投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「とっかかり」としてのこの書はある意味いいんだろうけれども、
他の「まんがで身につく~」「まんがでわかる~」に比べて、(一段と?)ご都合感満載の進展に感じてしまった・・・
まるで進○ゼミの勧誘まんがのような・・・。
とはいえ、ちゃんと孫子関連書籍を読もう!という気持ちになったので、この書としての存在意義はあると思いました。
というわけで★3つ
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
先に別の孫子の本を読んだ後の方がいいかもですね。う~ん・・・ 分かりやすくはなっているけど・・浅い気もする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ちょっと浅めだけどマンガで孫子の兵法に触れることができる!
これだけでも価値ある1冊ですが、
ストーリーも起承転結がしっかりしていて
マンガとして面白いのも嬉しい誤算でした。
それにしても表紙の米倉さん、おにぎりが似合うなあ(笑)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
所在:展示架
請求番号:399.2/N17
資料ID:11500474
みなさんは兵法、と言ったら戦法を思い浮かべますか?
孫子の兵法はビジネスにも役立つ法則です。一度は読んでみたい本として挙げられたこともあります。是非手に取ってみて下さい。
選書担当者:石井
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
孫子は戦争についての書物だが、命がけの現場で人はどう動くかと言う真理が書いてある。2500年前のことをそのまま使おうとしてもダメで孫子の兵法はそのまま現代語に訳すだけでは使えない。孫子が言いたかったことの心理をつかみ、時代を超え語り継がれている真理を現代に応用する。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
七つの習慣の漫画版と比べると浅くて、具体例が唐突過ぎるかなーと感じました。まったく知らない人が、どんなもんか雰囲気をつかむためにはいいと思います。題材をかえて、他のバージョンも出してほしいです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
■小敵の堅(けん)なるは大敵の擒(とりこ)なり。
▸ 兵力が小さいのに,無理をして大きな兵力の敵に戦闘を仕掛けるようなことをすれば敵の餌食となるだけ
■我は専(あつま)りて一となり,敵は分かれて十とならば十を以てその一を攻むるなり。
▸ 我が軍が1点に兵力を集中させ一方の敵軍が分散して10隊に分かれたとすると,敵の10倍の兵力をもって責めることができる
■兵の形は水に象(かたど)る。水の行(こう)は高きを避けて下(ひく)きに走る。兵の勝は実を避けて虚を撃つ。
▸ 軍の形は水に例えることができる。水は高いところを避けて,低いところへと流れる。軍も敵の兵力が充実した「実」の地を避けて,手薄になっている「虚」の地を宣ることで勝利を得る。
■千里を行きて労せざる者は無人の地を行けばなり。攻めて必ず取る者は,その守らざるところを攻むればなり。
▸ 千里もの長距離を遠征しても疲労が少ないのは,敵のいないところを進むからである。攻撃すれば必ず奪取できるののは,敵が防御していないところを攻めるからである。
■古(いにしえ)の善く兵を用うる者は,能く敵人をして前後逢い及ばず。衆寡相い恃まず,貴賤相い救わず,上下相い扶(たす)けざらしむ。
▸ 昔から戦上手は,敵の前衛と後衛の連携を断ち,大部隊と小部隊が協力し合わないようにし,身分の高いものと低いものが支援し合わないようにし,上官と部下が助け合わないように仕向けた。
■用兵の法は,その来たらざるを恃むことなく吾が以て待つことを有るを恃むなり。
▸ 用兵の原則としては,敵がやってこないだろうという憶測をあてにするのではなく,敵がいつやってきてもよいだけの備えがあることを頼みとすることが肝要だ。
■智将は務めて敵に食(は)む。
