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装丁の雰囲気、そしてタイトルの「ポニーテール」から、てっきり野球少女が主人公のジュブナイルだとばっかり思っていたら、とんでもない。読み応えのあるスポーツ小説だった。装丁とタイトルで損をしているとしか思えない。
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タクトくんとの再開。胸を張って投げていれば、きっとだいじょうぶ。お母さんの言葉。やりなさい。何を迷う必要があるの。夢が叶うんでしょう。マウンドに立つ真琴の姿を見てみたい。私、暴れてやるからね。さわやか、面白い。
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著者が東京学芸大出身。野球を専門に書く小説家がまた一人誕生したかと。分かりやすい設定に、共感しやすい心理描写。あっという間の読了。まっすぐな青春群像小説ですなあ。
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日本プロ野球、史上初の女性投手となった鳥海真琴は1点リードで迎えた最終回のマウンドに登場した。子どものころから野球が好きでプロ野球選手になるのが夢だった。少年野球チームでは男の子を相手に打ち取る快感を覚えつつあった。中学生になり、女性としての体の変化や男子との体格差が目に見えて現れてきて、力で抑えるピッチングの限界を悟りサイドスローに転向した。高校に進学し、野球部に入部するも男子との差をますます感じるなか、中学からの同級生で正捕手の君澤龍也との投球練習だけが幸せだった。しかし、真琴の身に思いがけない不幸な事件が襲いかかる。一度は野球から離れた傷心の彼女が祖父に連れられて来たのは女子硬式野球チームの練習場だった。再び野球への気持ちを取り戻し、夢に向かって立ち上がる。男社会の野球という世界に、悩み、苦しみながらも野球への情熱を胸に、両親、親友、チームメートに支えられながらひたすらに投げ続けるひとりの少女のストーリー。
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今年 初めて甲子園で女子高校野球の決勝が行われ、この本と重なる部分が多く 野球ファンの主としては面白かったです!