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就活エンターテインメントを読みたいと思って読んだら、まさかの(自分にとっては)ホラーだった。表紙もちょっと怖いよ・・・。
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就活の企業側の話。嫌だなこんな採用方法。掲示板を操作したり、内定承諾書を無理やり書かせるために芝居したり。人として悪。でもこれの一部は現実なのか?
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これを就職面接の受け入れ側の本だと思うと肩透かしを食うが、一人の女性のある日常がたまたま就職面接の受け入れだと思えば、そうだろうなぁと思う。
サスペンスやはらはらは無いけれど、(それを寂しく思うこともあるけど)でも、女性の日常としては、この物語としては、とても自然であるように感じた。
ただ、エンターテイメント小説を読み慣れた身としては、やはりちょっと物足りないかなぁと思ったことも確かである。毒されてる。
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全く新し味無し。普通過ぎるというか、新卒採用ってこんなもんなの?
うちは新卒採用しないから比較しても無駄だけど、もっと生活、人生かかっている感が溢れる。
もっと、苦しいよ。応募者も採用者も。
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帯に書かれている「リアルぶりが半端じゃない」というのが、実際を知らないので判断つかないが、そこまで就職活動の裏ばかり描かれていたわけじゃなかった。
猫カフェで「猫を盗む」と思いついた時は、なぜかそれはやらないで欲しいと強く思った。
青田買いを断られた内定者のオチが気持ちよく、読後感が良かった。
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リーマンショックの就職氷河期に就活していた身としては、思うことが多々ある。とりあえず志帆子にはあまり好感が持てない。人事担当のバリキャリ女性社員の典型。
『集団見合いの心理戦』
「うちを希望している有象無象の若いのを、退路を断った上でピックアップしていくのって、ちょっと神の気分じゃないですか」
就活なんて、ハッキリ言って茶番だと私は思う。企業側も学生側も、表面上は健全なフリをしつつ、裏では色々画策している。企業からすれば、採用活動=営業活動の一環で、ネット上にサクラを仕込むのはふつうのこと。学生も学生で、コピー&ペーストの受け答えで、第一志望でなくてもそこそこ納得のできる企業を見つけられれば良い。
「それってどうなの?」と思われそうなことがふつうに横行しているのが新卒の就活。こんな茶番で心を傷めてしまう学生がいるという現実。もっと良いやり方を、日本社会全体で考えなくてはいけないと思う。
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最近の就職は大変なんだな~とは思ってました。
娘、息子が続けて就職活動してましたから。
就職活動を採用する側から描いた一種のお仕事小説です。
ネットの氾濫により想像以上に大変みたいです。
誹謗中傷、ネット操作・ネット炎上、2チャンネル、等することがテンコ盛り。
それに主人公の恋愛と、何故か猫カフェの話が挟まり面白い展開になっています。
発表時の原題は「ザビエルが欲しい」。
これはこれで有りですね。オチが就活とは何の関係も無い、とぼけた情景なのがいいです。
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新進のIT企業で新卒採用担当となった女性の駆け引きや虚勢やの日々。同棲する元部下に「神の気分か」と揶揄されながらも競合他社との熾烈な人材確保競争を勝ち抜かなければならない使命の苛酷は想像に難くないが、その点を考慮しても主人公の「主人公としての」未熟さや魅力のなさはそのままこの作品の魅力のなさに直結してしまっている。採用活動上の戦略的な執念と猫カフェのとある猫への生理的な執着を対比させる構成は少し面白い。
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IT企業で採用を担当するヒロインのお仕事小説。ブラック企業とネットに書き込まれ、汚名を返上すべく奮闘しつつ優秀な人材を確保しようと頑張るヒロインの私生活も同時に描かれていて面白かったです。はぁーとヒロインと一緒にため息をついてしまいそうでした。
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仕事系の本が読みたくて、IT企業の就職採用者の視点の物語。就活も仕事もした時無いしで共感の部分が少なく面白いとは言い難い…けど 採用者側の視点の本なんて稀で 勉強になった!ネットのカキコミとか身近で緊迫感がある。大学生の人にオススメ。ストーリーとしては微妙。セキ君どうなった…。
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ある会社で「来年度に向け、有能な新卒学生を採用せよ!」というプロジェクトが組まれる。リーダーは志保子。彼女たちは、ブラックなイメージのある自社をいかに、いい会社に見せるか、ネットも駆使しての学生たちとの駆け引きも。なるほど、採用する側にもこんなに労力を費やしているものなのか。プロジェクトを取り仕切りながらも、どうしても埋まらない彼女の心の隙間。それを埋めるために「猫カフェ」に通う日々。ついに、プロジェクト遂行後に「欲しくてたまらなかった物」を手にした彼女。そのはずが、急展開のエンド。これもまた人生だ。
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就職したい大学生を情報操作しながら企業のイメージアップを図る、採用担当の志保子。プロジェクトリーダーを任されたストレスがかかり、そのことに恋愛関係も徐々にもつれていく。そのストレスを少しでも解消すべくネコカフェに行き。そこでネコのザビーと出会う。
ネット社会の今はこういうことは日常茶飯事なのかと思うと恐ろしい。最後のオチは一種のホラーであり、罰が当たったかのようだった。
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採用担当者と就活生たちの戦い。
去年の派手な会社PRが裏目になり、ネットで散々叩かれた汚名を返上するために
結成された志帆子率いる採用チーム。
就活にこなれてきている学生たちに辟易しながら
他企業にまだ見ぬ優秀な人材を取られまいと
次々と新しい作戦を繰り出していく駆け引き。
小説家になり退職した居候の元部下セキ。
従順な新入社員たち、猫カフェでみつけた猫と常連。
欲求に正直になれる情熱は、
行きすぎかもしれないけど淡白な現代で結構重要かもね。
最後がちょっと雑な終わり方のような気がしたw)^o^(
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採用担当者の話です。就活ってする方も大変ですけど、取る側もこんなに大変なんですね・・・優秀な学生だと、企業が絶対にほしいと思ってあの手この手で取ろうとしてくるんですね。凄い!今はネットで情報収集をしたりしますが、工作員?がいて、それも企業の宣伝に使われてると思うと、100%信用はできないです。
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と或るIT企業。前年は採用広報に失敗しブラック企業との噂まで流れてしまう。新たに志帆子が採用担当に選任された。
会社の業務や求める人材、競合他社の具体的な情報が入ってこないので何をしているのかわからんといった感じ。
ネットでの評判を気にしたりグループワークを打ち出したり最近の事情を込めた風だが表面的で半端。
採用担当の仕事を書きたかったのだろうか。
仕事をする志帆子の変化を書きたかったのだろうか。
わかりやすいドラマはなく志帆子への親近感も特になく今一つ。