▸ 敵地に遠征している優れた将軍は,敵地での食糧調達を考えるもの。
■敵を殺すものは怒なり。敵の貨を取る者は利なり。
▸ 敵を殺してしまうのは思慮を失い憤怒に駆られたものであり,敵の物資を奪い取って利用するのは,その利益を冷静に判断するもの。
■呉人と越人の相い悪むも,その舟を同じうして済り,風に逢うに当たりては,相い救うこと左右の手の如し。
▸ 呉の人と越の人は互いに憎み合う間柄だが,同じ船に乗って河を渡ろうとして,嵐に遭遇したとすると,まるで左右の手のように連携して助け合う。
■昔の善く戦うものは,先ず勝つ可からざるを為して,以て敵の勝つ可きを待つ。勝つ可からざるは己にあり,かつ可きは敵に在り。
▸ 昔から,戦いに巧みな者は,先ず敵が自軍を攻撃しても勝てないようにしておいてから,敵が弱点を露呈し,自軍が攻撃すれば勝てるようになるのを待ち受けたものである。負けないようにすることは自分自身によってできることだが自軍が敵に勝つかどうかは敵軍によって決まることだからだ。
■兵とは詭道なり。故に,能なるも之に不能を示し,用いて之に用いざるを示す。近くとも之に遠きを示し,遠くとも之に近きを示し,利して之を誘い,乱して之を取る。
▸ 戦争とは,相手を欺く行為である。したがって戦闘能力があってもないように見せかけ,ある作戦を用いようとしているときには,その作戦を取らないように見せかける。近くにいるときには,遠くにいるように見せかけ,遠く離れているときは,既に近くに来ているように見せることが必要だ。相手が利を求めているときには,それを見せて罠にかけて誘い出し,混乱に乗じて相手を撃つべきである。
■百戦百勝は,善の善なるものに非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは,善の善なるものなり。
▸ 百回戦って,百回勝利を収めたとしてもそれは最善の策とは言えない。実際に戦わずに,敵を屈服させるのが最善の策である。
■卒を視ること嬰児の如し。故に之と深谿(しんけい)にも赴く可し。卒を視ること愛子の如し。故に之と倶(とも)に死す可し。
▸ 将軍が兵士に注ぐ眼差しは,赤子に対するように慈愛に満ちているものである。だからこそ,いざという時に,兵士を危険な深い谷底へでも率いていくことができる。また,将軍が兵士に注ぐ眼差しは,我が子に対するもののようでもある。だからこそ,兵士は将軍と共に死ぬ覚悟で戦いに臨むことができる。
■之を往く所無きに投ずれば,諸・劌(かい)の勇なり。
▸ 兵士たちを逃げ場のない窮地に投入すれば,皆が(勇者として有名な)専諸や曹劌のように勇敢に戦う。
■主は怒りをもって師を興す可からず。将は慍(いきどお)りをもって戦いを致す可からず。
▸ 君主は,一時の感情的な怒りによって戦争を起こしてはならない。将軍は憤激に任せて戦闘に突入してはならない。
■兵は拙速を聞くも,未だ功久なるを睹ざるなり。
▸ 戦争には,多少拙い点がありつつも速やかに事を進めた結果の成功事例はあるが,完璧を期して長引かせてしまった結果の成功事例はない。
■孫氏曰く,兵は国の大事なり。死生後,存亡の道,察せざる可からざるなり。
▸ 戦争は,国家にとって重要な問題であり,避けて通ることはできない。国民にとっては,生きるか死ぬかが決まるところであり,国家にとっては,存続するか,滅亡させられるかの分かれ道である。徹底して研究すべきことであって,決して軽んじてはならない。
■未だ戦わずして廟算するに,勝つ者は算を得ること多きなり。未だ戦わずして廟算するに勝たざる者は算を得ること少なきなり。算多きは勝ち,算少なきは勝たず。況や算無きに於いてをや。
▸ まだ開戦していないうちに作戦を立て,廟堂(先祖の霊を祭る場所)で策を練ってみた時に,勝利を確信できるのは,机上の思索や勝算が相手よりも多いからである。まだ戦闘が始まっていない時に,廟堂で作戦を立案して勝ちを確信できないのは,勝算が少ないからである。勝算が相手よりも多ければ実戦でも勝利するし,勝算が相手よりも少なければ,実践でも敗北する。ましてや勝算が一つもないという状態では,勝てるわけがない。
■勝兵は先ず勝ちて而(しか)る後に戦いを求め,敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む。
