
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そこそこ面白かった。
雰囲気をだしながら、どこかかる~い感じがするのは、アンソロジーの時の作品を思えば、この作者の持ち味なんだろうな。
フジツボ・ムサオだって。
そしてなぜに豆乳ドーナツ?
現代に置き換えているのに、もとの戦後イメージがあるから、変な感じがしてしまうだよね、
どうしようもないのかなあ。
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少年探偵団ぽい文体でスマホだのインターネットだの出てくるおかしみ。
挿絵もこのテイストでパソコン覗き込んでる場面とか(笑)
あと奥付にちゃんと検印が!
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読み進めていくうちに
「乱歩が書いた?」
と思わせるほどの筆力がすごい!
でも、DVDやらブルーバックやら、携帯やらが出てくる辺り、現代だね。
文代さんの過去やエレベーターの下り、ラストは少年探偵団を読んで育った世代には感涙もの!
「思い続ければ夢は叶う」んだ!