▸ 勝利を収める軍は,まず勝利を確信してから,その勝利を実現しようと戦闘に入るが,敗北する軍は,戦闘を開始してしまってから,その後で勝利を追い求める。
■始めは処女の如くにして,敵人,戸を開くや,後は脱兎(だっと)の如くす。敵,拒(ふせ)ぐに及ばず。
▸ 初���は乙女のようにおとなしく慎重にしておいて,敵が油断して隙を見せたら,逃げ去る兎のように機敏に動け。そうすれば敵は防ぎようがない。
■勝者の民を戦わしむるや,積水を千仭(せんじん)の谿(たに)に決するが若き者は形なり。
▸ 戦いに勝利するものは,人民を戦闘させるにあたり,満々とたたえた水を深い谷底へ一気に決壊させるような勢いを作り出す。これこそが勝利に至る態勢(形)である。
■戦いの地を知り,戦いの日を知らば,千里なるも戦うべき。
▸ もし戦闘地点も分かっており,戦闘開始の時期もわかっていれば,仮に千里離れた遠方であっても,主導権を持って戦うことができる。
■其の疾(はや)さ風の如く,其の徐(しずか)なること林の如く,侵掠すること火の如く,動かざること山の如く,知り難きこと陰の如く,動くこと雷震の如し。
▸ 動きは疾風が吹くように敏速でなければならないし,待機すべき時は林のように静まり,いざ敵に進行するときは火が燃えるように一気に奪い去り,動かないと決めたときには山のように堂々として決して動いてはならず,陰のように実態を表に見せないことで敵に味方の情報を与えず,動くときには雷のように突如として起動しなければならない。
■軍政に曰く,言うも相い聞こえず,故に金鼓を為(つく)る。視(しめ)すも相い見えず,故に旌旗(せいき)を為る。是の故に昼戦に旌旗多く,夜戦に金鼓多し。則(すなわ)ち勇者も一人進むことを得ず。怯者も一人退くことを得ず。此れ衆を用うるの法なり。
▸ 古い兵法書によれば,「口で言ったのでは聞こえないので鉦や太鼓を用いる。手で指示しても見えないので,旗や幟を用意する」とある。だから,昼間の戦闘では旗や幟が多く使われ,夜戦では鉦や太鼓をよく使うのである。そもそも鉦や太鼓,旗や幟などは,兵士たちの注意を引き,集中させるために用いるものなのだ。既に兵士たちの意識が統一されていれば,勇敢な兵士も勝手に進むことはできず臆病な兵士も勝手に退散することはできない。これが大軍を動かす時の秘訣である。
■激水の疾くして,石を漂わすに至る者は,勢なり。鷙鳥(しちょう)の撃ちて毀折(きせつ)に至る者は,節なり。是の故に善く戦う者は,其の勢は険にして,其の節は短なり。勢は弩を張るが如く,節は機を発するが如し。
▸ 水の流れが激しくて岩石をも漂わせるのは,その水に勢いがあるからである。猛禽が急降下して一撃で獲物を打ち砕くのは,絶妙のタイミングだからである。したがって戦上手はその戦闘に投入する勢いを大きくし,その勢いを一瞬の間に集中させて,放出する。節(タイミング)とは,その引き金を引く時のようなものである。
■智者の慮は,必ず利害を雑(まじ)う。利に雑うれば,而ち務は信(まこと)なる可し。害に雑うれば,而ち患いは解く可し。
▸ 智将が物事を考え,判断するときは,必ず利と害の両面を併せて熟考するもの。有利なことにもその不利な面を併せて考えるから,成し遂げようとしたことがそのとおりに運ぶ。不利なことに対しても,その利点を考えるから心配事は解消し,困難を乗り越えることができる。
■鳥の起つ者は,伏なり。獣の駭(おどろ)く者は,覆なり。塵高くして鋭き者は,車の来るな��。
▸ 鳥が飛び立つのは,伏兵がいるのを示している。獣が驚いて走り出して来るのは,敵の奇襲攻撃があることを示している。砂塵が高く舞い上がり,その先が尖っている場合は戦車部隊が進撃して来ている。
■用兵の方は,十なれば則ち之を囲む。五なれば則ち之を攻む。倍すれば則ち之を分かつ。敵すれば則ち能く之と戦う。少なければ則ち能く之を逃る。若かざれば則ち之を避く。故に小敵の堅なるは大敵の擒(とりこ)なり。
▸ 軍隊を運用するときの原理原則として,自軍が敵の10倍の戦力であれば,敵を包囲すべきである。5倍の戦力であれば,敵軍を攻撃せよ。敵の2倍の戦力であれば,相手を分断すべきである。自軍と敵軍の兵力が互角であれば必死に戦うが,自軍の兵力の方が少なければ,退却する。敵の兵力に全く及ばないようであれば,敵との衝突を回避しなければならない。だから小兵力しかないのに,無理をして大兵力に戦闘をしかけるようなことをすれば,敵の餌食となるだけ。
■上兵は謀を伐つ。其の次は交を伐つ。其の下は城を攻む。
▸ 最上の戦い方は,敵の謀略,策謀を読んで無力化することであり,その次は,敵の同盟や友好関係を断ち切って孤立させることである。それができなければいよいよ敵と戦火を交えることになるが,その際に一番まずいのが敵の城を攻めること。
■彼を知り己を知らば,百戦殆(あや)うからず。彼を知らずして己を知らば,一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば,戦う毎に必ず殆うし。
▸ 相手(敵軍)の実情や実態を知って自己(自軍)の状況や実態をも知っていれば,百戦戦っても危険な状態に陥ることにはならない。相手(敵軍)の実情を把握せずに自己(自軍)の実情だけを知っているという状況であれば勝ったり負けたりが五分五分である。相手(敵軍)のことも知らず,自己(自軍)のことも知らないようでは,戦う度に必ず危険に陥る。
■明主・賢将の動きて人に勝ち,成功の衆に出づる所以の者は先知なり。
▸ 聡明な君主や優れた将軍が,戦えば必ず敵に勝ち,人並み以上の成功を収めることができるのは,事前に敵情を察知しているところにその理由がある。
■軍の撃たんと欲する所,城の攻めんと欲する所,人の殺さんと欲する所は,必ず先ず,其の守将・左右・謁者・門者・舎人の姓名を知り,吾が間をして必ず索(もと)めて之を知らしむ。
▸ 攻撃したい敵や,攻めようとする城塞,殺害しようとする人間がいれば,必ず事前に,その陣営の司令官,側近の者,取次ぎ役,門番,護衛兵などの姓名を調べ,間諜(スパイ)に命じてさらに詳細な情報を得るようにしなければならない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
マンガでわかるシリーズ
孫子について、学べるかと思い手に取りました。
初歩的には良いのかも???
若干、マンガのセリフをただ孫子の兵法に合わせたような感じもする。
ただ、大昔からここまで色々なことを考えており、現代にも通じる根源(言)を残せるのは、とても尊敬できると思った。
孫子の本を一読してみたいと思った。
以下、気になったもの。(即時処理に通じる)
「兵は拙速を聞くも、未(いま)だ巧(たくみ)の久(ひさ)しきを賭(み)ざるなり。夫(そ)れ兵久しくて国に利するは未だ之有らざるなり」
多少作戦にまずい点が残っても速やかに決着をつければ成功するが、戦いを長引かせて良い結果は得られない。そもそも戦いが長引いて、国に利益をもたらした例は無い。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
201507/
敵を殺す者は怒なり。敵の貨を取る者は利なり。(作戦篇)
敵を憎しみや怒りで殺してしまうのは、戦争では当たり前のようですが、冷静に敵の力を取り込み、敵を味方にすることを考えるべきだと孫子は説きます。同業他社と合併したり買収したりする場合には、孫子の教えが有効になりますね。/
呉人と越人の相い悪むも、其の舟を同じうして済り、風に遭うに当りては、其の相い救うこと左右の手の如し。(九地篇)
これは、そうせざるを得ない状況になれば、人は動くものだという教えです。逆に言えば、人を動かす時には、そうせざるを得ない状況に置いてやるということが有効な手段となります。多くの企業で、社内運動会などのレクリエーションが行われ、そこでチーム分けをして競わせるような体験を盛り込むのは、日頃なかなか協力し合えない、呉と越を同じ舟に乗せてみるような狙いもあるのでしょう。/
卒を視ること嬰児の如し。故に之と深谿にも赴く可し。卒を視ること愛子の如し。故に之と俱に死す可し。(地形篇)
部下への関心や愛情を日頃から伝えていかなければ、いざという時に部下は動いてくれません。兵士たちに人権などなかった時代に、このような指摘をしているところに孫子の人間洞察の深さが感じられます。相手の存在や価値を認め、それを伝えることを「ストローク」と言いますが、ストローク不足が結構多いのです。思っているだけ、考えているだけではなく、実際に伝えないといけないわけです。そうしないかぎり部下は命がけで戦ってくれないと、孫子は紀元前500年に指摘したのです。/
主は怒りを以て師を興す可からず。将は慍りを以て戦いを致す可からず。(火攻篇)
孫子は、個人的な感情で戦争をしてはならないと戒めています。怒りの感情はやがて収まって喜びが湧くこともあるだろうし、一時の憤激もそのうち消えて愉快な気分になることもあるだろうが、一度滅んだ国は立て直すことができず、死んだ人を生き返らせることもできないぞと、説いています。/
始めは処女の如くにして、敵人、戸を開くや、後は脱兎の如くす。敵、拒ぐに及ばず。(九地篇)
現代のビジネスにおいても、最初から敵を創るようなことをせずに、誰とも、どこの会社とも仲良くしておくのが得策でしょうね。その間にいつでも脱兎になれるように準備をしておく。機を窺っておくことが求められます。/
軍政に曰く、言うも相い聞こえず、故に金鼓を為る。視すも相い見えず、故に旌旗を為る。是の故に昼戦に旌旗多く、夜戦に金鼓多し。夫れ、金鼓・旌旗は人の耳目を一にする所以なり。人既に専一なれば、則ち勇者も独り進ことを得ず。怯者も独り退くことを得ず。此れ衆を用うるの法なり。(軍争篇)
口で言うだけだったり、文書にして配るだけだったりするよりも、旗印のように実際に「見える化」したほうが、組織全体を巻き込んでいくためには有効です。絵にしたり、図にしたりするのもいいですね。要するにパッと見て分かるようにしてあげることが大切なのです。こうして未来や戦略を「見える化」することで、組織全体に「これならできそうだ」と自信が湧いてくると、組織がキュッとまとまります。希望の光が見えるわけです。
あなたの会社の耳目は一になっているでしょうか。/
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
孫子の兵法をマンガ形式で分かりやすく紹介した本。この本だけ読めば、孫子の兵法すべてを理解できるというわけではないが、入門書としては非常に分かりやすく、マンガのストーリー展開も飽きることなく読み通すことが出来た。孫子の兵法を字面通りに受け取るではなく、現在の状況に当てはめて彼の言わんとした考えるべきだというのには納得させられた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
本屋で平積みになっており、「また、もしドラの二番煎じか...」とあまり期待せず手に取ったら意外と面白かった。
マンガは1時間もあれば読み終えられる。内容も「これくらいならあるかも」というところが引き込まれる(小規模店ならではの生き残り戦略なので、そのまま全国展開しても無理とか書いてある)。
孫子の解説は巻末に分けて載っているので、じっくり読むならそっちを見てもよい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
孫子を全く読んだことが無いビジネスマンが取っ掛かりに読むには良いかもしれません。
Amazonプライムの月1冊無料でもらったので贅沢は言いません。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
歴史漫画かなと思って避けてたけど、パラパラと読んでみたらビジネス漫画だった。
孫氏の兵法について、ビジネスの世界で応用した話。
ストーリーはたまにグダグダと思う所もあったけど、まあ面白かった。
まあ、特に孫氏について勉強したいとは思わなかったけど、こういう考えがあるということを知れたのはよかったかもしれない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
物事は一方向から見ない
敵が大きくても分散させれば勝てる
ライバルの力を自分の力にしてしまう
勝てるかどうかは敵次第だが、負ける理由は自分にある
どうしても勝ちたければ、事前に情報を集める
人は自分を認めてくれる人の尽くす
勝つイメージが持てないならば戦わない
謙虚に振る舞い、余計な敵を作らない
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
孫子の兵法について漫画で読みやすく現代のビジネスに置き換えて説明している。孫子の兵法に初めて触れる人にオススメ。